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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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"SF homes" Skin
by Animal Skin
カテゴリ:チョウ( 199 )
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シーズン始動
久しぶりの休日。快晴で昨日の風も弱まるという予報。
小畔川日記のダンダラさんが初モンキチョウを観察したということなので、さっそく出かけてみた。しばらく探していたらダンダラさんご夫妻とbanyanさんが見えた。
4人で探し始めたがなかなか見つからない。その間ゴマダラチョウ(上)、アカボシゴマダラ(中)、モンシロチョウ、そしてジャコウアゲハ(下)の蛹を教えていただく。
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ゴマダラチョウは落ち葉の裏で越冬しているのは何度も見たけど、エノキの幹で冬越しするのは初めてだった。
banyanさんが一時帰られた後、少し下流で探したらようやくメスが飛び出した。うれしい初蝶。
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去年の2月28日の記録を大幅に更新した。しかしここのモンキの発生は毎年非常に早く、1月に飛び出すこともあるというので、今年が特別早いわけではないらしい。
天気がいいのであまり画質が良くないTG-3でもまずまずの広角写真が撮れた。
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もう1月ほどすると気の早いミヤマセセリも飛び始めるかもしれない。
皆さんお世話になりました。久しぶりにお会いできて初蝶を見られたと同じくらいうれしかったです。
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Top▲ | by dragonbutter | 2016-02-11 22:16 | チョウ | Comments(8)
葉裏で耐える -その2-
2週間前にヒカゲチョウの越冬幼虫の観察ができたので、「次はクロヒカゲじゃ」と勇んで成虫が多かった多摩丘陵の一角に出かけたが、惨敗していた。
今日は気分を入れ替えてアサギマダラの越冬幼虫探しに家内と出かけた。
アサギマダラは渡りで有名で毎年ニュースになっているが、幼虫で冬を越すこともできる。しかし越冬できる北限は東京付近まで。これは常緑の食草であるキジョランの北限に一致する。
今日行った場所もキジョランの北限に近い場所のはずだ。山道を歩き始めると青空が広がって来た。山道には2週間前に降った雪が所々残っているので慎重に歩く。キジョランはかなり豊富に生えているが、雪と急斜面のため道から外れるのは危険。道沿いで幼虫を見つけなくてはならない。
食痕、それも新鮮なやつを探しながら進んでいく。最初の幼虫は歩き始めて30分ほどで見つけた(赤丸の付近、青丸の葉裏にいた)。
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3齢だろうか。
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しかしこの幼虫の周りには新鮮な食痕はなかったので、必ずしも食痕にこだわらなくてもいいのかもしれない。キジョランには毒性の強いアルカロイドが含まれるので、これを食べる幼虫は毒をもつことを天敵に知らせるため、このような派手な色をしている(警戒色)。
更に進むと、先を歩いていた家内が食痕の多い株を見つけた。さすがにここにはいるはず、と思って気合を入れて探すと、間もなく1匹目を見つけた。さっきより少し小さいがこれも3齢だろうか。
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3匹目は同じ株から家内が発見した。これが一番小さくて、2齢かと思われた。
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幼虫は、自身を毒から守るため、丸く葉を食い破り、毒を含む白い液を染み出させ、毒の量が減った葉を食べる。十分育った幼虫は、葉の基部に噛み傷をつけて1枚の葉をしおらせて丸ごと食べるようになるという(この部分は論文があるとしたら原典にあたっていないので間違っていたらご指摘ください)。
だから円周状の食痕があり、その内側が抜けていなくて、食痕に白い液が付いているものが新鮮で、近くで幼虫が見つかる可能性が高いということになる。3匹目のいた葉に赤く丸を付けた食痕はそんな例だろう。
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3匹見つかったので満足してしまってその後は真剣に探さなかったけど、キジョランが生えている場所は限られているようであった。
稜線で記念撮影。
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ここ3週間で休みは今日だけだ。せっかくの休みなのでゆっくり過ごせばいいのだが、私にとっては山歩きをした方が心の静養になるようだ。
