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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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梅雨空の奄美探訪 3,4日目
3日目。やはり朝から雨。今日から単独行動だ。天気が悪くてもどうしても見ておきたいトンボポイントがあった。名瀬から1時間足らずで山道に入る。ここが島とは思えない深山の趣のなか登っていく。目的地の池の周りで雨中の散策を開始する。ふと気が付くと足元にたくさんの小さなコフキヒメイトトンボがとまっていた。
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さらに歩くとコシブトトンボを見つけた。
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小エビのような愛嬌ある形のとても小さなトンボだ。奄美が北限である。
ここで雨がますます激しくなり車に避難する。奄美北部には大雨洪水注意報がでている。車の中でラジオの音と共に無為に時間が過ぎていく。
正午を回ったころ空が少し明るくなり気温も上がってきた。雨がやむと一斉にトンボが飛び始めた。大本命で日本中でここにしかいないハネナガチョウトンボを探す。少し広く水面が広がる場所があった。何となくいそうな環境だ。ここではシオカラトンボ、ベニトンボ、アオイビタイトンボ、リュウキュウギンヤンマ、タイリクショウジョウトンボ、ハネビロトンボがすごい勢いで空中戦を演じている。
その時一瞬何かわからないトンボが飛んだ。シオカラトンボくらいの青黒い細身のトンボだ。短いホバリングを狙って何とか見せられる写真を何枚かとる。
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リュウキュウトンボだ。エゾトンボの仲間は緑色の金属光沢をもつが、このトンボは腹部が青っぽく光り、随分雰囲気が違った。
カメラでリュウキュウトンボを追っていたら黒い羽根のトンボが飛ぶのが水面に映った。ハネナガだ!目で追うけどその都度ガマの茂みに消えた。出始めなのだろうか、数はとても少ない。そのうち何とか写せそうな位置にとまってくれた。回り込んで必死に撮るがちょっと位置が高くて体がこちら向きに揺れた瞬間を狙った。
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その後何度か飛んできたが撮影チャンスはこれきりだった。どうせ元々は南方からの飛来種でしょ、と思っていたが、そうではない(つまり土着)という話があるらしい。
近くの林ではオオハラビロトンボ(メス)が茂みの中に止まっていた。ハブは怖いけどそっと近づいて撮影。
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これもとまった位置が高すぎ。
次に近くの滝に立ち寄った。アマミルリモントンボとリュウキュウハグロトンボが観察できた。リュウキュウハグロは本土のアオハダトンボ以上に翅脈が青く輝き、その面積は奄美のものが最も広いらしい。渓流の妖精といったところ。
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川沿いに生える低木にイシガキチョウが集まっていた。近づくと産卵に来ているようだ。ということはこの木はイヌビワということになるかな。
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駐車場や道路の上空をたくさんのカラスヤンマが摂食飛翔していた。
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これも見たかった風景のひとつ。メスの斑紋は島ごとに異なる。以前はミナミヤンマと言われていたが最近カラスヤンマと同一種となった。トンボの神様が3日目にようやくちょっとだけ微笑んでくれた。
最終日には改めて記事にするほどの成果はなかった。前日と同じポイントでリュウキュウトンボを撮り直し、リュウキュウハグロトンボの広角を撮っておしまい。
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最後にきれいなタテハモドキがお別れの挨拶をしてくれた。
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結局4日間梅雨前線がぴったりと奄美に貼りついていた。更に皮肉なことに帰った次の日から奄美に晴天と夏の日が訪れたようだ。天候を考えれば良しとすべき成果だろう。「蝶と蜻蛉の両立は難しい」ということで、宿題もだいぶ残ったけど。SHさんには随分お世話になりました。
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Top▲ | by dragonbutter | 2014-07-05 10:30 | チョウとトンボ | Comments(6)
会津逍遥 -1-
先週は福島に出張があった。用件は土曜日に終わったので日曜日はレンタカーで県内をまわってみた。といってもあまりポイントを知っているわけではないので行ったことのある場所が中心となる。
カラカネトンボは福島以外にも群馬や長野で何回も見ているが、どうも相性が悪くてまともな写真がない。この日もひたすら縄張り飛翔で飛び回り、おまけに密度が高くてすぐバトルが始まる。ホバリングしているところを捉えるしかないが、時間が短くて難しい。それでも今までよりはましなのが何枚か撮れた。
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「ピントの来た写真は後ろ向き」という法則が今回も多くのカットに当てはまった。こんな感じにね(笑)。
