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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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君も里帰り?
東京への帰路はどっちみち渋滞に巻き込まれるのはわかっていたので1箇所道草。流れる水はきれいだがコンクリートで固められた町中の川。こんな所に面白いトンボがいるはずもなさそうだが、そうでもないらしい。ここに通うのは3回目だろうか。ハグロトンボがたくさんいた。
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産卵のまともな写真は初めてかも。
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金色に輝く翅脈が美しい。
家内がオナガサナエを2回見つけてくれた。
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なぜか2匹とも川よりずっと高い所にいた。
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目的のミヤマサナエの撮影はワンチャンスしかなかった。
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ヤゴは撮影済みであるが、成虫は何十年も前に高原で撮ったきりでデジタル初撮影だった。このトンボは羽化すると故郷を遠く離れた標高の高い所に移動して成熟するまで過ごす。そして夏後半になると生まれた川に戻ってくるということだが、本当に生まれた川に戻るのか、どこでもいいから気に入った川に戻るのかはまだ判っていないのではないだろうか。
光線の具合が良くなくて、しかもあまり近づけなかったので証拠写真に近いがとりあえず撮れた。
目的のもう1種類はより分布が限られるトンボであったが、目撃すらできなかった。
気温は32度あったが、富山や東京の暑さに比べたら爽やかささえ感じた。中央道は19kmの渋滞。想定範囲内ってとこかな。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-08-21 22:42 | トンボ | Comments(0)
初夏のトンボ(流水編)
関東地方は平年より随分早く梅雨入りした。
ここ3週末連続で土日のどちらかに仕事が入ってしまった。しかし今週末で休める土曜日は好天の予報だったので茨城方面にトンボの観察に出かけた。
この川は木曜の夜から翌朝にかけて降った雨で増水していた。川で見かけたトンボを種毎にまとめて紹介する。
先ずはアオハダトンボから。時々羽を開くが輝きをうまく捉えるのはむずかしい。
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このトンボは求愛の時しきりにメスの周りを飛び回る。このときは一定の場所で飛ぶので飛翔写真のチャンス。
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時には川面に浮かんで流されて見せるらしい。まるで女の子の気を引こうといろいろふざけてみせる男の子のようだ。下の写真は流されて見せようとしたところのようだが、草が邪魔して流れなかった。
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失敗したせいか交尾には至らなかった。
ミヤマカワトンボは強い金属光沢をもち、個人的には日本で最も美しいトンボの1つだと思う。とても敏感で近づきにくい。
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この川では初めてアオサナエをみた。こいつもきれいだ。
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増水で倒された草にとまっていると保護色で認識しづらい。他にも何度か見かけたが、激流の向こう側にとまることが多くて、流されそうで近づけなかった。アオハダトンボのオスじゃないからね。
ホンサナエもいた。小さくてずんぐりしたサナエだ。
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コヤマトンボは今年も飛翔しかチャンスが無くてトライしたが出来はいまいち。
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メスが産卵に2回ほど飛んできたがほぼ全滅。これはかなり悔しかった。
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トンボ飛翔写真の法則「ピントが合った写真は後ろ向きである。」(泣)
おまけはウラギンヒョウモン。
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親水公園という標識が気になって、水田を見回りに来た方に聞いてみた。「親水公園ですか。この道を進めばすぐですよ。ホタルの里にしようとしたんだけどマムシの里になっちゃってね。子供だけでは危なくて行かせられないよ。」マムシのいそうな所ばかり歩いている僕は気にせず行ってみることにした(続く)。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-06-01 21:38 | トンボ | Comments(4)
シーズン・イン -ミヤマセセリ初見-
今日もぐんぐん気温が上がった。
息子は春休み。部活もしばらくないらしく、部屋にこもって寝てばかり。体によくないぞ!とたたき起こして多摩西部に連れて行った。免許を取ったのにそれほど運転したがらない。最近の若者は車に興味をもたなくなっているというけれど。