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Top▲ | by dragonbutter | 2016-01-31 22:04 | チョウ | Comments(4)
葉裏で耐える
この季節、ヒカゲチョウの越冬幼虫が観察できるとのことなので、近くの公園に出かけた。ここでは何年か前、ヒカゲチョウの産卵を観察したことがあるので(残念ながら撮影はできてないが)どこかにきっといるはず。
この公園では早くも梅が開花していて、菜の花と一緒に撮ることができた。
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アズマネザサ(多分)の葉を丹念に裏返していく。食痕が目印らしいが、それらしいものは沢山あって大変だ。途中花の写真を撮ったりしながら1時間ほど探しただろうか。地上15cm程の葉裏でようやくビンゴが出た!こんな環境だった。
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黄色い丸の裏側にいた。
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葉を裏返すと葉より明るい色をしており結構目立つ。
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しかし葉を元の状態にして、低い位置から逆光気味に覗くと色が紛れることがわかる。
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長さは1cmほどだろうか。原色日本蝶類生態図鑑によると越冬幼虫は3-4齢だという。中脈から少しはずれた位置で、葉脈と並行に頭を葉柄側に向けて休んでいた。顔(?)が可愛いらしいけど、頭部をしっかりと葉に密着させていたので、撮るのは遠慮した。寒さにじっと耐える姿は健気だった。
結局この1匹だけだったけど、狙ったものが撮れてよかった。茂みの中まで分け入って探すわけにもいかないし、地上に降りて落ち葉に潜り込んでいるものはちょっと手が出ないので、初挑戦で見つかったのはラッキーというべきか。
途中から雲が広がってとても寒くなった。帰りによく行く店でカツカレーを食べて暖まって帰った。
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Top▲ | by dragonbutter | 2016-01-17 18:56 | チョウ | Comments(2)
謹賀新年2016
皆様、あけましておめでとうございます。
今年もマイペースで観察を続けていきたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
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上の写真は道東で撮ったゴマシジミ。裏面にあるゴマ様の黒い斑点が外縁のもの以外完全に消えているものが少数混じっていました。ゴマシジミとは思えないでしょ。
下の写真は都幾川の河川敷で撮りました。ヒバリの囀りが聞こえる春爛漫の空のもと、長いこと絡んでいました。
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Top▲ | by dragonbutter | 2016-01-01 07:08 | チョウ | Comments(12)
マイホームで冬越し
週末が忙しく、たまに時間がとれる日も雨だったりして、フィールドは3週間ぶりだ。
異常に温かい陽気が続いていたが、この週末ようやくこの時期らしい冷え込みが来た。

ホシミスジは5年ほど前から多摩東部で分布を拡大している。人為的に移入されたものらしくDNA分析からは西日本の個体群だとのこと。公園や個人宅のユキヤナギで発生している。
今年初めだったかな、幼虫の越冬巣を探したが敗退した。今日はそのリベンジ。しかし公園のユキヤナギには葉が随分残っている。こんな状態で、たくさんある株の中から小さな越冬巣を見つけるのは砂浜に落とした指輪を見つけるみたいだ(笑)。でもここでは6月に成虫を複数目撃しているのでどこかにいるはず。指輪は何個もありそう。
集中力が途切れるころ蛹の抜け殻を発見(四角内は今年6月に撮影した成虫)。
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ちょっとやる気がでる。1時間ほどでようやく越冬巣発見。8mmほどの小ささだ。
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一度目を離すと再び見つけるのがしんどい。かなり低い枝だった。
中味を確認したいところであるが、この寒空に命取りになりそうなので移入種とは言え遠慮した。結局越冬巣はこれだけ。蛹の羽化殻は2個だった。
春になったら幼虫が見られることを期待しよう。
今日は季節風も弱まり、ムラサキシジミとヤマトシジミも何回か見た。
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Top▲ | by dragonbutter | 2015-12-20 16:22 | チョウ | Comments(6)
晩秋の公園にて
