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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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道南にて
先週23日から26日まで道南に出張があった。今回はフリーの日がなかったが、25日の午後、2時間余り時間がとれたので近くを散策した。
牧場の中を渓流が流れている。あちこちに帰化植物であるオオハンゴンソウの群落があり、たくさんのヒョウモン類が訪れていた(写真はウラギンスジヒョウモンのメス、この他にオオウラギンスジヒョウモン、メスグロヒョウモン)。
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ミドリヒョウモンが樹幹に産卵していた。
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薄暗い池でタカネトンボが縄張りを張っていた。
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ものすごい蚊の攻撃を受けて、これ以上写真が撮れなかった。
草原では北海道でしか見られないアカマダラが飛んでいた。今まで何度か北海道に行ったことがある。図鑑には「山地・平地共に普通」なんて書いてあるが、今まで会うことが出来なかった。これこそは、と思ってもサカハチだったりして。しかし出会ってみると想像以上に小さな蝶だった。特にオスは小さくて、初めは北海道では稀なダイミョウセセリかと思ったほどだ(上からオス、オス、メス)。
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オスはどれも新鮮な個体だったので、第3化なのではないだろうか。
短い散策だったが、アカマダラに会えてうれしかった。他の連中はこんな魚を釣っていた。
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唐揚げが実に美味しかった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-29 18:25 | チョウ | Comments(8)
ハネビロエゾ再び -2-
メスが撮れた後、少し上流でお待ちかねのオスに会えた。先週メスが産卵していた場所で流れの上を飛んでいた。ミスターホバリングと言われるだけあって、今まで見たどのエゾトンボの仲間より飛翔時間に占めるホバリングが長い。
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しかし暗いのでフォーカスしづらいのと、メスの産卵と違って接近した背景がないため、どうしても暗い中に浮かび上がっている写真になってしまい満足いくものは撮れなかった。上から覗き込むように撮るべきだったかもしれない。10分ほど飛び続けた後、低い所にある蔓状の枝にとまった。
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「あと30分は飛びませんよ」と尾園さんがおっしゃったとおり、我々が現場を去るまで少なくとも20分はどんなに近づいて撮影しても飛ぶ気配がなかった。おかげで広角写真まで撮れてしまった。
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そのほかにこの日はミルンヤンマ(この日は撮影できず)の他に2種類のヤンマに会えた。
小さめのヤンマが流れの上を飛んできて枝にとまった。小さなギンヤンマのように見えるカトリヤンマだった(恥ずかしながら初撮影)。
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もう1種類はオニヤンマと追いかけっこしている翅が茶色く煙ったヤンマだった。かなり大きい!飛翔の先を必死に目で追うと、流れの向こうの高い枝にとまったようだ。最短距離まで近づいてもまだ10mほど先で、これ以上近づけない。確かに大きめのヤンマがとまっているが、肉眼では何だかわからない。シグマの180mmマクロで撮って拡大すると、、怪しく輝く青い眼に寸胴のトンボ。
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憧れのネアカヨシヤンマだ!Hさんに場所を教えようとするが、枝が入り組んでいて何とも教えようがない。一回目を離すと見失ってまた見つけるまでしばらく時間がかかる始末。Hさんの300mmのついたK-xを借りて撮ってみると、驚くべき明瞭な画像が得られた。DA★300mmF4恐るべしである。いずれもトリミングしてます。
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最後に立ち寄ったよさげな湿地ではネアカのメスと思われるヤンマが産卵したそうに飛んできたが、もう一歩のところで産卵せずに飛び去った。
ビロエゾにネアカ、何とも贅沢な一日だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-28 06:53 | トンボ | Comments(4)
ハネビロエゾ再び -1-
1週間前はビロエゾの産卵に立ち会えたが、撮れた写真は思わしくなかった。どうしてももう一度チャレンジしたくてHさんを誘って今日また行ってきた。