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ジュンサイの上ではエゾイトトンボのカップルが沢山見られたが、もう少し低い位置から撮りたかった。
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第二のポイントへ向かう途中ラジオをつけるとサッカーで日本が1対0で勝っていた。「これはひょっとして」と期待した途端あっという間に逆転され、試合終了少し前に目的地に着いた。勝っていたら車の中で最後まで聞こうと思ったけど、まだ先があるのですぐ散策を始めた。未熟なサラサヤンマがあちこちで摂食飛翔をしていた。ヒョウモンの最盛期なうえに、ここでは咲いている花が少ないので撮影には有利だった。
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クモガタヒョウモンの夏眠前の新鮮なメスは初めてかもしれない。オスとのツーショットが撮れたがオスがピンボケで残念。
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湿地には入ることができず目的のトンボは諦め。
ここで12時を回ってしまった。次に行く場所はとても迷った。約100km先の新潟の某所まで行くことも考えていたが、高速代も高いし、初めての場所で空振りしたくなくなって県内でもう一か所まわることにした。
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Top▲ | by dragonbutter | 2014-06-16 23:25 | チョウとトンボ | Comments(6)
昼も夜もトラが相手
連休後半1日目(3日)はトラフトンボ狙いで千葉へ。高速も順調だったが貝塚IC付近で交通事故のため通行止め(泣)。高速の出口と次のICまでの一般道が激混みで1時間以上はロスした。
現地に着くと数人の採集者がいた。簡単に挨拶をして沼の周囲を歩き始める。トラフはあちこちで縄張りを張っており、未熟な個体は周囲の原っぱの上空を飛んでいる。採集者は撮りやすいからかこちらを狙っていたが、僕はもちろん沼を飛んでいるオスが対象だ。
トラフの飛翔撮影の難易度は中程度かな。サラサヤンマやマダラヤンマほどホバリングは長くないが、短い時間停止するし、決まったコースを往復する個体も多い。短いホバリング中にマニュアルでピントを合わせて撮るか、置きピンでファインダーを覗き、遠くから近づく個体のピントが合う直前にシャッターを押す。チャンスはいくらでもあるのでたくさんとれば何とかなると思ったのだが・・・。300枚以上シャッターを押してまあまあのカットはほんの10枚程度。
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腹部は確かに虎模様。タイガーズファンが喜びそうな模様だ(笑)トリミングなしで掲載できる写真を撮りたかった。さらに言えばメスが腹端に卵塊を貯めている写真も撮れなかった。交尾は何回か目撃したが不規則に飛び回った挙句空高く飛び去った。というわけでいろいろ宿題もできた。
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帰りの道路は順調で4時ごろ帰宅できた。そこで夜は家内と神宮にプロ野球観戦に行くことにした。私はヤクルトスワローズファン(最近あまり熱心ではないけど)。大学時代の同級生がヤクルトファンで神宮に何回か通ううち感染した。それが家内にも感染している。新聞屋さんもそれを知っていて、年に何回か神宮のヤクルト戦の外野席券を持ってきてくれる。しかしなかなか都合が合わなくて行けないことも多かったのだ。
4連休初日とあってヤクルト阪神戦は超満員。ナイター日和の中、1年ぶりの観戦を楽しんだ。結果ですって?楽しめたということはもちろん、、、。
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Top▲ | by dragonbutter | 2014-05-05 08:21 | トンボ | Comments(4)
高標高地のトンボ
高標高にあるこの池はYさんから聞いた場所。池の周りを歩くと次々と未熟なムツアカネが飛び出した。
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少数であるが成熟した個体もいて交尾していた。
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他にはオオルリボシヤンマ、ルリイトトンボ、エゾイトトンボ、アオイトトンボといったところ。ルリイトトンボの連結、交尾、産卵を撮りたかったがみつからない。
移動しようと車に帰る途中、エゾトンボの仲間が足元に落ちていた。死んでいると思ってよく見ると・・・なんと交尾中である!とても撮影しづらかったが、注意深く周りの草をどけて何とか撮ってみる。
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それにしても死んだようにまったく動こうとしない。さて、このままでは種類の判定が出来そうもない。種類のわからない交尾写真なんて・・・。お取り込み中申し訳ないが手で捕獲。さすがにすぐに暴れて何度か手を噛まれたが、腹端からタカネトンボと判明。
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撮影後は元気に飛び去った。
次のポイントへは林道を反対側へ下ればすぐの筈だった。しかし土砂崩れで通行止めのため大きく迂回する羽目に。途中でおいしい蕎麦をいただき、ようやくやってきた高層湿原は去年ホソミモリトンボをとった場所。ここにはエゾトンボもいるらしいので、今日はそっちの方を撮りたかった。以前青森で超証拠写真を撮っただけなのでね。今年も元気に縄張り飛翔しているエゾ系のトンボに精神を集中して撮り始める(この写真のみノートリ)。