近場でムラサキツバメの集団越冬を観察したいところだが、今年も安易に有名公園へ出かけた。予報より早く雲が増えて、あまり日が射さなかった。先ずムラサキシジミが飛んでいた。
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まだきれいなメスだった。池ではアキアカネが1匹だけ残っていた。
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時々飛び立っては戻って来た。競い合うオスも、ペアを組むメスもいなくて寂しげだった。
ウラギンシジミは山茶花の周りを何かを見定めるように小刻みに飛んでいた。越冬場所を探しているようだった。
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結局ここに落ち着いた。
ムラサキツバメは時々飛んだが、低い所に降りてくれなかった。それに翅が欠けた個体がほとんどだった。最初に見つけた集団越冬は3匹だった。
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小鳥のように並んでとまっていて可愛い。
暖かい日だったので時々飛び立つようで、時間を空けて覗いてみると少し数や位置が変わり、最終的には4+6+3+2で15匹となった。10mくらいの範囲のカクレミノとマテバシイに集まっていた。
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道標の上にドングリとピラカンサの実がきれいに並んでいるのに帰り道で気がついた。
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きっと並べたであろう子供の優しさが伝わってきてほっこりした。
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Top▲ | by dragonbutter | 2015-11-22 18:40 | チョウ | Comments(2)
生き延びる外来種
外来種のムシャクロツバメシジミ(以下ムシャクロツ、ちなみにムシャは台湾の地名「霧社」に由来するが、日本で問題になっている個体群は中国大陸産だという)が名古屋の河岸で見つかってから2年が経つ。去年は「駆除大作戦」と銘打って大々的に駆除が試みられたが、消滅には至らず、今年も少数発生しているらしい。
いついなくなるかわからないので、外来種とはいえ見てみたいとは思うものの、遠いため行きそびれていた。先日名古屋出張に絡めて現地を歩いてみた。天気は曇り。予報より悪い。
最寄り駅で降りて、川の左岸を下流に向かって歩いた。食草のツルマンネングサは道沿いに繁茂している。
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ヤマトシジミのメスが飛ぶとドキッとした後がっかりする。
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最も多い蝶はイチモンジセセリでチャバネセセリもアレチハナガサ(多分)に集まっていた。
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5人の採集者に行き会った。1匹採れた方が一人いただけで、他の方は目撃もしていないという。地元の採集者によると、採れて1日に1匹らしい。撮影はかなり厳しそう。
2キロ以上歩いたが、食草がなくなったので引き返す。天気は好転しそうにない。右岸を探索する時間はないし、復路も半分くらい過ぎて次第に敗退の可能性が濃厚になった頃、足元にひらひらとシジミチョウが飛び出した。ゆっくり飛ぶので翅表が真っ黒なのがよくわかる。ひょっとして、と思って目で追うとすぐに地面にとまった。
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これが唯一目撃できたムシャクロツとなった。
とても不活発で、一度とまるとなかなか飛ばない。手乗りにしようとゆっくり指を差し出すと飛び立つけどまたすぐとまるので、撮影には苦労しなかった。翅表はほとんど真っ黒。
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まあまあ新鮮な個体だと思うけど、黒い蝶は擦れが目立つ。
センダングサで吸蜜もしてくれた。
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そうこうするうち産卵を始めた。
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ピンぼけながら産んだ卵も写っている。
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卵はクロツバメシジミに似てとても小さい。
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広角も撮れたし、採集者がいたら教えてあげようと思って見回すが、視界の届く範囲には誰もいない。蝶は卵の写真を撮っている間に見失った。
本当は手か帽子で捕まえて駆除すべきだったのかもしれない。しかしこれほど長いことモデルになってくれた子を駆除するのは忍びなかった。後で調べると、去年の駆除範囲の下流端あたりだったと思う。