今日は前回より更に早く起きて出発したため、ポイントに着いたのは7時前。いくらなんでも早すぎたのか、ビロエゾはいっこうに現れなかった。池の下流もチェックしたが、いそうな環境ではなかった。最初のポイントに戻った9時45分、前回より少しだけ下流の苔むした岩に産卵中のメスがいた!接近して撮影開始する直前、付近をパトロール中のオニヤンマに見つかってしまった。もうこれまで、と諦めかけたが、彼女はしたたかで、適当にオニヤンマをあしらうと、すぐにもとの石に戻ってきた。今回も正味約3分、夢中になって撮影した。前回よりはまともな写真が撮れた。
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一心不乱に苔に腹部を打ち付けて産卵する様子からは子孫を残すひたむきさが伝わってきた。最初の写真では、産卵の際付着したと思われる小さな葉が腹端に付いている。今日撮ったメスは複眼がオレンジに輝いた。ストロボのせいだと思うが、先週のメスはそんなことはなかったし、次回掲載するオスもこれほど著明ではない。メスの、それも特定の成熟期に特有の色なのだろうか。
このポイントでは湘南虫日記の昆虫写真家尾園さんと偶然お会いすることが出来、いろいろトンボのお話を伺うことが出来てとてもうれしかった。
この後ビロエゾのオスの他に、憧れのヤンマとも会えたのだが、後日掲載します。明日から出張があるため、金曜日以降になりますが。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-22 21:08 | トンボ | Comments(4)
ハネビロエゾを捜す
今日はハネビロエゾトンボ(ビロエゾ)狙いで某所に行ってきた。南関東で見られるエゾトンボの中ではもっとも少ない種である。
もちろんまだ見たことはない。車を置いて小さな山を越えると池があった。その先に、池に流れ込む小さな流れがある。薄暗くてじめじめした場所だ。
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マムシ、スズメバチ、ヒルといった会いたくない生き物もいそうな、、。
こういった場所にビロエゾはいるというので流れに沿って捜すことにする。今までの経験ではこんな所はミルンヤンマがいそうだ。オニヤンマのオスが何度も飛んでくる。暗いと色や大きさがよくわからず、遠くで飛ぶとビロエゾか、とドキッとする。メスが産卵に来た。お決まりの写真を撮る。
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そこにオスがアタックをかけて連結して飛び去った。黒系のアゲハ(主にモンキアゲハ、写真はジャコウアゲハ)がたくさん飛んでいる。
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眼状紋がバカでかいコジャノメの2化もいた。
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20分ほどたった頃、ちょっと上流をのぞいたらなんとエゾトンボの仲間が苔むした石に産卵している。このような環境にいるエゾトンボはビロエゾに違いない。それまではホバリングするオスばかりを念頭に探していた。いきなり夢にまで見たメスの産卵である。あわてて(でもゆっくりと)近づいて何枚か撮る。写真の記録によると2-3分の出来事であった。最初から見ることができたらもう少し長かったかも知れない。
特定の石がお気に入りらしく、その周りをあわただしく飛び回って腹を打ち付けて産卵していた。ホバリングは全くせず、暗いためピントが合わせづらい。とりあえず石にピントを合わせてバシャバシャ撮ったが、ほとんどピンボケで、加工してもこんなものが2-3枚撮れただけ。
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産卵管が長く、腹部に黄色い斑紋もないのでビロエゾに違いない。初撮影だからこれで満足しないと。エゾトンボの仲間は複眼を後ろから見ると赤茶色をしていることも知った。
立秋が過ぎたら急に虫の声が賑やかになった。でも今日は東京は久しぶりに猛暑日だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-15 22:39 | チョウとトンボ | Comments(10)
横浜でコシボソとミヤマカラス
今週の職場は事務系がお盆休みなので雑用が少なくてゆっくり仕事が出来る。
それでも水、木は私もお休みにして水曜日は横浜のコシボソポイントへ行ってみた。目的はコオニヤンマとコシボソヤンマの産卵であった。予想通りコオニヤンマは暗くて小さな流れで産卵していたが、撮った写真はピンボケ。コシボソはオスがくさるほどいたが産卵は目撃できず。仕方なく去年同様飛翔写真を狙うしかなかった。今回は他にすることもないので、すごい量の写真を撮った。フィルムカメラ時代には到底出来ないことだ。そして2年目にして初めてほんの数枚ではあるが満足できる写真が撮れた。まあこんなものかと思う頃バッテリーがなくなった。
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このトンボはホバリングをしないので飛翔写真は難度が高い。そのかわり小さな流れに沿って、動物園の猛獣のように10mくらいを無限に行き来してテリを張る。だからチャンスもいっぱい。おきピンでカメラを構えて被写体が視野に入った瞬間シャッターを押す。失敗ばかり続くうち、ピントが合った瞬間にシャッターを押しても絶対ピンボケになることがわかった。私の反射神経が鈍いことや、シャッターを押し始めてから実際シャッター幕が動作するまでに少し時間差があるからかもしれない。そこでピントが合う少し前を意識してシャッターを押すようにしたら明らかに打率が上がった。
