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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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カテゴリ:トンボ( 180 )
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梅雨明け早々に雨乞い?
海の日の連休の後、多忙で更新できなかったが、以下は連休の記録です。先ずは19 日(日曜日)から。
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私は大学の教養課程の頃、生物関係のサークルに入っていた。夏合宿では毎年山の中に1週間近くテントを張って生態調査をしていた。
ある年の夏、私は既に専門課程に進学してキャンパスも違うため、OBになっていたが、奥会津の山中で計画された合宿に参加させてもらった。でも植物に関しては素人なので、昼は余り活動せず、夜の宴会が主活動だった。キャンプ地の周りにはいくつか沼があった。ある日沼の近くで見たことのない青いイトトンボを見つけた。
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当時「山渓カラーガイド日本のトンボ」を穴の開くほど眺めていた私には、それが本州の数箇所からしか報告のないアマゴイルリトンボという珍種であることがすぐにわかった。撮影と共に採集もして、日本蜻蛉学会の枝先生に鑑定していただき、アマゴイルリトンボの新産地として報告した。
それから既に30年、その産地はどうなっているのか、アマゴイは無事なのか。今年は是非行って確かめたいと思っていた。
次回述べるが、現在ここは一人では安易に近づけない場所なので、Hさんに相談すると快く同行を承諾してくれた。
問題はまたもや天気である。二人とも土曜日は仕事があり、最大限2連休。しかも予報でお日様マークは月曜だけだ。そこで日曜日は朝早く発って、麓をまわることにする。
実は最近、麓の集落の近くの池でもアマゴイが見つかったという情報を得たからだ。
現地は曇りで、時々日が射すがにわか雨も降る変わりやすい天気だ。アマゴイといえば、豪雪地帯の山奥の沼が連想されるだけに、こんな場所に本当にいるんだろうかと半信半疑で捜し始める。それらしい池は間もなく見つけた。植生は豊かだが、田舎道のすぐ脇にあるどこにでもありそうな小さな池だ。
しかし岸辺を歩き始めてすぐにそのアマゴイが現れた!
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しかもいっぱい飛んでいるではないか。拍子抜けしつつも30年ぶりの再会に必死になって撮影する。半日以上たってから体中ダニか何かに食われたところの痒みに苦しむことになるとは思いもよらない。水辺にも簡単に近づけてこれだけ個体数が多いと色々なシーンを撮ることができて大満足。
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でもアマゴイのイメージが大分変わってしまった。多分、平日の朝晩は通学の子供や近くの工場へ通勤する人たちが歩くであろう道のすぐ傍にいるなんて!
このあと標高を上げて山の中の湿原に行ってみることにする。かって来たことのあるスキー場のゲレンデの中を通る車道を登ると湿原入り口。車を降りて10分ほど登るとぽっかりと林が途切れて湿原が出現する。看板にはハッチョウトンボとルリイトトンボがいるとある。
ハッチョウは木道に入るとすぐに出てきた。しばらくぶりなので、その日本最小の小ささに改めて脱帽。メスはアブのようで、目を凝らさないと見つからない。
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でも真っ赤なオスは小さくてもよく目立つ。
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ルリイトはこのあたりにはいないんじゃあ、と疑ったが、やっぱり確認したのは近似種のオゼイトトンボだった。
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だれかが誤同定したのか、それとも実際いるけど僕たちの前に現れなかったのかは定かでないけど。蝶もいろいろいそうだったが、あいにく雨が本降りになってきたので引き上げることにする。
しかしこれで、合宿で行った例の山奥の沼に行かなくてもアマゴイが見れてしまった。しかし明日は自分が見つけた産地にはどうしても行って確かめたい、と思いながら床に就いた。夜はちょっとした嵐だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-07-23 23:05 | トンボ | Comments(2)
早くもアカトンボの季節
土曜日に会議が入ったので今週末の休みは今日だけだった。天気予報がはかばかしくないので、出かけるのは都の西部にしておく。圏央道ができて大分行き易くなった場所だ。
特に何目当てというわけではなかったが、いくつか撮れたものを載せておく。
ムラサキシジミ♀:まさかまだ越冬個体が生きているとは思えないが、かなり擦れている。でも紫色は健在だ。
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夏型のサカハチチョウも既にくたびれている。