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肉眼ではわからないので、早めにモニターで確認すると撮りたかったエゾトンボだった。
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このトンボもしっかりホバリングしてくれるのでいいショットが撮れた。
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時期が遅いのか、時間が早いのか、今回はホソミモリトンボは飛んでいなかった。
マツムシソウでくたびれたアカセセリのオスがあちこちで求愛しており、夏の終わりを感じた。
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富山も東京に劣らず猛暑。夜は二人の甥っ子の相手をして楽しかった。うちの息子にもこんな時期があったなあ。はるか昔のことになったが。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-08-19 23:00 | トンボ | Comments(2)
初夏のトンボ(流水編)
関東地方は平年より随分早く梅雨入りした。
ここ3週末連続で土日のどちらかに仕事が入ってしまった。しかし今週末で休める土曜日は好天の予報だったので茨城方面にトンボの観察に出かけた。
この川は木曜の夜から翌朝にかけて降った雨で増水していた。川で見かけたトンボを種毎にまとめて紹介する。
先ずはアオハダトンボから。時々羽を開くが輝きをうまく捉えるのはむずかしい。
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このトンボは求愛の時しきりにメスの周りを飛び回る。このときは一定の場所で飛ぶので飛翔写真のチャンス。
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時には川面に浮かんで流されて見せるらしい。まるで女の子の気を引こうといろいろふざけてみせる男の子のようだ。下の写真は流されて見せようとしたところのようだが、草が邪魔して流れなかった。
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失敗したせいか交尾には至らなかった。
ミヤマカワトンボは強い金属光沢をもち、個人的には日本で最も美しいトンボの1つだと思う。とても敏感で近づきにくい。
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この川では初めてアオサナエをみた。こいつもきれいだ。
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増水で倒された草にとまっていると保護色で認識しづらい。他にも何度か見かけたが、激流の向こう側にとまることが多くて、流されそうで近づけなかった。アオハダトンボのオスじゃないからね。
ホンサナエもいた。小さくてずんぐりしたサナエだ。
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コヤマトンボは今年も飛翔しかチャンスが無くてトライしたが出来はいまいち。
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メスが産卵に2回ほど飛んできたがほぼ全滅。これはかなり悔しかった。
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トンボ飛翔写真の法則「ピントが合った写真は後ろ向きである。」(泣)
おまけはウラギンヒョウモン。
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親水公園という標識が気になって、水田を見回りに来た方に聞いてみた。「親水公園ですか。この道を進めばすぐですよ。ホタルの里にしようとしたんだけどマムシの里になっちゃってね。子供だけでは危なくて行かせられないよ。」マムシのいそうな所ばかり歩いている僕は気にせず行ってみることにした(続く)。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-06-01 21:38 | トンボ | Comments(4)
ミカド遠征(おまけ)
本命のミカドアゲハが撮れて少し心の余裕ができた。
次に行程を少し戻って静岡の有名トンボポイントへ向かう。ベッコウトンボには遅いことはわかっているが、今日の第一目標ではないので仕方ないのだ。
結局隣の池と合わせて2匹しか出会わなかった。
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最後の生き残りの寂しい雰囲気がでたかな。
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よく見ると2匹ともマーキングされている。マーキング無しの個体がいないということは発生数が少なかったのか。そうでないといいけど。
隣の池では帰りがけにクロイトトンボのカップルを何組か目撃。
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メスはすべて青色型(♂型)だった。今まで緑色型メスの交尾シーン(下写真、3年前撮影)しか撮れていなかったので、撮っておいてよかった(その時は意識しなかったが)。
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いよいよ帰ろうとしたとき、いる筈なんだけどなあ、と思っていたトラフトンボが縄張りを巡回するのを発見。急いで二人を呼びに行く。相変わらず飛翔を狙うしかないが、ホバリングが短い(泣)。最もよかったショットでもこれ。
