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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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日高・十勝遠征(その2 十勝の宝石)
この時期の北海道で見たい蝶の両横綱といえばヒメチャとやはりジョウザンシジミ。ジョウザンはヒメチャのように分布が狭くはないし、十勝の青いジョウザンは美しいと聞く。
しかしジョウザンを探した初日の天気は良くなかった。いるはずの場所に着いたときは雨が降っていた。傘をさしながら歩き始めたが、すっかり下見モード。このまま引き返すのも悔しいので車に戻っておにぎりを食べていたら雲が少しきれて青空がのぞいた。こんなことを何回か繰り返した後の日差しの中を青い蝶が2匹もつれて飛んだ。片方はルリシジミであることを確認。そしてもう1匹は、、これがジョウザンとの出会いだった。今日羽化したと思われるピカピカの個体だ。
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初めての蝶に出会ったとき、とにかくピントのあった写真を逃げないうちに早く撮ろうと必死で、その美しさを鑑賞するのは二の次になってしまう(ちょっと反省)。しかし今回は違った。気温が低いからか、歩きはしても一向に飛ぼうとしない。ファインダーを介してではなく、直接じっくりと眺めることができた。今まで蝶を直接観察してこれほど美しいと思ったことがあったろうか。クモツキも美しいと思うが、こんなチャンスには恵まれていない。光り輝く青ではなく、控えめで深い青、そしてこの小ささ。まさに十勝の宝石だ。写真でもうまく伝えることは難しい。しかしここのジョウザンは以前はもっと青かったらしい。
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それにしてもおとなしいな。ひょっとして手乗りになってくれるかも。ほらね。なんと手に乗って開翅までしてくれたし!
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翌日は天気が少し好転。現地でお会いしたSさんが交尾ペアを教えてくれた。
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このペアは少なくとも30分はこのままラブラブだった。キリンソウに産まれた卵まで教えていただく。
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こんなに小さな卵を見つけるなんて神業だ!
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こんなときに限って改造マクロを持っていなかったりする(泣)。途中からNoreenさんがいらっしゃって4人となった。
このあとSさんが知っているアカマダラがいるかも知れない場所に案内していただいた。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-31 22:39 | チョウ | Comments(10)
日高・十勝遠征(その1 高嶺の蝶ヒメチャに会う)
先週末は北海道に行ってきた。蝶の撮影が目的で行くのは2009年6月以来約3年ぶり。金曜日を休ませてもらい実質3日撮影三昧で過ごす予定をたてた。JALのスーパー先得という格安航空券を買ったので、日程変更は不可。乱舞する蝶を夢見ながらも天気が気が気ではなかった。
先ずは最初に、同行いただいたHさん、現地でお世話になりました四季彩散歩のNoreenさんと北海道 昆虫大好き!のSさんに感謝いたします。横浜のIさん、アポイご一緒できなくて残念でした。2度登る元気がなくて転戦してしまいました。
第1日目は朝早く垂れ込めていた雲も晴れて絶好の登山日和。アポイ岳も麓からはっきり見える。宿でゆっくり朝食をとり、出発は8時。樹林帯でオオサクラソウやフイリミヤマスミレなど撮りながらゆっくり進んでいく。
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少しきつい登りを過ぎると避難小屋。ここから本格的な急坂が続く。まもなくアポイアズマギクやサマニユキワリが現れると目的の蝶がいつ飛んでもいいので緊張しながら登っていく。
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息が切れる頃、それまで何度か見かけたコツバメより明らかに小さい蝶が飛んだ。これがヒメチャマダラセセリ(Pyrgus malvae)(ヒメチャ)だった。
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ヒメチャは日本で最も分布域が狭い蝶の1つ。しかも激減しつつあるという高嶺の蝶が今正に目の前を飛んでいる。虫に興味のない人たちにとっては蛾としか映らないだろうけど、私にとっては高い航空券を買ってでも会いたかった蝶だった。登山道の両側はロープがあって道を外れることはできないので、望遠レンズ必携と聞いていたが、かなりの数が道沿いを飛んでくれて、重い300mmは出さずじまいだった。なぜか吸蜜に来る花は決まってアポイアズマギク。
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1回だけキジムシロに来たが角度が悪く没。サマニユキワリは近くを飛んでも全く無視。最盛期を過ぎて蜜も少ないからだろうか。
2匹が絡んで飛ぶことも多かった。求愛シーンも2回目撃。1回目は私の足元で展開。180mmマクロでは近すぎていくら背筋を伸ばして撮影してもなかなか両方にピントが合わない(泣)。
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オスは腹部をまげて交尾を迫るが結局ふられてしまった。2回目は絶好の距離で目撃したがやはり交尾は成立せず。
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ヒメチャの食樹はキンロバイ。黄色い花の咲く高山植物だが、花期はもう少し先で、まだ葉が芽吹いた状態だ。その新芽に産卵していた。
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頻回に飛んでは産卵しているようだったが、蝶を追うことに夢中になって産んだ葉がわからなくなり卵は捜しても見つけられなかった。
山頂まであと1時間あまりだったろうが、山頂付近にヒメチャはいないと聞いていたためピークは踏まずに下山した。しかし馬の背より上にしか咲かない花もあったようなので、どうせ時間があったのだから登っておけばよかった。
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この蝶の衰退の原因は温暖化によるハイマツの進出とエゾ鹿の食害によるお花畑の減少と聞いている。ハイマツの一部伐採によるお花畑の回復も検討されているようだ。自然の変遷によるものは致し方ないという考えもあるかもしれないが、貴重な植物と蝶がいなくなるのは寂しい。次の、またその次の世代もこの風景を目にすることができればいいのだが。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-28 23:31 | チョウ | Comments(16)
アオバセセリと四種混合
19日の続き
次は山に入った。とにかくアオバセセリが多かった。こんなにたくさん見たのは初めてだった。クマイチゴだろうか、白い花弁は落下しているものが多かったが次々とやって来た。
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蜜が少ないようでせわしなく飛び回ったが、葉の裏に止まるとずっと動かなかった。
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スミナガシもいた。
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獣糞は大人気。一時4種の蝶が集まった。このなかではさすがにスミナガシが一番強いみたいで、常に特等席に陣取って他の蝶を威嚇していた。
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大衆食堂といったところかな??