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カワトンボ:ニホンカワトンボかアサヒナカワトンボかは?だ。
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早くもアカトンボの仲間がでていた。ヒメアカネ(上オス中メス)とマユタテアカネ(下メス)が混棲していた。
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秋の真っ赤なアカトンボもきれいだが、羽化して間もない未熟な個体も黄色が新鮮でかわいらしい。
梅雨明け前というのに秋の準備はもう始まっていた。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-07-12 22:30 | トンボ | Comments(0)
憧れのヒヌマイトトンボ
チョウやトンボは美麗種が多いので愛好家も多い。だから日本の土着種で未発見の種類がいるとは極めて考えにくい。最後に発見されたトンボがヒヌマイトトンボである。昭和46年7月のことであった。これを朝比奈博士は“Mortonagrion hirosei, the last new dragonfly species from Japan?”と題する論文で発表された(hiroseiは発見者の一人、広瀬氏に因む)。つまり、今後もう日本から新種は見つからないだろうと予測されたわけだ。実際、分類の細分化によるもの以外、その後の発見はない。
私が一番長いこと捜していて会えてないトンボがこのトンボであった。学生の頃から、報告のある鶴見川、江戸川、多摩川の河口を捜したが見つからない。アシ原の奥深くまで入っていかなかったからかもしれないが、とにかくダメだった。
今日は茨城まで遠征することにする。昨年撮った方から聞いた大体の場所に着いた。どんよりとした曇り空である。このあたりだろうとは思うが、ピンポイントの情報はない。
長靴に履き替え、ここぞと思われるアシ原に足を踏み入れてすぐ、小さな紛れもないヒヌマイトトンボがいた!
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見つかるときはこんなにあっけないものだ。足首あたりまで泥に漬かりながら少しずつ進むと次々と飛び出した。オスは胸の前面の4個の緑色斑が特徴だ。薄暗いアシ原でこの斑紋はまるで暗い部屋で見る時計の蛍光のようで幻想的である。
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一度飛んでもすぐとまるし、曇天だからか、容易に接近可能だ。少しずつアシ原の奥に逃げる傾向はあるけど。未熟なメスもいたが、まだ少し早いからか、交尾は観察できなかった。
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おっと、やや大きめなこのイトトンボはアオモンイトトンボだ。これは未熟なメス。
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ヒヌマイトの天敵で、これがでてくると食われてしまうらしい。
ヒヌマイトトンボの生息場所には他に目ぼしいトンボはいない。もちろんチョウも。だから今まで見つからなかった日には、何ら副産物はなかった。きょうもヒヌマが撮れてしまうと他に捜すものもなくなって、1時間足らずで引き上げることとなる。
今日はもう一ヶ所、何度も行ったことのある野田市の沼に立ち寄ってみる。青くなったオオセスジイトトンボを見たかったからだ。しかし今年は非常に少ない。沼の沖のほうを飛ぶのを1、2回遠くに見ただけで、ちょっと心配である。
そのかわり虫の神様は今までここで見たことのないチョウを2種類見せてくれた。先ずミヤマチャバネセセリ。
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こいつは決して珍種ではないしきれいでもないが、どこに行けば必ずいるという種類でもないため、デジカメでは初撮りとなった。どこにでもいるイチモンジセセリに似ているが、後翅裏面の基部に白斑があるだけで、飛んでいるときからおや?という違和感があった。飛び方も緩やかで、弾丸のように飛ぶ感じはない。
もう1種はギンイチモンジセセリ。やはりここでは初見となった。東京近郊ではあまり見られなくなっている蝶なので喜んで撮影した。
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今日は長年のあこがれ、ヒヌマイトに会えた記念すべき日となったが、帰宅したのが3時前で、そのあと昼寝をして家の掃除もできた長い一日だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-07-05 20:56 | トンボ | Comments(4)
お久しぶりの4種
今日は本当に暑かった。
明日は家の仕事に当てることにして、今日はちょっと張り切って3ヶ所のはしごを計画した。
先ず埼玉南部の公園へ。Hさんからベニイトトンボがいるという情報をいただいたので。現地でお会いしたトンボを撮っていた方の話では、元々ここにベニイトはいたわけだが、一時いなくなった。しかしその後地元の愛好家が当時を懐かしんで放したらしい。従って完全のnativeというわけではないのかな。ずっと昔館林で見たきりのイトトンボだ。キイトトンボのオレンジバージョンだが、少し小さくておとなしい印象を受けた。