着いた場所は、一昨年震災の2日後にミヤマセセリを観察できた「実績」のある場所。この気温ならひょっとして、と期待したわけ。さっそくキタテハ、テングチョウ、ルリタテハといった越冬組みが飛んでいる。暖かいためなかなか止まらず、止まってもあまり翅を開こうとしなかった。
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10分ほど経ったとき、水量の減った渓流を黒っぽい小さな蝶が飛びまわるのを見つけた。息子がこっちに止まったというので急いで近づこうとしたら・・・、コケが生えた岩で長靴が滑って転んでしまった!無意識にカメラは水に漬からないように持ち上げたが、右半身はしっかり濡れてしまった。幸いかすり傷もなかったが、これからもムカシトンボを捜して渓流を歩くことがあるだろうから気をつけないとね。気温も高く、濡れてかえって気持ちいいくらいだった(負け惜しみ)。
肝心のミヤマセセリはなかなか止まらず、止まっても敏感で苦労したが結局撮ることができた。my recordを3日更新することができた。
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後翅が心もち緑色に輝いてきれいだ。
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帰りに寄った里山で他の蝶を捜したが新蝶は飛ばなかった。チョロチョロと流れる小川でコシボソヤンマとヤマサナエのヤゴが掬えた。若齢のオジロサナエと思われるヤゴも。東京都でコシボソヤゴは初めて。夏来れば見られるかも。
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写真はヤマサナエのヤゴ。もちろんやらせ写真ですよ。ヤゴをきれいに洗って泥をとってからリリースしたもの。
息子は車から出ると花粉症がひどくてかわいそうだった。私は子供の頃、寄生虫を2種類飼った(笑)ことがあるためか、アレルギーとは今のところ無縁だ。
帰る途中、急に空が薄茶色になって視界が悪くなった。黄砂とPM2.5と花粉のトリプル攻撃だと思っていたが、風で地表のほこりが巻き上がった「煙霧」という現象らしい。ちゃんと天気図の記号まである「天気」のひとつである。東京の最高気温は25.3℃!観測史上最も早い夏日となった。今年の春はこの後どうなっていくんだろう。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-03-10 18:46 | チョウとトンボ | Comments(14)
ウチワ兄弟の池
翌日は写真展に行く前にYさんの案内でウチワヤンマの産卵を観察に出かけた。この湖はウチワ天国。すごい数飛んでいる。交尾しながら産卵場所を探すペアがいる。
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高い木の枝に飛び去るものもいる。
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とても窮屈な格好だ(笑)。気に入った場所を見つけると交尾態のまましばらくホバリングしてから着陸。
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交尾を解くといよいよ産卵が始まる。
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初めはオスが上空で警護飛翔している。水面の草や浮遊物に複端を打ち付けて産卵しているが、打ちつける瞬間を捉えるのは難しい。
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大型種だけにとても迫力のある光景だった。
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そのうち産んだ卵が粘着性の糸にからまり納豆のようだ。
湖に隣接する池ではタイワンウチワヤンマが縄張りを張っていた。
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このトンボは名前からわかるように南方系のトンボであるが最近分布を北に広げており、静岡県西部では完全に土着している。別の場所ではメスがとまっていた。
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タンワンウチワのメスにはほとんど「うちわ」がない。コバネアオイトトンボはまだ未熟で、あの美しく青い複眼になるのはもう少し先かな。
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暑さを避けて葦の茂みの中に隠れており、頭だけ日があたっているためまともな写真は撮れない。
写真展では飛来種を含め静岡県で記録された全てのトンボ約100種が展示されていた。そのほとんどがYさんの撮影によるものでとても見ごたえがあった。撮影の際のエピソードなどをいろいろ伺いながら楽しく拝見した。ビジターセンター所長でトンボの大家、福井先生にもお会いできて光栄だった。
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残念ながら展示は15日で終了していますので念のため。もっと早く紹介できるとよかったのですが。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-08-16 22:30 | トンボ | Comments(2)
モートンの朝
