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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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by Animal Skin
<   2009年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧
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雨上がりの渓谷
昨夜は畏友であり悪友のHさんと痛飲したのでゆっくり起きる。
低気圧が去って昨夜の雨はすっかりあがっている。もうそんなに遠くへはいけないので、八王子の林道に行くことにする。運がよければ「ム」で始まるトンボの大物に会えるかも知れない。
昨日の雨のせいで森全体がしっとりとしている。沢の水も少し濁っているが、奥に進むにつれて澄んできた。渓流でカメラを構えているおじさんがいたので様子を聞いてみた。ここをフィールドにして写真を撮っている方のようだ。「一回や二回来て撮れるもんじゃないよ。でもがんばって。」といわれた。近くから羽化したばかりのヒメクロサナエがキラキラとまだ柔らかそうな翅を輝かせて飛び去った。今年の非成虫越冬のトンボ初見である。
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もう少し進んだ地点で沢に下りて粘っていたとき、木立のやや開けた上空を飛ぶトンボを見つけた。ヒメクロより一回り大きい!あの生きた化石といわれるトンボに間違いない。しかしとても高くとても速くて歯がたたない。空中で小さな虫を器用に捕まえている。まだ未熟な個体のようだ。
今日は指をくわえてみているだけだった。連休中にもう一度だけ来て見よう。うまくすれば成熟して渓流で縄張りを張っていてくれるかもしれない。
帰りに撮ったミヤマセセリとイチリンソウで勘弁してください。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-26 21:55 | トンボ | Comments(0)
魚沼の宝石(その2)
日当たりの良い東斜面を登っていく。このあたりは多分1-2週間前まで雪の下であったようだ。枯れ草が地面にべったり貼りついているから。少し登ると斜面に淡いピンクの花が咲いている。キクサキイチゲかな、と思って近づくとちょっと違う。
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図鑑で見覚えのあるミスミソウだ!夢中になって写真を撮った後、辺りを見回すと、何と!白、赤紫、ピンク、青紫の株が開花しているではないか。
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雪国のミスミソウはオオミスミソウといって、大柄なだけでなく、花の色が変化に富むのが特徴である。ほとんど隣り合って咲く株でも、花の色が全く違うのが不思議だ。遺伝子の違いによるのだろうか。7色の宝石をばら撒いたようだ。
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しばらくギフのことはすっかり忘れていたが、気分を落ち着かせて斜面を登ると、反対側の斜面で、遠目に頻繁にギフが飛ぶ場所があったので、ブッシュを漕いで降りていく。そこにしばらく座って次々に飛来する個体(といっても大部分は同一個体)の飛翔写真を狙うが、まともなものはほとんど撮れなかった。ひとつだけ2匹で争っているところが入った写真があったがこれもボケている。
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近くのヤマザクラに訪れたところを撮れたが、後翅が破損しているのが残念だった。これが唯一のチャンスであって、この後二度と花にとまらなかった。
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カタクリの咲いているポイントが見つかると良かったんだが、また来年だね。
大体の場所を教えていただいたF先生、ありがとうございました。
帰りの関越は、事故で赤城-渋川伊香保間が閉鎖され、ひどい目にあった。帰りにコブクロの「蕾」を聞いていたら、おととし他界した母親と、さっき見たミスミソウが交互に脳裏に浮かんだ。
今日はギフには申し訳ないが、「目に焼きつき度」ではミスミソウに軍配が上がったかな。全く予想外だったしね。
参考までにミスミソウはユキワリソウとも言われるが、正式和名のユキワリソウはサクラソウ科の全くの別種なので注意が必要です。新潟ではそんなに珍しくないのかも知れませんが、初めて見て感動しました。ちなみに昨夜の「天地人」でも武田勝頼の妹、菊姫の心を開かせる場面でミスミソウ(ユキワリソウと呼んでいたが)が登場しています。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-20 22:56 | 植物 | Comments(6)
魚沼の宝石(その1)
今日は新潟の中越地方にギフチョウを見に行くことにした。
ちと遠いので5時前に出発。それにしても好きだね。
途中でちょっとだけ仮眠して(最近早朝出発すると途中で一度眠くなる)、9時前には一応目的地に到着。しかし初めての場所でポイントを知らないので、適当に車を止めて歩いてみる。まず目を引いたのがオオバキスミレ。雪国ではいくらでも見られるんだろうが、表日本の人間にとって黄色いスミレは新鮮だ。
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去年行った小出の近くではカタクリとキクザキイチゲがくさるほど咲いていたが、ここでは非常に少ない(キクザキイチゲは全然見なかった)。ちょっと訪花の写真は難しいかもしれない。
全然飛ばないので少しずつ山手に上っていく。
それでもルリシジミがちらほらするだけだ。しばらく登ると特別大きな杉のある丘陵の上に行き着いた。春日八郎の別れの一本杉が思わず口をついて出てきそうな場所だ(一応私の生まれる前の曲だが)。遠くに残雪で真っ白な守門岳が見える。裸の崖が目に付くが、中越地震の爪跡だろうか。
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まだ早いけどおにぎりをひとつ食べようかと腰を下ろしたところ、突然2匹のギフが飛来した。うち1匹がとまったので証拠写真を撮る。
