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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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by Animal Skin
自然から学ぶ
最近知った話から
高速飛翔から空中の一定の場所に留まるホバリングまでこなすトンボの卓越した飛翔力は驚異的である。前後別々に動かす羽ばたき方にその秘密が隠されていることは我々素人にも想像できるが、翅の特殊な構造も重要なのだそうだ。
トンボの翅は翅脈によって細かな部屋に分かれている。
下の写真(オオキトンボとチョウトンボ)では翅が太陽の光を反射して美しく輝いているが、よく見ると部屋ごとに光り方が違っている。
e0167571_1913039.jpg
e0167571_2015230.jpg
特にチョウトンボでは部屋ごとに色や光り方が異なり螺鈿細工のようだ。これは部屋ごとに少しずつ折れ曲がって凹凸を作っているため太陽光との角度が異なるためである。
e0167571_2021027.jpg
つまりトンボの翅の断面は薄板を凸凹に折り曲げたようなものなのだ。この構造のために、飛翔中翅の上面に小さな空気の渦を次々につくり出し、後ろに向かって流すとともに、小さな渦の列を利用して空気の翼型を形づくり、その外側の空気を速やかに流しているらしいのだ。
この特性を利用して、微風でも回り、なおかつ一定風速以上でおおむね一定回転を維持できて、台風にも耐える風車を作ることができたらしい。将来風力発電への応用が期待されている。詳しくはhttp://www.nbu.ac.jp/topics/archives/mfrl-201103.pdfをご覧ください。
生物の機能を模倣することで新しい技術を生み出す学問はバイオミミクリーと呼ばれ、他の例として、ひっつき虫(服に引っかかるあのいやーな種子のこと)やヤモリの足(これは吸盤じゃなくて、微小突起が作り出すファンデルワールス力で吸い付くんだそうな)とマジックテープ、フクロウの風切り羽と新幹線のパンタグラフの消音装置、カタツムリの殻と防汚性の外壁や便器など枚挙にいとまがない。生き物から学ぶことはたくさんあるようだ。梅原猛先生の説く自然中心主義の哲学と無関係とは思えない。
週末は健康のありがたみを実感しながら散策。3月10日にミヤマセセリ初見の記録のあるポイントで(正確にはもう少し奥で)複数のミヤマセセリを観察できた。
e0167571_2024858.jpg

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Top▲ | by dragonbutter | 2014-03-23 20:05 | チョウとトンボ | Comments(6)
Commented by himeoo27 at 2014-03-24 22:07
チョウトンボの翅の虹色の輝きには魅了されますね!
私も蝶撮の合間にチャレンジしていますが、なかなか
上手く撮り込めません(涙)。
Commented by dragonbutter at 2014-03-24 22:36
himeooさん、コメントありがとうございます。
チョウトンボは意外と敏感でうまく撮影できる位置になかなか止まってくれませんので苦労します。
Commented by 虫林 at 2014-03-31 00:33 x
アブレーション成功おめでとうございます。
僕の知り合いもひどい不整脈でアブレーションを受け元気です。
本当に良かったですね。
トンボの翅の秘密は興味深く拝見しました。
Commented by dragonbutter at 2014-03-31 23:04
虫林さん、ありがとうございます。
おかげさまで不整脈はピタッと止まっております。
アブレーションも技術が向上しているので、これから受ける人が増えるでしょうね。
虫林さんのベトナムのチョウを楽しく拝見しました。
Commented by yoda-1 at 2014-04-13 11:07
ちょうど科学技術館で、バイオミミクリの特設展示があり、文理大学の風者を研究しているという修士学生が解説員でいました。
昆虫の進化に驚きです。
遅くなりましたが、手術成功だったようで、おめでとうございます。
Commented by dragonbutter at 2014-04-13 21:39
グッドタイミングな記事になったようですね。
進化の歴史はヒトの知能を超えているということでしょうか。
体調はおかげさまで良好です。
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