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ヤブヤンマでも産卵に来ないかなと思って少し坂道を登ったところにある池の端にやって来た。トンボはシオカラ、オオシオカラ、ハグロトンボくらいだが、きれいなカラスアゲハがいかにも吸水したそうに舞っている。
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あれ?このカラスアゲハきれい過ぎないか?よくみるとどうみてもミヤマカラスアゲハである。
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横浜の、しかももう2kmあまりで逗子といった南部にいるとは驚きだ。帰ってからネットで検索すると横浜市でも目撃例はあるようだった。まさか3化ではないと思うが、この時期に新鮮な個体とは、、。このオスは追っかけまわしても遠くに行かず、しばらく私と遊んでくれて、とても楽しかった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-13 06:29 | チョウとトンボ | Comments(6)
青森に蝶とトンボを追う -3-
カバイロシジミを撮った後、途中ひなびた食堂でマグロ漬け丼を食べて、半島を東に向かい、虫林さんお勧めのポイントを目指した。
最初のポイントは河口が沼のようになっている感じの場所で川に沿って歩道がある。歩き始めてすぐにモンシロチョウがとまっていた。大きくてきれいなので近づいてみるとちょっと変だ。
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これは去年北海道で捜したけど見られなかったオオモンシロチョウではなかろうか。この蝶のことは全く頭になかったが、北海道の他に青森にも進出していると読んだことを思い出した。後で開翅写真が撮れたのでオオモンシロチョウと確認できた。
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この蝶は元々日本にはいなかった蝶。ユーラシア大陸から野菜等に蛹などが付着して侵入したとも、ロシア沿海州から直接飛来したともいわれている。ここではモンシロとオオモンシロは半々といったところかな。
のっけからあまり歓迎すべきでない蝶を見てしまったが、川沿いの歩道に入ってすぐにエゾトンボの仲間が飛んでいた。時々2秒ほどの短いホバリングをするので飛翔写真をねらった。
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腹部の7節あたりの前縁に小さな黄色斑があること、上付属器がひげのように細長いことからエゾトンボだろう。
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青森にはキバネモリトンボもいるようだが、残念ながら翅は完全に透明だ。エゾトンボは、学生の頃行った北海道でいくらでもいた記憶があるが、撮影できたのは初めて。
先に進むとゴマシジミが飛んでいる。
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パスト連写で飛翔をねらった。翅表の青がきれいだ。
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他にジャノメチョウの交尾も撮れた。
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最後となるポイントは尻屋崎近くの湿地。ここでもゴマシジミを探す。数は少ないがどれも新鮮だった。
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何とこんな本州最北端で撮影者に会った。とても真剣に撮られていたので挨拶しかしなかったが、広角で飛翔をねらったベストショットには何とその彼がしっかり納まっている。飛翔写真ではよくあることだ。
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ヒョウモンチョウも飛んでいた。
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下北は素晴らしい撮影スポットに溢れていた。まだまだ素晴らしい場所があるだろう。ただ帰りの時間を気にしながらの撮影が残念だった。次回訪れることがあれば(あるかなー)、もっとのんびりと廻ってみたいものだ。
いろいろご教示いただいた虫林さんに感謝いたします。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-12 09:16 | チョウとトンボ | Comments(8)
青森に蝶とトンボを追う -2-
2日目(8月8日)はカバイロシジミを中心に追ってみることにした。カバイロシジミは北海道特産種であったが、1929年に津軽半島北端で発見され、ずっと後の1952年に再発見されて注目されることとなったという。今回は津軽半島まで行く時間がないので、やはり局所的に産地があるという下北半島北部に足を伸ばすことにした。数年前に下北の蝶に関してブログに記載しておられるNature Diaryの虫林さんから詳しい情報を頂くことが出来た。
カバイロのポイントまでは片道130kmを超える長丁場。もちろん高速はない。
いくつかの原子力関係の村を通り、半島の北岸に達すると、美しい海岸線の道となる。「もう蝶なんかどうでもいいから一日のんびり海を見ていたい」なんて感じもするが、先は長いので運転を続ける。マグロの一本釣りで有名な大間で半島の北西端に達し、この先、西海岸に沿って道は南下する。このあたりまでくるとNHKラジオは函館放送局からの電波しか入らない。