採集圧のためか、河岸では数は極めて少ないものの、発生は続いている。住宅地にも広がっているらしいが、ポイントがわからないので探索できなかった。
やはり採り尽すことは不可能と思われ、食草も広く繁茂しているため、今後も細々と発生が続きそう。飼育している方もいると思うが、この蝶を別の場所に放すことだけは厳に慎むべきだろう。
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Top▲ | by dragonbutter | 2015-10-12 08:53 | チョウ | Comments(14)
舞い降りた崖の上の貴婦人
久しぶりに蝶の話題です(笑)。
日曜日はFさんとHさんをお誘いしてツマジロウラジャノメを探しに山梨の林道に出かけた。メスはぼろぼろの証拠写真、オスもあまり近づけなくて満足度の低い写真しかないのだ。
最初に入った林道では初めは天気が芳しくなくて気温も低めなためか、蝶自体がほとんど見られなかった。車でどんどん奥に行くと白樺が表れて明るい伐採地に出た。キオンやヒヨドリバナ?といった花々が咲き乱れ、アサギマダラがたくさん飛んでいる。残念ながらここは鹿よけの柵が厳重に張り巡らされており、蝶たちに近づくことができない。しかし防護柵の向こうで吸蜜中のギンボシヒョウモンに違和感があった。
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飛び古した個体ではあるが、地色の褐色がやけに白っぽい部分がある。黒点はしっかり残っているので鱗粉がはがれたのではなさそう。
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どうやら白化型のようだ。帰ってから調べるとギンボシヒョウモン、ウラギンヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンの白化型がウェブでもいくつか見つかった。その目で探せばそれほど珍しくはないのかもしれない。裏面を詳しく見たいところだったが、飛んで行ってしまった。
結局目的のツマジロウラには会えなくて、いったん幹線道路に出て隣の林道を探した。こちらは入って間もなくゲートで行き止まるので、あとは延々と歩いて探した。崖は次々と現れるのだが、土っぽかったり、コンクリートが吹きかけられたりしていて理想的なものはなかなか出てこない。1時間は歩いたろうか、帰り道に出るかもしれないし、そろそろ引き返そうか、いや、もう少しだけ行ってみようなどという話が出てきたころ、左手の崖をそれらしい影が。何度か飛んだジャノメチョウより明らかに小さい。コンクリートが吹き付けられた崖の高いところにとまった。オスだ。その後メスも飛んできた。なぜだろう、この崖にだけ複数のツマジロウラが飛来した。隣に草地の斜面があるのでそこで発生しているのだろうか。
しばらくするとオスは何度かストンと下りてきて法面や地面にとまってくれた。
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色は褪せていたが、羽が欠けてはいなかった。
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紫の花びらは崖の上のヤマハギが散ったもの。
メスは飛んでいても白斑がアクセントになって高貴な雰囲気だった。しかしなかなか降りてきてくれない。崖の上のヤマハギで吸蜜するが到底撮影できない。2度ほど我々のいるところに降りてきて、まるで偵察するかのように地面すれすれを飛んでくれたが、高所に戻ってしまう。それでもじっくりと待っていたら女神がやっと微笑んでくれた。
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白い縁取りがすがすがしい。羽には多少擦れた跡がみられるが、ここまで近くで撮れたら満足だ。第3化なのか、それとも遅く羽化した第2化なのだろうか。山梨では標高1000m以下では年3回、2000m以上では年1回発生ということだが。ちなみにここは標高1100m余りである。
ツマジロウラは分布も広く、希種には入らないと思うけれど、なかなかいいチャンスに巡り合えなかった。雄雌とも至近距離から撮影できてよかった。
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次は花との組み合わせで撮りたい。東京から近いので来年第1化を狙っていってみようかな。いい花が咲いているといいが。
Fさん、Hさん、お疲れさまでした。お誘いした立場上、最後になって舞い降りてくれてホッとしました。
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Top▲ | by dragonbutter | 2015-09-14 23:52 | チョウ | Comments(2)
二重人格の日陰者
子供の頃はちょっと山に入ると樹液によく集まっていたクロヒカゲモドキ。もう30年このかた見たことがない。長野や山梨でいるはずというポイントを教わって廻ってみても、見つけ方が悪いのかダメだった。
日曜日は北関東で探すことにした。去年撮影したというFさんにご同行頂けるので心強い。車を止めていざ出発、というところでカメラに望遠マクロを付けてスイッチを入れるとつかない!しっかりバッテリーを充電したまではよかったが、カメラに入れ忘れたのだ。まだバッテリーの予備は買っていない。仕方ないので余裕のある時にFさんのキャノン機に僕のメディアを入れて撮らせてもらおうと考えたが、タイプが違うのでそれもできない。こうなったらいつバッテリーが切れるかわからないTG-3しかない。認知症の初期症状なのだろうか・・・。