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ここにはコフキトンボが多く、しばらくぶりにメスのオビトンボ型を見た。
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角度によっては、褐色の帯に加えて翅脈がピンク色に輝いて美しい。
次は栃木県の公園。目的はモートンイトトンボ。去年オオキトンボを撮ったところだ。渋滞にイラつきながら正午過ぎに到着。管理人さんに聞くと、いるけど長靴で葦原に入っていかないと撮れないという。今日は何故かもってくるのを忘れてしまったが、親切にも貸していただけた。トンボ撮影に長靴は必須と説教されたけど。モートンよりキイトの方が圧倒的に多い。キイトが多くなるとモートンは食われてしまうらしい。モートンはとっても小さな美しいイトトンボで、キイトを避けるかのように葦原の中に潜んでいた。[上から順にオス、食事中のメス、未熟メス]
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汗が滝のように流れて、あっという間に頭がくらくらしてきたので、さっと撮って引き上げてしまった。車に搭載されている温度計は34℃を指していた。
ところでビジターセンターに原色日本トンボ幼虫・成虫大図鑑があって見せてもらった。うーん、欲しいけどいくらなんでも63000円じゃねえ、、
最後は程遠くないところにある別の公園に向かう。ここは広い林があって幾分暑さがしのげる。ここの目的はオオヒカゲ。子供の頃信州の田舎で数回見た限りだ。一体どこにいるんだろうと林の道を20分ほど進むと、薄暗い林間をとても大きな黒っぽい蝶が飛んでいて、これがオオヒカゲだった。1匹でると、その後は次々と出くわした。以前の印象では、とてつもなく敏感で極めて近づきにくい蝶であったが、なかなかとまらないものの、いったんとまってくれれば、結構接近可能であった。
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1回はいくら撮っても飛ぼうとせず、広角レンズを忘れたのが悔やまれた(今日は忘れ物ばかりだ)。アカシジミとウラナミアカシジミの擦れたやつがまだいっぱい残っていた。
更にもう一ヶ所ツマグロキチョウ夏型を見たい場所があったが、今日は時間と体力が許さなかった。いずれの場所も、それだけの目的ではちょっと行きそびれる場所であるが、3ヶ所をはしごしてそれなりの成果があがってうれしい1日だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-06-27 23:35 | トンボ | Comments(2)
上州の沼へ
今日の目的地は、学生の頃初めて訪れて以来4回目となる群馬北部の沼だ。
学生時代は上越線の駅から2時間ほど歩いて上り、初めてエゾイトトンボに会った。
今日は近くまで車で行き、「エゾハルゼミの合唱浴」を楽しみながら30分ほど歩いて到着。
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天気は曇りで時々太陽がのぞく。岸辺で先ずはヨツボシトンボの羽化を見つける。
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狭い範囲だがエゾイトトンボも発生していた。メスを見つけるが、種類がわからない。メスは難しいからね。しかしそこにエゾイトのオスがアタックしたから解決。でもこのカップル、なかなか交尾が成立しない。私が見る限りメスの動きが下手なためではないかと思われた。
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5分以上奮闘していたが、アブがちょっかいを出したため、連結したままブッシュに消えた。果たしてこのカップルは結ばれたのだろうか、、
沼の周遊コースで大きな白い固まりを付けた木を見つける。
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「こんな大きな実をつける木ってあったっけ」と思いながら近づくとモリアオガエルの卵塊のようだ。もちろんちゃんと沼に張り出した枝である。下が水面ってどうやって確かめるんだろう。やっぱ目視だろうな。
別の沼に行く途中アサギマダラに会う。2年前に来たときも確かいたな。林の中を木漏れ日を浴びながらゆっくり飛んでいた。
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二つ目の沼は前回はヨツボシだけだったので特に期待はしていなかったが、東京からのトンボやさんが二人来ている。最後に少しお話をしたらオオトラフトンボが狙いのようだった。彼らも一度目撃したのみとのことで、私はもちろん会えなかった。
しばらく岸辺で眺めていると、ヨツボシより細身のトンボがテリを張っている。大きさと色から(場所と時期も考慮して)カラカネトンボの可能性が高い。全くとまりそうもないので飛翔写真に挑戦する。短いホバリングをするので、そこを狙うしかないが、いっぱいいるヨツボシが茶々を入れるのでなかなか落ち着かない。横から何とか見られる写真を1枚だけ撮れた(トリミングあり)。