きのうの土曜日も夕方から所用で午前限定の出撃。モートンイトトンボの交尾を見たかった。ある図鑑によると交尾は早朝行われ、朝8時を過ぎるとオスはメスに興味を示さなくなるという。しかしよりによって携帯のアラーム設定を間違えて、起きたら6時を大分回っていた!ナビによると到着時刻は8時過ぎ。そこで急遽目的地を近場に変更。ここはモートンはいるらしいとしかわからず、ピンポイントの情報もない。結局ここでモートンを捜し始めたときには既に8時を過ぎていた。幸いモートンはすぐに飛び出した。それも数が多い。このトンボは成熟オスの腹端がオレンジ色になる。
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メスの未熟個体は全身がオレンジ色だが成熟すると緑色になり、まるで別種のよう。
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単独の個体ばかりで、やはり遅かったかと思い始めた8時半過ぎ、メスに求愛するオスを発見。ひょっとして、と思ってもう少し粘っていたら交尾が3ペア見つかった。
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これで一安心。最後の写真は9時を回っていた。曇りの日は行動が遅れるのかもしれない。
小さなモートンには危険がいっぱいだ。実は最初のペアは写真を撮る前にメスだけこいつに食べられてしまった。
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スジブトハシリグモだろうか。更に天敵キイトトンボも発生し始めていた。
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モートンを見たあとではとても大きく見える。餌食になる前にはやく子孫を作らないとね。
帰り際に羽化したてのトンボが飛んだ。ひょっとして、と思い急斜面をよじ登りまず1枚。
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慎重に横に回りこむと期待通り胸にYの字が見えた。
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オジロサナエのメス。実はこのトンボはまだヤゴしか見てなかったので初撮影となった。いずれ水辺に戻ったところを撮りたいものだ。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-06-24 23:54 | トンボ | Comments(8)
春すすむ
クロサナエ♀、羽化間もない個体。いつか産卵場面を撮ってみたい。
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ウスバシロチョウ。どれにも受胎嚢が付いてなかったからまだオスのみか。
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魅力的な廃屋(意味不明)があったので是非それを背景に撮りたかったが・・・
この魚眼ズーム、安い値段なりの写りだが(腕のせいかも)、明るい所で絞って撮るといい感じに撮れる。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-05-14 23:42 | チョウとトンボ | Comments(4)
ツートンカラーのヤゴ
今週末も雨が降ったり寒くなったりで生憎の日和だった。
それでも今日は懲りずにまたまた渓流に行ってきた。
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初めての沢だがすくったとたんにムカシトンボのヤゴ!
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これはすごいぞ、とテンションが上がったがそうは問屋が卸さない。それ以降空振りが続く。それでもクロサナエと思われるヤゴが2匹。
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側方に張り出した肛上片からクロサナエと判断したが. . .。
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もう一度スタート地点付近で捜したらムカシトンボがあと2匹採れた。若齢幼虫はツートンカラーだと聞いていたが、今まで見たものは皆単なる褐色だった。しかし今日は見事な2色のやつが採れた。
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同じ大きさでもツートンカラーとそうでないのといるから不思議だ。
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前回うまく撮れなかったわき腹にある発音やすりを撮った。死んだふりをされると縮こまった足に隠れてしまう。そこで肢をちょっと脇にずらして撮影。
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正にやすりだね。
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午後になり小雪がちらつき始めた。もう一箇所チェックしたい沢があったが、前回の体調をくずした経験から無理をせず山を下りた。
帰る途中里山によった。時々日が差したが蝶は飛ばなかった。ここで網を使うのは憚られたので100円ショップで買った取手付きの金属のザルを使って池をすくった。積もっている枯葉ごとすくったらこんな2匹が採れた。
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上はイモリにしては大きいからひょっとして、と思っていたら鳥撮影の二人連れがやって来た。やはりトウキョウサンショウウオだということ。産卵のため池に下りてきたようだ。もう1匹はホトケドジョウ。絶滅危惧種2種類がひとすくいで採れるなんて感激。ここではイトトンボのヤゴも何匹か採れた。