このあたりの海岸10kmあまりにわたってカバイロは点々と分布しているらしい。最初に車を止めたのは、南下して間もなく車窓に現れた、感じがよさそうな磯。
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歩き始めると食草のヒロハノクサフジが生えている。海に入って何か捕っている地元の方がいる。
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聞いてみるとツブという小さなサザエの様な貝だった。捜すことしばし、ツバメシジミより一回り大きいシジミが緩やかにヒロハノクサフジの周りをひらひらと飛んだ。これがカバイロ第一号だった。
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やはり時期がやや遅いと見えて新鮮な個体は見つけられなかったが、数はそこそこ見ることができた。
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ここでお会いした年配の採集者から聞いた10kmほど南のポイントへ移動する。ここは道に沿って海と反対側にあるコンクリートの壁を数メートルよじ登った所だった。ゆるい斜面にヒロハノクサフジが一面に生えていた。期待したほどのカバイロには会えなかったが、産卵を観察できた。
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卵は産卵直後は薄い水色だったがみるみるうちに白くなった。
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カバイロシジミは学生の頃、苫小牧の郊外で交尾写真を撮ったことがあるが、それ以来30年以上見ていない蝶だったのでとてもうれしかった。次は下北の北岸を尻屋崎方面に向けて東進する。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-11 10:34 | チョウ | Comments(10)
青森に蝶とトンボを追う -1-
先週は青森県に出張。仕事仲間は金曜日の午後、用件が終わるとねぶた見物に出かけた。私にとってもねぶたは確かに魅力であるが、昆虫の誘惑には勝てない。明日に備えてM市のホテルに移動した。
どうせ青森まで来たのだからここまで来ないと見られない蝶とトンボを追いかけてみたい。
青森特産の蝶とトンボはいない。しかし北海道と青森にしかいない種類が蝶とトンボに1種類ずついるのだ(実は蝶がもう1種類いることに実物を見て気付くことになる)。
まずトンボではマンシュウイトトンボ。以前は北海道の、しかも東北部と利尻島まで行かないと見られないとされてきたが、2000年に青森県で発見された。これは是非見ておきたいトンボであるが、もう一種類それに先立って撮りたいトンボがあった。カラカネイトトンボ。これも寒冷地に産するトンボだ。関東でも尾瀬では見ることが出来るというが、青森まで来ると平地にも産地があるという。土曜日はちょっと遠いけど、先ずこのトンボがいるという場所へ向かった。
ここは人工的な環境であるが、イトトンボ類は豊富だった。クロイトトンボの交尾体と、アオイトトンボの連結を撮ることができた。
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他にコフキトンボやハラビロトンボなど多くのトンボが飛んでいる。しかし肝心のカラカネイトトンボどころか北方系のイトトンボは何も見ることができない。ちょっと遅かったのかもしれない。青森なら真夏でも暑さは大したことなかろうとたかをくくっていたが、今年に限っては、滞在中ずっと東京顔負けの記録的な猛暑日が続いた。暑さにめげつつも仕方なく次の場所に移動するが、ここで午前中をつぶしたのが痛かった。
そのあとマンシュウイトトンボを捜すが、オオイト君とゼスジイト君ばかり(写真はセスジイトトンボ)。
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ピンポイントの情報がないと水辺にさえ近づけないところもある。時間切れが近づく中、最後のポイントへ。ここも足の踏み入れようもない密生した葦原の中を未舗装の道が延々と続く。蝶はウラギンスジヒョウモンが時々飛ぶ。
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車をしばらく進めると湿地の反対側に出る。今日はこれまでと諦めて、最後に少し車を降りて歩いてみる。空はいつの間にか雲が広がりパラパラと雨粒も落ち始めた。すると葦が途切れてスゲの仲間と思われる草原に入れそうな所があった。
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足を踏み入れるとそこは足首から脛くらいまで沈む程度の湿地だった。既に5時近く、暗くなり始めている。すぐに小さな虫が足元でとんだ。イトトンボのようであるが、一度飛ぶと完全に見失ってしまう。何度か飛ばれた後、やっとのこと近寄ってみると、どうも目的のカラカネイトトンボのようだ。密生したスゲと暗さから撮影には苦労したが、ほんの2、3枚だけピントが合ったものが撮れた。
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カメラの液晶で拡大すると確かにカラカネイトだった。それほど小さくて判りづらいトンボだった。見るまでは小さくて宝石のように美しいトンボと思っていたが、実際には美しさがわかるほど大きくなかった。暗かったせいかも知れない。メスはこんなものしか撮れなかった。