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写真からカラカネと確認。もっと大きく撮れたものがあったが、後ろからのものばかり。
実は近くの山にトレーニングのため登る予定だったが、途中で「ゴロゴロ」が聞こえたのであっさりとやめてしまった。結局雨はパラパラ来ただけだったが。前々回家族で来たとき大雨となり、家内と息子の機嫌がたいそう悪くなった記憶も影響したかもね。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-06-13 23:56 | トンボ | Comments(4)
カワトンボ3兄弟
明日は天気が崩れるということなので、暑くなりそうだが、今日フィールドに出ることにする。
以前から気になっていた神奈川西部の水田。ここにはしばらく拝んでないMがいるとのこと。ちょっと早いかもしれないが行ってみるか。
車を止めてあぜ道を歩く。農家の方が耕運機で代掻きをしている。子供の頃よく見た風景だ。一部は耕作がされてないようで、休耕田のようになっている。
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ハラビロトンボがたくさん飛んでいる。このトンボ、弾丸のように飛んでは短いホバリングをしているが飛翔写真は撮れなかった。オスは成熟するにつれて黄→黒→青白色(粉を纏うため)と変化するが、黒いやつが多かった。
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Mを捜すが、アジアイト♀を一匹見つけただけだった。用水路に移動する。水路に沿った小径に足を踏み入れると、そこには半端じゃない数のミヤマカワトンボが乱舞していた。このトンボはとても大きく、翅は褐色、胴体は金緑色なので、いっせいに舞い上がるとそれは迫力ものだ。目の前をよぎると何と羽音がカサカサと聞こえるくらいだから。今までこいつらは大きな石がゴロゴロしているような河川の中上流域でしか見たことがなかったので、こんなコンクリートで囲まれた用水路にいるとは思わなかった(上が♂、下が♀)。
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用水路の中で生き物の調査をしている女性がいた。カチカチとカウンターを叩いている。聞くとアメンボの調査だという。このときは聞き流してしまったが、後で調べると大変貴重なアメンボが生息しているらしい。しまった!写真を撮らせてもらうべきだった(後の祭り)。「Mの発生は6月下旬になりますね。」とのこと。やっぱり。フライングだったようだ。
ふたたび水路に沿って歩く。ミヤマカワに混じってただのカワトンボもいる。こいつらはDNAを調べないとほとんど区別不可能な2種より成るので「カワトンボ」ということで最初から種類の同定はあきらめているやつだ。
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更に進むと小さめのミヤマカワがいる、、、うん?違う。羽が黒い。アオハダトンボだ。これも最近数が減っている貴重なトンボだ。去年埼玉で見たときはあまり近寄れなかったが、今日は間近で撮ることができた。翅脈が緑色に光って美しい。
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今日はM君には会えなかったが、カワトンボ3兄弟に会えてよかった。この3兄弟を同時に見られるところはそうはないんじゃあるまいか。
残念ながら、皆さんまだ未熟だったためか、異性に全く興味を示さなかった。結構面白い求愛行動をするというのだが。先日発表された、動画も撮れるPENTAXの最新機種でも買って撮りに来ようかな。「どこにそんな金があるの!」、っていう声が聞こえてきそうだ。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-23 23:34 | トンボ | Comments(6)
メッカ訪問
昨日8日の関東地方は午前中雷が鳴って、強い雨が降った。しかし今日は晴れるという予報だった。
それを信じて、長いこと行きたかった静岡県のO沼に行くことにした。名を伏せるまでもないトンボやのメッカである。しかし夕方から会議があって、いったん逆方向の自宅に戻るのがかったるいので、車で出勤して直接目的地に向かう。
11時前に着いた途中のPAで車中泊。初めての経験だ。心配したとおり、あまり寝られなかった。車は狭いし、明るいし、寒い。全く予期していなかったのが、すごい数駐車している大型トラックのアイドリングである。一晩中エンジンをかけている車が多いのだ。かなりの騒音だ。ちょっと寒かったから暖房を効かせているんだろうか。エコには良くないとは思うが、彼らにとって睡眠時間が死活問題なんだろうから、一概に非難はできない。
3-4時間は寝ただろうか。5時過ぎに起きて、途中朝飯を食べて現地に着いたのは6時半過ぎだった。ちょっと早すぎないか、と思いながらも沼を回り始める。昨日の雨で朝露がいっぱいで歩きにくい。すぐに靴の中が濡れてくる。朝日を浴びて未熟なモノサシトンボのメスが現れた。
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もう30年以上も前になると思うが、1回だけここに来たことがある。しかしそのときのことは何故かよく思い出せないのだ。時期が遅かったせいか、1匹だけベッコウを見た記憶と、当時から地元の方たちがトンボの保護活動をしていたことは覚えている。