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尾鰓の模様からアジアイトとクロイトと決め打ちしたが全く自信なし(笑)。
遠くでサイレンが鳴った。時計を見ると2時45分をまわったところだった。虫の事は忘れて手を合わせた。帰りのラジオで流れた追悼式典の遺族の言葉には涙をこらえきれなかった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-03-11 21:47 | トンボ | Comments(4)
自業自得
仕事が多忙で2週間ぶりの休日の週末だった。
2月の中旬というのにまだまだ暖かくなる気配がない。とはいえ確実に日は長くなっているし日差しも強くなった。
土曜日は平地のヤゴを探しに行ったが空振り。日曜日は休養日にしようかとも思ったが、やはり出かけてしまった(この判断はまずかったとわかることに)。前回ムカシトンボのヤゴを見つけたポイントから5kmほど西の沢だ。
狭い林道を進み通行止めの標識の手前の路肩に駐車した。降りてみると路面がかちかちに凍っていた(汗)。雪の斜面を注意深く川に下りると、そこはとても感じのいい渓流だった。しかしヤゴは少なくて、ダビドサナエorクロサナエが1匹採れただけだった。
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右の触角が明らかに小さかった。ヤゴの触角は欠損しても再生するようだ。
これ以上捜すのは諦めてもう少し西の沢に移動する。やはりゲートの手前に駐車スペースがあった。ここから分枝する林道に入る。日影は完全に雪に覆われている。
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沢に残る雪の上には動物の足跡が残っている。
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ヤゴはこちらの沢の方がずっと多かった。これが全成果。
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やはりダビドとクロは区別がよくわからないなあ。羽化させて確認するため持ち帰ればよかった。ムカシトンボも1匹掬えた(下はミルンヤンマ)。
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ムカシトンボのヤゴは鳴くことが知られている!つかんで耳に近づけたら1回キーッと鳴いたが、後は死んだふりで固まっているだけだった。腹部にある発音やすりを撮りたかったが、後ろ足をぎゅーっと腹部に密着していてうまく撮れなかった。
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一応囲んだ部分ですが・・・やすりの場所を前もって知っていれば足を開かせて撮ったんだけどね。また次の機会に。腹部に原産卵管があるのでメスであることがわかる。
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以上2枚は仰向けにして撮ったもの。
ちょっと雰囲気が違うサナエのヤゴが採れた。
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触角がしゃもじ状なのでヒメクロサナエだ。
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サナエの鑑別は触角の形状もポイントの一つだ。
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こいつはとてもかわいいが、これだけ若いと何だかさっぱりわからない(泣)(ヒメサナエかヒメクロサナエ??)。
あと1月もするとムカシトンボのヤゴは陸に上がって春を待つ。
陽だまりでゆっくり写真を撮っていたが、太陽が林に隠れるととたんに寒くなったので撤収した。
鑑定に間違えやコメントがありましたら教えてください。
実はこの翌日の月曜日に体調を崩してしまった。寒気、胃痛、嘔気、頭痛に半日苦しんだ。家族からは「仕事が大変だなんていいながらそんな所に行くからだ」と呆れられたが今日は何とか回復してよかった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-02-14 23:17 | トンボ | Comments(6)
死んだふりチャンピオン
昨日は私も会員であり、1点展示させて頂いた日本チョウ類保全協会の生態写真展と講演会に行ってきた。
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その後、初めて忘年会に参加させていただいた。お初にお目にかかる方、お名前と顔が一致しなかった方、お久しぶりの方、会ったばかりの方、大勢と楽しい時を過ごさせていただいた。素晴らしい講演をしていただいた佐々木さん、企画展・忘年会を準備運営された中村さん、金子さん、大変お世話になりました。
今日は多分今年最後となるガサ納め(笑)に行った。着いたのは11時を過ぎていたが、日陰の落ち葉はまだ霜で真っ白だった。ここはコシボソヤンマがいっぱいいるポイントだが、どういうわけか今年の初めに来たとき採れたヤンマのヤゴはミルンヤンマばかりだった。今回は数百メートルほど下流からガサってみた。それがよかったのか、すぐにコシボソが入った。
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立て続けに3匹。このヤンマはアクロバチックな死んだふりをすることで有名である。ほら、こんなに反り返って固まってしまう。
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すごいでしょ。ここには他にコオニヤンマの弱齢とヤマサナエがいた。ヤマサナエは前回採ったままの泥まみれの写真だったので、少し洗ってきれいにしてから撮影(あまり洗って弱ってしまうといけないのでそこそこに)。