ポイントに着いて斜面を登り始めて周りを長竿で軽くスイープするとあっけなく第一号が飛び出した。
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急斜面なので何度か態勢を崩したが、飛んでも近くにとまるので撮影自体は難しくなかった。
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まだ発生初期でオスばかり(多分)。この後banyanさんから教わった別の支流に沿って上流へ。それらしい林で探すが見つからず、おにぎりを食べていたら前方に発見した。ここでも複数匹に会えた。昼間は極めて不活発で、ゆっくりと短い距離飛んで休んでしまう。
最低限の目的は達成したけどまだ開翅が撮れない。やはり夕方のテリ張りを待つしかない。時間がたっぷりあるので上の方を探したり、河原で休んだりしながらゆっくりと昼間いた場所に戻って待ち構えていたがいっこうに飛び出さない。採集者が上から下りてきて「テリ張りならこの上の某所で5、6匹始めていますよ」と教えてくれた。ここには以前樹液の出る御神木があって、クロヒカゲモドキが10匹くらい集まっていたが枯れてしまったとのこと。さっそくその某所に着くと、ものすごいスピードでオスが追いかけあっている。昼と同じ種とは思えない豹変ぶりに驚いてしまった。幸い低い位置にとまってくれるので撮影には苦労しない。そして念願の開翅写真も撮れた。
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ただ密度が濃いので、すぐに別個体が近づいてスクランブルをかけるため、何度もシャッターを押す前に飛ばれた。相手がスジグロシロチョウでも小さな虫でも構わない。すごい闘争心だった。スジグロとモドキ3匹の壮絶な絡みになることもあった。新鮮個体がたくさんいたので、先ほどの採集者は採ったとしても最小限だったのだろう。
蛇の目の紋がとても大きくて、その一つが眠っている(笑)個体を見つけた。
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紋の数が一つ少ないので眠っている紋は二つが融合したもののようだ。日本産蝶類大図鑑にも似たものが異常型として載っていた。
帰りの薄暗くなった林道でオレンジのきれいなオオウラギンスジヒョウモンに2度出会った。
家に着いたのは9時半を回っていたが、充実した一日となった。Fさん、お世話になりました。最後にFさんの一眼で撮らせていただいたショット。オートフォーカスの爆速にびっくり。暑い中、大変お世話になりました。
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Top▲ | by dragonbutter | 2015-07-20 16:37 | チョウ | Comments(4)
雨の中のハヤシ
僕には関東甲信越の蝶で未撮影種が結構残っている。ハヤシミドリシジミもその一つ(卵は撮影済み)。
我が家から多分一番近い某ポイントについては知ってはいたが、本当にいるんかいな、いても撮れるんだろうか、と半信半疑で行ったことはなかった。先週末奥多摩でお会いしたSさん(Eurosさん)が、そこで前日撮ったというハヤシの写真を見せてくださった。時期的にはもう遅いだろうが、行くなら今週末がラストチャンスだろう。天気の時系列予報では18時までは曇り、天気分布予報では晴れの区域と接している。これなら夕方のテリ張りが見られるかもしれない。
というわけで、昼食後ゆっくりと出発した。結局予報は悪い方にはずれた(泣)。出発した時一度あがった雨がパラパラと雨が降り始めていた。山の駐車場から一汗かいてポイントに着くころから少しずつ雨が本降りとなった。雨具の下だけ履いて傘を差しながらカシワの枝を叩いて回る。次第に上半身は雨でぬれてくるし、ズボンは蒸れるし、靴の中にも雨が入ってくる。最初に飛んだハヤシは遠くの木立に消えた。2匹目も見失った後の3匹目。飛び出したハヤシめがけて長竿を振り回したら近くの葉に降りてとまった(こうすると効果的のようだ)。雨の中撮れた新鮮なメス(?)の証拠写真。
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関西で撮影済みのヒロオビミドリシジミによく似た印象の色白美人。チャームポイントの口紅を塗ったようなオレンジの斑紋はほとんど隠れている。反対側に回り込んだら飛ばれた(がっかり!)。雨の中でも元気で敏感だ。この後ガスがかかって見通しが数十メートルになったので撤収。
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長々と書いて写真はこれだけだけど、いることはわかったので来シーズン再挑戦したい。
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Top▲ | by dragonbutter | 2015-07-04 20:36 | チョウ | Comments(8)
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