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マンシュウイトトンボにはふられたが、カラカネイトだけでも撮れて、暑い一日の最後に何とか報われた感じがした。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-09 22:40 | トンボ | Comments(8)
八月初日の五目撮り -2-
ムモンも撮れて少し余裕が出来た。あまり家内に撮影につき合わせるのは気がひける。家内は松本城を見たことがないという。私は何度か上まで登っているので、城の近くの手打ち蕎麦の店で昼飯を済ませ、家内が城見物する間、近場のポイントへ寄ってみた。
交通量の多い橋の近くに車を止め、河川敷を歩く。初めのうちは石垣がコンクリートで固められており、あまりいい雰囲気ではないが、数百メートル下流に歩いたら石垣が途切れて、コマツナギが咲いている。そこではミヤマシジミがたくさん飛んでいた。
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しかし今日は別のシジミが見たかった。その食草であるツメレンゲは豊富にあるが、目的の蝶はなかなか飛ばない。やっとのことでミヤマシジミよりずっと小さめな蝶がチラチラ飛んでいるのを見つけた。3年ぶりに会うクロツバメシジミだった。
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見つけたのは数匹だったが、一視野にミヤマシジミとクロツが飛び交う夢のような場面も見ることができた。もう少し粘りたかったが、あまりにも暑いのと、家内を待たせたくなかったので早々に引き上げた。
ここもFさんから聞いたポイントである。いろいろありがとうございました。
帰りに無理を言ってもう一箇所トンボポイントを覗いたが、ここは完全な空振りだった。
帰りは予想通りながーい渋滞だったが、運転を交代してくれたのであまり苦にならなかった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-03 23:14 | チョウ | Comments(6)
八月初日の五目撮り -1-
早くも八月。
八月初日の今日は朝早く起きて家内と信州(中信方面)に出かけた。
先月はヒメヒカゲに会えなかった。今日は以前自力で見つけたポイントに固執せず、某有名ポイントへリベンジに。なかなか雲が切れず、着いたのが8時過ぎというのに遠くでゴロゴロと雷の音が、、アルプスや富士山の眺めがいいはずなのに、麓の町しか見られない。朝露にズボンを濡らしながら草原を歩くとヒメヒカゲがチラチラと飛んでいる。
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さすがに8月ともなると本当に新鮮な個体はいないようだが、そこそこのオスが撮れた。チョコレート色に銀のすじがチャームポイントである。数は多くはなかった。ヒメヒカゲの産地は、多くが東海地方以西であって、信州の産地は貴重である。いつまでもこの高原で飛び続けて欲しい。メスはこんなやつしか見つけられなかった。(汗)
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その他に多かったのはジャノメチョウとヒョウモン類(上がウラギンヒョウモン、下がヒョウモンチョウ)だった。
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次に高原を下って第2のポイントへ。町からそんなに遠くない雑木林。着くとオオムラサキが高飛して迎えてくれる。クヌギの大木を中心に見てまわるが目的とする蝶はなかなか出てこない。ゼフィルス狙いなのに叩き棒を持ってこなかったのが良くなかった。まだちょっと早かったかな、と諦めかけた頃、低いクヌギの枝を揺すったらオレンジの蝶が飛び出した。大きい!お目当てのムモンアカシジミに違いない。「とまれ!とまれ!」と念じながら眼で追っていたら、願いが叶って低い枝のとまってくれた。
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暗かったのと、手前の草が邪魔で翅全体にピントが合わず残念。次にとまったとき広角で撮ってみた。
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逆光だがそれなりに雰囲気はあるかも。この一匹だけだったがそれでも満足。この蝶とても変わった生い立ちをもつ蝶で、幼虫時代クヌギなどの葉も食べるが、成長するとアブラムシ類などを食べる半肉食の蝶。蟻との共生関係も重要なので、限られたご神木にしか発生しない。私がご神木を発見することは不可能に近いので、この場所はFさんに教えていただいた。
駐車場へ戻る途中で、少しくたびれたミヤマカラスシジミを何度か目撃した。
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オスの前翅の性斑がエンボスのように裏側からも見えることを知った。
これで最低限の目的は果たせたが、今日はもう少し回ってみることにする。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-08-02 22:21 | チョウ | Comments(6)
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