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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
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八ヶ岳に咲くツクモグサ
この週末は梅雨空の中、八ヶ岳に登った。先週末の三ツ峠山は八ヶ岳の予備登山だった。目的はツクモグサの撮影。
高山植物の中には極端に分布の限られるものがある。その筆頭がキタダケソウ。世界中で北岳の頂上直下にしか見られない。キタダケソウは6年前に撮ることが出来た。ブログを始める前のことだ。
ツクモグサも本州では白馬岳と八ヶ岳(横岳)にしか分布しない貴重な花だ。両種とも観察を厄介なものにしているのが開花時期である。花の咲くのが梅雨の最中なのだ。雨に降られたくないと言っているとなかなかチャンスがないのだ。
今回も「午後から雷を伴い強く降る」という土曜の予報だったが、運良く稜線に出ても幸い雷は鳴らず、風もほとんどなかった。
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ガスの中、ケルンを頼りに辿りついた硫黄岳山荘はこの日「タルチョ祭」という安全祈願祭の日だった。
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夜はリピート山中氏のコンサートがあり、また地酒もたっぷり振舞っていただき楽しい時を過ごした。小屋に着いた直後から雨が降り始め、一晩中止まなかった。
翌朝も続く雨とガスの中、横岳を目指す。雨はすぐ小ぶりとなったが風が強い。横岳に近づくと広い稜線が一変し、狭い岩稜となり、鎖や梯子が出てくる。岩が濡れているので慎重に進む。
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ツクモグサは横岳最高峰のすぐ手前の切り立った崖に咲いていた。
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こんな岩場に。
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そこそこの数が見られるが、足場が悪くて撮影できる株は限られる。この花はお分かりのとおりオキナグサに近い種類で、暖かそうな毛に覆われている。
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赤岳や阿弥陀岳を背景に撮りたかったが、ガスの中雨に濡れるツクモグサもまた良い。
この他に見られた花を少し。チョウノスケソウ。これも初めて見た。
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オヤマノエンドウとハクサンイチゲ。
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これまた初見のウルップソウには少し早過ぎで、小さな一株を見ただけだった。
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まだまだ高山植物のシーズンはこれからなのだ。麓の登山道の脇にキバナノコマノツメの見事な群落があった。
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山岳展望には恵まれなかったが、目的も果たせ思い出に残る山行となった。
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一緒に登っていただいたHさん、お疲れ様でした。
最後に一つ、残念、というか心配な風景。赤岳鉱泉の先で広範囲に剥がされた樹皮。
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鹿の食害だ。鹿も生きるのに必死なのはわかるが、これは深刻だ。鹿の駆除にオオカミを放せば、という考えが分からないでもない。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-06-17 23:49 | | Comments(2)
Commented by maximiechan at 2013-06-18 06:18
かつてこの花目当てで何回も横岳に登ったのが懐かしいです。
一度は残雪が多くて登山道が分からなくなってしまい、諦めて下山しました。そのとき、ヒメギフチョウを目撃しました。あと少しで撮影できるというとき、登山者が来て飛ばれてしまったのが悔しかったです。私が使っていたのは杣添尾根の登山道で、横岳の稜線に出るには一番の近道でした。
そして、7月の上旬にはクロユリやウルップソウ、ヤツガタケキスミレを狙ってまた足を運んでいました。
いずれも深夜出発の日帰り登山でした。今は体力が衰えてとても無理です。でも、この花はまた見てみたいと思っています。そして、しっかりと写真にも収めたいです。
Commented by dragonbutter at 2013-06-18 22:44
maximiechanさん、コメントありがとうございます。
杣添尾根は最短距離で稜線に出られますが、残雪でルートファインディングに手間取りそうなのと、稜線で一泊するつもりでしたので美濃戸から登りました。
ヤツガタケキスミレは私も見たかったのですがちょっと早かったみたいです。
一泊すると大分楽ですのでまた登ってみてください。
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