オナガアゲハを主とする黒系アゲハもミツバウツギに多かった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-20 22:00 | チョウ | Comments(4)
クロギンの飛翔
明日日曜日は仕事が入ったので遠出はやめることにする。
最初のポイントではクロスジギンヤンマの活動がピークのようだった。クロギンの飛翔写真は難度が高い。ホバリングをしてもごく短い時間だからだ。
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今まで証拠にもならないような代物しかなかったので少し粘ってみた。進歩はしたが私の腕ではこれが限界(当然トリミングしてます)。
ニホンカワトンボ、ハラビロトンボ、オオイトトンボもいた。
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(次回はチョウ)
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-19 22:09 | トンボ | Comments(6)
春すすむ
クロサナエ♀、羽化間もない個体。いつか産卵場面を撮ってみたい。
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ウスバシロチョウ。どれにも受胎嚢が付いてなかったからまだオスのみか。
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魅力的な廃屋(意味不明)があったので是非それを背景に撮りたかったが・・・
この魚眼ズーム、安い値段なりの写りだが(腕のせいかも)、明るい所で絞って撮るといい感じに撮れる。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-14 23:42 | チョウとトンボ | Comments(4)
前途多難
土曜日は疲れがたまっていたので昼頃近くの公園に行く。
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コクサギにカラスアゲハが産卵に来た。
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何を間違えたか手摺にも産卵した。
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この子の孵化後の運命はどうなるのだろう。
ゴマダラチョウだ。春型の撮影は初めてなので注意深く近づく。
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どうもおかしい。全然飛ばないぞ。よくみると羽化不全のようだ。このままだと確実に人に踏まれるのでつつじの葉に移してあげる。
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白い裏面を撮りたいのだがどうしても閉翅してくれない。ストローも2本の原器がそのままだ。かわいそうだがこの子にも辛い人生(蝶生?)が待っているようだ。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-13 22:50 | チョウ | Comments(4)
連休に撮った花に来たチョウ
連休中はチャマダラセセリの他はこれといった蝶は撮れなかった。場所と時間は順不同で春の花に来た蝶をアップする。花の名前は違っていたらご指摘ください。
タネツケバナとツバメシジミ♀
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ニョイスミレとルリシジミ
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ウツギとトラフシジミ
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ウツギとサカハチチョウ
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カキドオシとツマキチョウ
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クサイチゴとミヤマセセリ
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タンポポとベニシジミ 
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定番の写真だがきれいだ。ベニシジミが稀少種だったら高嶺の花に違いない。
ホウチャクソウとツマキチョウ、クワガタソウとミヤマセセリといっためったに会えない組み合わせを撮るチャンスに遭遇したのだがものに出来なかったのが悔しい。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-08 23:27 | チョウ | Comments(6)
チャマダラ春型 -9回裏でヒット-
こどもの日は2年ぶりにチャマダラセセリを見に行くことにした。Fさんが見つけた福島県のポイントを案内していただく。到着時は風がだいぶ冷たかったがぐんぐん気温が上がってきた。オツネントンボが多い。
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新鮮なルリシジミのメスなんぞを撮りながらチャマを捜すが飛ばない。
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2年前には植林されたヒノキがまだ小さく、どこにも入っていけたし、其処此処にたくさん飛んでいたらしいが、今年はもうヒノキが2メートルほどに伸びてイバラも繁って踏み跡以外入っていけない。フライングの可能性も否定できないが、多分環境が変化したためいなくなったんだろう。ヒノキの成長力の早さと、このチョウの環境に対する敏感さがよくわかった。
そこで今度は私が2年前に撮影できたポイントに転戦することになった。しかしこちらは数が極めて少なく、あまり期待は出来ない。悪い予想どおり2人で1時間近く捜すがかすりもしない。午後2時に近づき残す所9回裏の攻撃のみといったところ。でも二人とももうコマがない。9割方諦めて少し車で移動しながらよさげな場所を捜す。当てもなく探すうちキジムシロがたくさん咲く明るい斜面をみつけた。ここにいなかったらこのあたりにはもういないだろうと思われるような期待を持たせる場所だった。それでもやっぱりいない。潔く帰ろうかと思ったとき、キジムシロに小さなチョウが止まった。
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チャマダラだった。これで少し元気が出て帰ることを忘れて次を捜す。このあと二人で探して30分に1匹くらい飛び出した。全部で4チャンスくらいだったろうか(一部同一個体!)。
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緩慢に飛んでくれるのだが小ささと色、そして動体視力の衰えですぐに見失ってしまう(泣)。最後は茂みに隠れたため今日はここで眠るのかと思ったら這い上がってきたので広角で撮影。
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背景がつまらなくて、ただ広角で撮りました、といった写真だ。3時半を過ぎて日が傾いてきた頃帰路に就いた。
もう一ヶ所採集者が集中している場所があった。気が引けて遠慮したが、帰りに車の中からちらっとみると、ここも植林後間もない明るい斜面のようだった。このチョウは牧場以外ではこのような場所を転々と移りながら辛うじて命を繋いでいるのだろうか。
Fさん、お疲れ様でした。最初の1個体以外全て見つけていただき感謝します。
さて、あすからギアチェンジだ。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-06 17:40 | チョウ | Comments(6)
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