ベッコウトンボは日本で最も絶滅が危惧されているトンボのひとつであることは私でも知っているので、是非ちゃんと撮影したいトンボであった。羽化の最盛期は過ぎていたが、運良くその場面を撮ることができた。
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もう既にいわゆる鼈甲色の個体はほとんど見ることはできず、黒っぽく成熟した個体がほとんどであった。
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しかしこの色もなかなか味わいがある。昼に近づき気温が上がると活発な縄張り争いを繰り広げ、パトロール中のクロスジギンヤンマに果敢にもスクランブル発進をしていた。
お気に入りの場所には一度飛び立ってもしばらくすると戻ってくるので、そこを狙って飛翔写真を試みた。
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もう1種、なんとか撮りたいと思っていたのが関東では極めて稀であり、ずっとあこがれであったトラフトンボ。ここにいるということは聞いていたが、ポイントがわからないまま歩き続けて隣の池にやって来た。岸辺に降りられる場所があったので、そこから池を見ていると中型のトンボが水面を行き来している。腹部の黄色と黒の斑模様、緑色の目、間違いなくトラフだ!縄張りの巡回に余念がなく、まったくとまる気配がないので飛翔写真を狙うが、ほとんど停止飛翔(ホバリング)をしないため、慣れない私は極めて難儀した。幸いピーカンだったので1/1000 secのストロボなしで撮影できた。何とかウェブになら載せられる程度に撮れたものが少数あった。
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他にも撮りたかったものはあったが、とりあえず私にとっての両横綱とご対面できたのでよしとしよう。寝不足の割には体も快調であった。帰りに見た富士山はまだ7合目あたりから上が真っ白だった。
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ベッコウトンボはここでは健在とはいうものの、ほとんどが実験池から羽化したもののようで、まだ地元の方の保護活動なくしては生きていけないようである。長いこと活動を続けておられる方々には本当に頭が下がります。今日はHPや掲示板でおなじみの方々が何人か来られていたようだが、認識できなかったり、少し時間がずれていたりで、お話できなかったのが残念だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-09 23:20 | トンボ | Comments(7)
渓流の生きた化石
今日も一日晴天の予報。かなり暑くなるという。
さて、どこに行こうか。迷った末に26日に行った渓流にもう一度行くことにする。ところで、「渓流」、とてもいい響きの言葉だ。
「ム」で始まるトンボの大物とは、もちろんムカシトンボである。先日Hさんが別の場所でいい写真を撮って添付してくれたので、私ももう一度挑戦する気になった。
前回高飛していたやつが本当にムカシトンボなら、そろそろ成熟して縄張りを張る頃、とにらんだ。その予測が見事に的中した。
前回のポイントはまだ少し早くて日がうまく射していないので、もう少し上流でトンボが好きそうな場所を見つけて川に下りる。今日は釣具屋で買った長靴を履いているので、少しくらい流れに入っても平気だ。
すぐにオスが目の前を横切ってあっという間に樹上に消えた。速い!10分おきぐらいに下流から現れるが、カメラを構える頃には消えている。しかし思っていたとおり、縄張りを巡回しているようだ。しかしここで充電してきたはずの電池を入れても、外付けストロボがはたらかない。しかたなく内蔵ストロボで撮ることになり、飛翔写真で翅をぴったり止めるハイスピードシンクロができなくなった。
何度目かの飛来で、短いホバリングを繰り返しながら、しばらくここに留まってくれたので、何とかカメラに収めることができた。複眼が青みがかった灰色で、ムカシトンボ特有の色をしている。
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そろそろ最初のポイントに日があたり始める頃だ。移動するとさっそくオスが飛んでいる。一時は上流と下流に2匹現われ、どっちを撮るか迷うことも。また2匹がもつれ合う場面も見られ、ひょっとして交尾成立?と思ったが、やはりオス同士の縄張り争いのようだ。お気に入りの場所では、かなり長いこと飛んでいてくれて、そっと近づいても逃げることはなく、目の前に寄って来ることもあった。
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おにぎりを食べながらふと目の前を見ると、本流とは別のわずかな流れのすぐ上を飛んでいるやつがいる。飛び方が少し違う。ムカシのメスか?いや違う。サナエのようだ。カメラのモニターでダビドサナエのメスであることを確認する。
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こいつ、実は停止飛翔産卵という、変わった産卵の最中だった。ホバリングしながら腹端から卵を落下させるのだ。腹端から落ちる小さな卵が写った証拠写真があったが、トンボがボケボケである。