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新鮮な個体だ。ボロボロのヒオドシチョウも飛んでいる。ギフチョウを探していると必ず現れるチョウだ。
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全く間違ったところに来たようではないので、このあたりを少し落ち着いて歩いてみることにする。しかしここで私にとってはギフチョウよりびっくりするものを見ることになるとは思っていなかった。 (続く、今日は眠いので)
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-20 00:07 | チョウ | Comments(0)
土曜の午後のみちくさ
今日は昼過ぎから青空が広がった。
土曜日の午後用に新しいフィールドを、と思い、仕事帰り八王子市の長池公園に立ち寄った。
それほど大きな緑地ではないが立派な林が残り、一角には田んぼや炭焼き小屋があって里山文化がよく受け継がれている。
池や湿地、小川もあり、トンボも期待できそうだ。
今日は今年初めてミヤマセセリのメスに会えた。
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新鮮な個体で、オスに比べて一回り大きいため、飛び方も少しゆったりしていた。
小川の近くでイチリンソウが満開だった。
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今日は短時間であったし、種類は少なかったが、季節が進んでどのような昆虫にあえるか楽しみだ。
明日の予報も晴れ!さて、どうしようかな。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-18 19:16 | チョウ | Comments(0)
再会
私が育った伊那谷南部には黒っぽいギフチョウがいる。「日本一黒いギフチョウ」なんて呼ばれることがある。私も30年以上前にカタクリに訪花したところを撮ったことがある。
今年は高速料金も下がったので再会を期して訪れた。以前見た場所はすっかり変わってどこだったか特定すらできない。ちょっと暗い気分になる。
少し山手に入ってみた。午前中は全く日が射さず、ギフどころかチョウはなんも飛ばない。春の花のフローラもとても貧弱だ。

ミツバツツジが咲く雑木林
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どうしたもんかと思いながらひたすら歩き回っていると、正午過ぎから空が明るくなった。日が当たり始めるととたんにモンキチョウ、ベニシジミ、スジグロシロチョウ、スジボソヤマキチョウたちが飛び始めた。
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まばらなブッシュをかき分けながら雑木林を進んでいたら足元からギフが飛び出した(こんなことが3回ほどあった)。この蝶は標本や写真でみるとやけに優雅な模様であるが、枯野に止まっていると保護色で本当にわからないんです。その後10回以上は目撃した。久しぶりの再会に胸が高鳴ったが、そんな私をからかうように黒いギフチョウは優雅に飛び回っては消えた。止まったのは2回だけ。1回ははるか遠くの散り残った梅の花、もう1回は急斜面で、近づく前に飛ばれてしまった。気温が低い午前中に晴れなかったのが痛かった。200ミリマクロでは不規則に飛ぶギフの飛翔を捕らえられない。そんなわけで今日は惨敗でした。悔いの残る一日となったが、今でも一応健在とわかったのでよしとしよう。いつかは微笑んでくれるだろう。

今年の初見トンボ、オツネントンボ。こんな林の中にいるところを見ると、まだ成熟していないのだろう。
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ギフチョウは人里近くに産地があることが多い。撮影に行っていつも心痛めるのは廃棄物の不法投棄である。いくら禁止の看板があっても、捨てる連中にとってはどこ吹く風のようだ。日本人のモラルが問われる行為だ。
ところで高速の料金が値下がりしたのはうれしいが、渋滞がひどくなって痛し痒しである。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-05 23:02 | チョウ | Comments(4)
4月になって
今年のサクラは東京で3月21日に開花宣言があった。しかしその後寒の戻りがあり、なかなか開花が進まず、満開は4月2日となった。開花から満開までこんなに時間がかかったのは記録的だそうだ。ここ杉並のあたりでは未だに満開になっていないソメイヨシノもある。
暖かい日に誘われて羽化したものの、その後の寒さにびっくりしているチョウも多いのではなかろうか。
今日は仕事帰りに町田の小山田緑地によってみた。池の改修工事が進んでおり、今年のトンボが心配だ。チョウは思ったより少なかった。目的のコツバメも1匹しか会えなくて証拠写真程度になってしまった。
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スミレが最盛期を迎えていた。散策路の脇の石垣に植栽のように見事なコスミレ(多分)が咲いていた(写真下はノジスミレ)。
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しかしスミレは本当に難しい。これからは、重要なポイントをメモしておかないと写真だけからでは素人に同定は無理そうだ。詳しい人に教えてもらいながら見てまわるのがいちばんだろうが。
イチリンソウは文字通りほんの一輪だけ咲いていて、あとは蕾だった。
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今日のチョウ:キチョウ(多)、モンシロチョウ(1)、スジグロシロチョウ(2)、モンキチョウ(2)、コツバメ(1)、ベニシジミ(2)、テングチョウ(1)、ルリタテハ(2)、ミヤマセセリ(1)
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-04 21:45 | 植物 | Comments(0)
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