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カメラは進歩したのに5年前に撮ったのと比べて五十歩百歩(泣)。しかも後翅の片方が羽化不全ぽいし。でも前回になかった斜め上からの写真なのでちょっとうれしい。
Banyanさん、ヘムレンさん長い行程お疲れ様でした。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-05-20 22:45 | トンボ | Comments(10)
ミズゴケ湿原を飛ぶ
猛暑の続く東京を逃げ出して金曜日に休みを取り、日曜日まで信州の高原に行っていた。一緒に行った家内には3分の2は私の趣味に付き合わせてしまった。たくさんの蝶にも会えたが、先ずはトンボから掲載する。
日中のんびりと滝見物に行っていたら、目的の場所を探し当てて辿り着いたのは既に午後3時半を過ぎていた。
ポイントに着くとすぐにそれらしいトンボが飛んでいるのを見つけた。そのトンボは湿原のミズゴケの上を低く飛んで縄張りを張っていた。
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空中の一点に止まって飛ぶホバリングの長さは私が知る中では最も長いものの一つだった。一度は望遠マクロでは近すぎて撮れないほどの近さでホバリング(トリミングなし)。
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見つけて間もなく低い葉にとまった。
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エゾトンボの仲間は鑑別が大変難しく、腹端の交尾器を検討する必要がある。何とかいい角度で撮りたかったがすぐに飛ばれた。この調子ならまたとまるだろうと思ったが、結局とまったのはこの一回だけだった。他のオスが侵入するとものすごい速さで追飛して視界から消えた。次に現れるまでの間に飛翔写真の中から何とか交尾器がわかる写真を選んで拡大してみた。ホソミモリトンボの雄の尾部上付属器はよく「くぎ抜き状」と表現される独特のものである(私にはハサミムシのしっぽの様)。横から見ると2個の突起がある。何とかそれを捉えているものがあった。
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これでひと安心して暗くなって飛翔写真が厳しくなるまで夢中になって撮影した。
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気が付いてみたら家内はとっくにいなくなっており、車の中で休んでいた。近くの売店でソフトクリームを買ったり、ちゃんと「道のある」遊歩道を歩いたりして時間をつぶしてくれていた。
交尾や産卵といった生態も撮りたかったが初見でそこまで望むのは贅沢だろう。ホソミモリトンボは本州での分布は極めて限られる貴重なもの。お名前は控えますが、ここを教えていただいた方に感謝します。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-07-31 00:03 | トンボ | Comments(4)
会津へ -瑠璃瑠璃の一日- 午前の巻
社会人になって2年目からしばらく福島県に住んでいた。その頃会津にキマダラルリツバメ(キマルリ)の採集兼撮影に行ったことがある。今回Hさんからの提案でウン十年ぶりに見に行くことになった。遠いけど交代で運転すればたいしたことはない。当時はなかった磐越自動車道ができてずっと便利になっていた。
キマルリの活動は夕方なので、それまで裏磐梯の湖沼群でのトンボ探索にあてた。最初の沼でHさんがコオニヤンマの羽化を見つけた。
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2つめの沼の周りにはエゾイトトンボがたくさん休んでいた。
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沼ではカラカネトンボが時々巡回に来る。このトンボはとまっているところを見たためしがない。飛翔を撮るしかないが、今回も前回撮った証拠写真を上回るものは撮れなかった。
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気温が上がってきたらヨツボシ天国となり、カラカネはやって来てもすぐに追い立てられた。エゾイトトンボの交尾態も見られるようになったが、草むらの中なので撮るのに苦労した。エゾイトのメスにはオスと同じく青くなるタイプと黄色いタイプとがある。ここでは両者とも観察できた。
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同じ場所でオセイトトンボも1匹見つけた。
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最後に現れたのがこれ。
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アマゴイルリトンボだ。昭和27年に発見されたこのトンボは、新産地の追加に自分も関与したので思い入れのあるトンボだ。
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これで北方系の青いトンボ3種を見ることができた。エゾイトとアマゴイとの3年ぶりの再会に満足して本命キマルリのポイントに向かった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-07-02 23:27 | トンボ | Comments(6)
最難関種に挑戦、そして当然の結果
この日は個人的に撮影最難関と考えているキイロヤマトンボに会いに出かけた。ヤゴは去年秋に見つけている。
前日古い友人達と痛飲してしまい早起きが出来なかったので、現地に着いたら10:30を回っていた。手強い相手に対してこれでは最初から勝負はついていた様なもの(笑)。
