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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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アオバセセリの求愛ショー
Fさんとスミナガシのポイントに出かけた。
お昼頃晴れ間が出るとの予報であったが、結局山では日が射さなくて気温も低かった。
スミナガシどころかサカハチチョウも飛ばない。
しかしポイントに着くとミツバウツギにアオバセセリが集まっていた。この蝶は曇天でも活動するようだ。去年も多い印象だったが、今年は更に多かった!スミナガシが多かったことからも、近くにメジャーな発生木があるに違いない。
静止シーンは十分とれたので、飛翔を狙った。といっても弾丸のように飛び回るのを撮る技術は持ち合わせていないので、飛び立つところを狙うしかない。チャンスはいくらでもあるので数打てば少しは当たった。
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渓流の水でコーヒーを沸かし、コンビニのおにぎりで空腹を満たす。そろそろ山を下りながら他のポイントをチェックしようかと思い始めた午後1時、突然アオバセセリの求愛タイムが始まった。それまで雌雄の区別は考えずに撮影していたが、メスは少し大きめで翅の色が幾分黄色がかっている。何といっても行動が随分と違う。メスはゆっくりと落ち着いて吸蜜する。他の花に移る時もゆっくり飛んで隣の花や枝に移動するだけのことが多い。
そこにオスがやってきて下方から飛びながら求愛する。
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しつこいとメスが嫌がって飛び立つ。胴体を垂直に立ててホバリング気味にゆっくり移動する。黒っぽい胴体にオレンジの頭部が目立ち、まるで火のついた黒い蝋燭が空中に浮かんでいるようだ。オスはその周りをくるくると回りながら付いてゆく。時に複数のオスがまとわりつく。
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しかし交尾に至ることは決してない。これはきっと交尾拒否なんだろうとFさんと話し合った。帰ってから調べると、保育社の生態図鑑にもそう書いてあった。この場面は6年前にこの1km余り下流で目撃したが、突然の出来事で撮影できなかった。でも今回は数が多いのでこのような飛翔も何度も目撃でき、何枚か撮ることができた。
交尾に至る時はどうなるんだろうか。そもそも交尾写真は見た覚えがないが、どこで行われるのだろうか。そんな話をしながら山を下りることにした。期せずして6年越しの夢が叶った。
Fさん、お世話になりました。
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Top▲ | by dragonbutter | 2017-05-15 23:13 | チョウ | Comments(6)
Commented by banyan10 at 2017-05-16 09:00
求愛の飛翔は見事ですね。特に下から2枚目はピントも合って翅表と翅裏なのが素晴らしいです。
ゆっくり回りますが、すぐ上がっていくので撮影は難しいですよね。
やはり吸蜜中の雌は求愛しても駄目なのでしょうか。
交尾は検索しても見つかりませんね。
Commented by dragonbutter at 2017-05-16 22:56
banyanさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通りチャンスが多くないとピントを合わせる前に遠くに行ってしまいますね。
保育社の生態図鑑にも「配偶行動の観察例はない」と書いてありますが、それから30年以上たちますので誰か報告しているのではと思います。
Commented by fanseab at 2017-05-20 21:51
一言、ただただ素晴らしいです。
どの程度の距離離れていたか、わかりませんが、
広角飛翔も撮ってみたいもんです。
もちろん、こんなシーンに出会えればの
話ですけど・・・・・。
Commented by dragonbutter at 2017-05-21 06:21
fanseabさん、コメントありがとうございます。
メスはゆっくり移動しますから広角飛翔も十分狙えると思います。
広角飛翔は苦手ですが、次の機会に恵まれればぜひ挑戦したいと思います。
Commented by HemlenK at 2017-05-24 05:26
交尾拒否?そうなんですか。あの♀がゆっくりと上がっていく様は、てっきり♂の力を試しているのかと思っていました。banyanさんが言われるとおり、占有行動中ではなく吸蜜行動中なのが不思議ですよね。わからないことだらけです(*^^*)
Commented by dragonbutter at 2017-05-24 23:28
ヘムレンさん、こんばんは。
図鑑にはそう書いてあります。
交尾の前はどういった行動にでるのか知りたいです。
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