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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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青森に蝶とトンボを追う -1-
先週は青森県に出張。仕事仲間は金曜日の午後、用件が終わるとねぶた見物に出かけた。私にとってもねぶたは確かに魅力であるが、昆虫の誘惑には勝てない。明日に備えてM市のホテルに移動した。
どうせ青森まで来たのだからここまで来ないと見られない蝶とトンボを追いかけてみたい。
青森特産の蝶とトンボはいない。しかし北海道と青森にしかいない種類が蝶とトンボに1種類ずついるのだ(実は蝶がもう1種類いることに実物を見て気付くことになる)。
まずトンボではマンシュウイトトンボ。以前は北海道の、しかも東北部と利尻島まで行かないと見られないとされてきたが、2000年に青森県で発見された。これは是非見ておきたいトンボであるが、もう一種類それに先立って撮りたいトンボがあった。カラカネイトトンボ。これも寒冷地に産するトンボだ。関東でも尾瀬では見ることが出来るというが、青森まで来ると平地にも産地があるという。土曜日はちょっと遠いけど、先ずこのトンボがいるという場所へ向かった。
ここは人工的な環境であるが、イトトンボ類は豊富だった。クロイトトンボの交尾体と、アオイトトンボの連結を撮ることができた。
e0167571_22312643.jpg
e0167571_22314168.jpg
他にコフキトンボやハラビロトンボなど多くのトンボが飛んでいる。しかし肝心のカラカネイトトンボどころか北方系のイトトンボは何も見ることができない。ちょっと遅かったのかもしれない。青森なら真夏でも暑さは大したことなかろうとたかをくくっていたが、今年に限っては、滞在中ずっと東京顔負けの記録的な猛暑日が続いた。暑さにめげつつも仕方なく次の場所に移動するが、ここで午前中をつぶしたのが痛かった。
そのあとマンシュウイトトンボを捜すが、オオイト君とゼスジイト君ばかり(写真はセスジイトトンボ)。
e0167571_22332854.jpg
ピンポイントの情報がないと水辺にさえ近づけないところもある。時間切れが近づく中、最後のポイントへ。ここも足の踏み入れようもない密生した葦原の中を未舗装の道が延々と続く。蝶はウラギンスジヒョウモンが時々飛ぶ。
e0167571_2233593.jpg
車をしばらく進めると湿地の反対側に出る。今日はこれまでと諦めて、最後に少し車を降りて歩いてみる。空はいつの間にか雲が広がりパラパラと雨粒も落ち始めた。すると葦が途切れてスゲの仲間と思われる草原に入れそうな所があった。
e0167571_22342942.jpg
足を踏み入れるとそこは足首から脛くらいまで沈む程度の湿地だった。既に5時近く、暗くなり始めている。すぐに小さな虫が足元でとんだ。イトトンボのようであるが、一度飛ぶと完全に見失ってしまう。何度か飛ばれた後、やっとのこと近寄ってみると、どうも目的のカラカネイトトンボのようだ。密生したスゲと暗さから撮影には苦労したが、ほんの2、3枚だけピントが合ったものが撮れた。
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e0167571_2235476.jpg
カメラの液晶で拡大すると確かにカラカネイトだった。それほど小さくて判りづらいトンボだった。見るまでは小さくて宝石のように美しいトンボと思っていたが、実際には美しさがわかるほど大きくなかった。暗かったせいかも知れない。メスはこんなものしか撮れなかった。
e0167571_22352318.jpg
マンシュウイトトンボにはふられたが、カラカネイトだけでも撮れて、暑い一日の最後に何とか報われた感じがした。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-09 22:40 | トンボ | Comments(8)
Commented by CLと棒 at 2010-08-09 23:52 x
これはまた、ターコイスブルーの美しいトンボじゃありませんか。お目当てのカラカネイトトンボに会えてよかったですね~~~。このトンボはじめてみました。^^
トンボは奥が深いですね~~。^^
Commented by エフ at 2010-08-10 08:17 x
カラカネイトトンボ撮影おめでとうございます!
たしかに雰囲気のあるトンボですね。
時間切れ寸前の快挙に歓びもひとしおのことと思います。
次回のチョウも楽しみにしています。
Commented by banyan10 at 2010-08-10 13:38
カラカネイトおめでとうございます。
ぎりぎり間に合って良かったですね。
マンシュウイトは残念でしたが、次の機会ですね。
僕も来年当たりは北海道へ良い時期に行きたいところです。
蝶の方は2種類撮れたようですね。楽しみにしています。
Commented by dragonbutter at 2010-08-10 22:15
CLと棒さん、コメントありがとうございます。
確かに写真ではとてもきれいですが、実物は小さくて、あたりは暗いし、しかも敏感なんでじっくり観察することが出来なくて残念でした。
このトンボは長野県にはいないと思います。
Commented by dragonbutter at 2010-08-10 22:17
エフさん、コメントありがとうございます。
カラカネ色(金属光沢のある緑色)と水色の組み合わせが粋ですよね。
夕暮れの中でやっと撮る事が出来ました。
Commented by dragonbutter at 2010-08-10 22:19
banyanさん、コメントありがとうございます。
実はマンシュウイトの方が可能性が高いと思っていたんですが、、
蝶の方は眠くて今日はアップできませんでした。
Commented by Noreen05 at 2010-08-10 22:48
青森のイトトンボを美しく撮影されていますね~先日イトトンボも撮影したのですが、見事にピンボケでしたっ(汗)。
カラカネイトトンボ撮影おめでとうございます~♪なかなかお洒落なイトトンボですね!
マンシュウイトトンボは北海道にもいるのですね~~何処にいるのでしょう!探してみたいです。
Commented by dragonbutter at 2010-08-11 09:29
Noreenさん、コメントありがとうございます。
マンシュウイトトンボは主にオホーツク海沿岸に局所的に見られるようです。ずっと飛び離れた青森にいるのは本当に不思議です。
それにしても撮りたかったなあ。
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