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ジュラ紀の昔からほとんど進化をしていないというこのムカシトンボ、世界中でも日本とヒマラヤに1種類ずつしかいない大変貴重なトンボだ。環境破壊が進まなければ、これからも永いこと急流に行き続けるに違いない。何年も撮りたくて実現しなかった写真が曲がりなりにも撮れた記念すべき日となった。来年はメスの写真を撮りたい。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-02 21:54 | トンボ | Comments(2)
徳島行
[4月29日の記録です]
友人に不幸があって急遽徳島に行くことになった。
日中の数時間を使って郊外を歩くことにした。
まずローカル線に乗って少し南下する。1両編成のワンマンディーゼルカーだ。もちろん単線。トリプルワン(1)だ。「運転中は危険ですから運転士には声をかけないでください。」なんていうテープが流れるなんて、都会では考えられないほど乗客と運転手の距離が近い。
ガタゴト揺られて数駅先で降りてみる。全く当てがなかったわけではないが、植物園に行けば、花にアゲハの仲間が訪れているかも知れない、といったくらいのものである。
道を聞くと4キロほど先という。それくらいならたいしたことはない、と思って歩き始める。まずダイミョウセセリが飛び出す。後翅に白帯がでる関西亜種ってやつだ。
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車道を延々と歩くがなかなか着かない。そのうち足が棒のようになってくる。いけない、こんなことでは夏に山に登れないぞ。2キロ増加した体重もきいてるんかな。
やっと目的地に近づき上り坂になったとき、左手に、木立に囲まれた、なんかよさげな溜池が見下ろせる。近くに寄れそうだ。うん、ここに行かないてはないだろう。
近づくとさっそく細身のサナエが逃げていった。サナエの仲間は東と西でかなり見られる種類が異なるので、とにかく写真に撮れば初物になる可能性が高い。半周ほど行くと池に続く草地に出た。トラフシジミは既にだいぶ擦れている。
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ここでやっとさっきのサナエのメスと思しきやつが撮れた。
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水際で縄張りを張るオスの写真もゲット。
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とにかく後で調べないとわからないので、いろんな角度から撮れるだけとって、後日調べるとフタスジサナエのようだ。西日本に広く分布するものの、一部の地域では激減しているらしい。もちろん関東では見ることができない初物だった(Matszさん、確認ありがとうございました)。気をよくして行った植物園では何も成果はなく、帰ろうとした下り道で、路傍の芝桜にナガサキアゲハが訪れていた。新鮮なメスだ。南にいくほど後翅の白斑が大きくなるというが、春型だからであろうか、最近分布を広げて東京でも見られるようになったメスとそう大差ない感じだ。
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帰りは徳島駅行きのバスの便があることがわかって、あの長距離を歩かずにすんでよかった。
撮影は2時間ばかりであったが、長い間の友が最後にくれた貴重な時間であった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-01 22:31 | トンボ | Comments(0)
雨上がりの渓谷
昨夜は畏友であり悪友のHさんと痛飲したのでゆっくり起きる。
低気圧が去って昨夜の雨はすっかりあがっている。もうそんなに遠くへはいけないので、八王子の林道に行くことにする。運がよければ「ム」で始まるトンボの大物に会えるかも知れない。
昨日の雨のせいで森全体がしっとりとしている。沢の水も少し濁っているが、奥に進むにつれて澄んできた。渓流でカメラを構えているおじさんがいたので様子を聞いてみた。ここをフィールドにして写真を撮っている方のようだ。「一回や二回来て撮れるもんじゃないよ。でもがんばって。」といわれた。近くから羽化したばかりのヒメクロサナエがキラキラとまだ柔らかそうな翅を輝かせて飛び去った。今年の非成虫越冬のトンボ初見である。
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もう少し進んだ地点で沢に下りて粘っていたとき、木立のやや開けた上空を飛ぶトンボを見つけた。ヒメクロより一回り大きい!あの生きた化石といわれるトンボに間違いない。しかしとても高くとても速くて歯がたたない。空中で小さな虫を器用に捕まえている。まだ未熟な個体のようだ。
今日は指をくわえてみているだけだった。連休中にもう一度だけ来て見よう。うまくすれば成熟して渓流で縄張りを張っていてくれるかもしれない。
帰りに撮ったミヤマセセリとイチリンソウで勘弁してください。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-26 21:55 | トンボ | Comments(0)
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