春のサナエシーズンも終わって、川にいるトンボはコオニヤンマ、アオハダトンボ、そしてミヤマカワトンボくらい。暇なのでアオハダトンボとミヤマカワトンボに遊んでもらう。魚眼ズーム(テレコン付き)を広角端(10mm)にして、ノーファインダーで触れるほど近づいて撮影すると面白い写真が撮れることがわかった。
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もちろんこいつらは敏感なので、ゲーム感覚で騙し騙し近づくのも楽しい。大空をゆったりとヤブヤンマが飛んでいる。
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自由に空を飛べることがうらやましく感じる瞬間。
川原に大きな美しいヤマカガシ。
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1mは超えていたかな。シマヘビと違ってこちらはたいそう臆病で私が写真を撮ろうと回り込むと常に反対側に逃げていく。しかしおとなしいとはいえ、この蛇はハブやマムシよりずっと強い毒をもっているのであまり追い詰めると危険らしい。
午後は川を上流、下流と移動してキイロヤマを捜す。最後の場所でそれらしいトンボが飛んでいるのを橋の上から見つけて川に下りた。少なくともオス、メス1匹は飛んでいた。しかしコヤマトンボとの鑑別は飛んでいると極めて難しい。この写真は拡大すると腹部第3節の黄色条の形でキイロヤマとわかるが、あまりに証拠写真以下なので小さく載せます(笑)。
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ここで会った採集者が美しい未熟メスを捕獲した。写真に撮らせていただいたが悔しいので載せません。
あとでキイロヤマとわかったオスは川面の上を不規則に飛んでいた。一方コヤマは岸に沿って往復飛翔をすることが多い。メスのほうは川岸2-3mのところを高速に飛んで虫を捕らえていた。これも若いムカシトンボの摂食飛翔に劣らず満足いく撮影は不可能に近いと思われた。
来年は羽化を狙いたいが時期を当てるのが難しいだろうな。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-06-26 23:53 | トンボ | Comments(6)
トラ模様のヤゴ
早いものでもう11月最後の週末となった。
もうシーズンオフだけどヤゴ探しにシーズンオフはない(笑)。ということで6月に行った清流に出かけてみた。この川は9月の台風15号で大増水しており、ヤゴが大丈夫か心配だった。
川に増水の跡は思ったほど残っていなくて、6月に来た時と同様きれいな水が流れていた。流れに入ってがさ入れを初めると間もなくコヤマトンボが数匹採れた。多い場所では1回すくうと2-3匹網に入ったりした。
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ここのコヤマトンボの数はとても多いので予想通りといったところか。続いてホンサナエ。
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これも6月には多かったが1匹だけ採れた(Yさん、お墨付きありがとうございました)。なんかウルトラマンに出てくる怪獣のような面構え。狛犬の顔のようにも見える(目のように見えるところは複眼ではない)。
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トンボはヤゴを見つけるのと成虫を見つけるのとどっちが簡単か?これは種類によると思う。まだヤゴしか見てないものもいる。ヤゴを見つける方がずっと簡単といわれるトンボの中にキイロヤマトンボがいる。成虫の撮影は関東では難度五つ星ではないだろうか。今日の出撃の1番の目標はこのトンボのヤゴだった。捜し始めて約30分。すくった砂礫の中にすぐそれとわかる黄色いヤゴがいた。
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これがヤゴの最美麗種といわれるキイロヤマトンボのヤゴだった。その後すぐに、来年羽化すると思われる大きなやつもみつかった。
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トラかヒョウを連想させる紋様のヤゴだ。爪が長いのも特徴だ。撮影後はリリース。来年何とか無事羽化してほしいと願いつつ。砂地に放つとあっという間に腰をフリフリしてもぐってしまった。
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派手な色も砂地では保護色なのだ。実はこの場所は6月にトンボを観察した場所からは数百メートル下流であることがわかった。半年以上経っており場所を間違えたのだ。でもこれが幸いした。前回のポイントはみるからにヤゴが好みそうなのだが、なぜかいくらガサってもキイロヤマどころかヤゴ自体ほとんどいない。いたのはコオニヤンマ1匹のみ(もちろんやらせ写真です)。
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9月の増水が影響しているのだろうか。ちょっと心配。
成虫の写真がないと寂しいので2回だけ目撃したナツアカネ。
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来年は成虫の時期に是非訪れたい所だが、6月は仕事も忙しく、他にも行きたいポイントだらけなので夢が叶うかはわからない。
翌日足と腰が半端じゃなく痛い。流れの中を歩いたのと、長いこと腰を屈んでいたせいだろう(笑)。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-11-28 18:56 | トンボ | Comments(6)
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