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コシボソヤンマとミルンヤンマを並べてみたかったが、今日は前回とは逆にミルンがなかなか見つからない。少し上流でやっと2匹ゲット。ミルンも死んだふりをするにはするが、気合の入れ方が違う(上:ミルンヤンマ、下2匹:コシボソヤンマ)。
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しかもミルンはすぐにリラックスして歩き回るがコシボソは痺れを切らすくらい長いこと固まったままだ。
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死んだふりの違い以外にも、頭部の後頭部の角に突起があることや腹部がずっとドゲトゲしている(側棘の違い)点で区別できる(左がコシボソ)。
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ここは最後の民家から数百メートル上流であるが、人は結構入っている。こんな所でガサっていると目立つようだ(あたりまえ)。今日は散策の女性から「ヤゴですか?」と声をかけられた。鋭い!近くの高校生が部活のジョギングで走っていた。「何やってんだろう。」「お前聞いてみろよ。」「おれいやだよ。お前聞けよ。」なんて言いながら走っている。小学校低学年の子達が何人かお爺さんに連れられてやって来た。採ったヤゴを見せてあげたら目を輝かせて見ていた。昆虫少年は絶滅危惧種といわれるけれど、子供は本来虫好きなのに違いないと思った。その芽が育つ環境がなくなっているだけのようだ。
生き残りトンボの観察もしたかったけれど、そのポイントに着くのは2時過ぎになり、この時期では大分日が傾いてしまうのでやめた。この寒波で今年はもう成虫が見られないかも知れない。
今週は仕事と飲み会で大忙しだ。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-12-18 21:21 | トンボ | Comments(8)
トラ模様のヤゴ
早いものでもう11月最後の週末となった。
もうシーズンオフだけどヤゴ探しにシーズンオフはない(笑)。ということで6月に行った清流に出かけてみた。この川は9月の台風15号で大増水しており、ヤゴが大丈夫か心配だった。
川に増水の跡は思ったほど残っていなくて、6月に来た時と同様きれいな水が流れていた。流れに入ってがさ入れを初めると間もなくコヤマトンボが数匹採れた。多い場所では1回すくうと2-3匹網に入ったりした。
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ここのコヤマトンボの数はとても多いので予想通りといったところか。続いてホンサナエ。
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これも6月には多かったが1匹だけ採れた(Yさん、お墨付きありがとうございました)。なんかウルトラマンに出てくる怪獣のような面構え。狛犬の顔のようにも見える(目のように見えるところは複眼ではない)。
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トンボはヤゴを見つけるのと成虫を見つけるのとどっちが簡単か?これは種類によると思う。まだヤゴしか見てないものもいる。ヤゴを見つける方がずっと簡単といわれるトンボの中にキイロヤマトンボがいる。成虫の撮影は関東では難度五つ星ではないだろうか。今日の出撃の1番の目標はこのトンボのヤゴだった。捜し始めて約30分。すくった砂礫の中にすぐそれとわかる黄色いヤゴがいた。
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これがヤゴの最美麗種といわれるキイロヤマトンボのヤゴだった。その後すぐに、来年羽化すると思われる大きなやつもみつかった。
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トラかヒョウを連想させる紋様のヤゴだ。爪が長いのも特徴だ。撮影後はリリース。来年何とか無事羽化してほしいと願いつつ。砂地に放つとあっという間に腰をフリフリしてもぐってしまった。
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派手な色も砂地では保護色なのだ。実はこの場所は6月にトンボを観察した場所からは数百メートル下流であることがわかった。半年以上経っており場所を間違えたのだ。でもこれが幸いした。前回のポイントはみるからにヤゴが好みそうなのだが、なぜかいくらガサってもキイロヤマどころかヤゴ自体ほとんどいない。いたのはコオニヤンマ1匹のみ(もちろんやらせ写真です)。
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9月の増水が影響しているのだろうか。ちょっと心配。
成虫の写真がないと寂しいので2回だけ目撃したナツアカネ。
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来年は成虫の時期に是非訪れたい所だが、6月は仕事も忙しく、他にも行きたいポイントだらけなので夢が叶うかはわからない。
翌日足と腰が半端じゃなく痛い。流れの中を歩いたのと、長いこと腰を屈んでいたせいだろう(笑)。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-11-28 18:56 | トンボ | Comments(6)
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