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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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梅雨入り間近の晴天に その①
週明け早々にも梅雨入りしそうな気配だ。今日は貴重な晴天かもしれない。
先ず着いたところはこんなところ。
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田んぼにはさまれたごく小さな小川。ここには写っていないが目を横に向けるとそう遠くないところに高層マンションが見えたりする。でもこの小川はコンクリートで固められていたりせず、水も割りときれいだ。5月に来たときはメダカが群れて泳ぎ、「メダカの学校♪」や「春の小川♪」を歌いたくなるような所だった。
今日は着いたのが9時頃だったが、既に結構暑い。田んぼの畦道を歩くとアオモンイトトンボが交尾中。
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アシの繁ったところでは羽化したばかりのアキアカネとノシメトンボが一歩進むごとに飛び出した。
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小川に沿って歩くと、程無くして大き目のサナエが飛んだ。ひょっとして、と思って目で追うけどなかなか近くに止まってくれない。30分くらいしてやっとカメラに収めることが出来た。やはりずっと撮りたかった珍種キイロサナエだ。
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このトンボはヤマサナエととてもよく似ているのでいろんな角度で撮っておかないと信じてもらえない。決定的なのはやはり交尾器。下付属器が上のより長いのでキイロサナエだ。
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「キイロ」といっても、成熟した個体は鮮やかな黄色ではないし、腹部はほとんど黒いのであまりぴんと来ない名前だ。複数の個体が川に沿って縄張りを張っていた。一定以上接近するとあまり飛ばなかった。
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産卵管に特徴のあるメスは残念ながら見つからなかった。ここは何故かヤマサナエはいないようだ(ヤマサナエには遅いだけかもしれないけど)。
これで気分を良くして第二の撮影地に向かった。車に搭載の温度計によると32度になっていた。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-06-12 22:02 | トンボ | Comments(8)
World Biodiversity Day
いくら今年は生き物の暦が遅れているといってもそろそろ見られるはず、と思って埼玉の某所にホンサナエを見に出かけた。そこはきれいな流れにときおりカジカ蛙の鳴き声が聞こえる場所だ。ジャブジャブと流れの中を進むと予想通り中型のサナエトンボの仲間が飛び出した。飛んでいるときはよくわからなかったが、とまるとやはりホンサナエ。あっけない初対面だった。でもなかなか近くにとまってくれない。
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いちど足元にストンと落ちるようにとまってくれて何枚か撮れたが、次のチャンスが来なかった。
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寸胴で不細工なところが何とも言えずかわいい。首都圏ではほとんど見られなくなりつつある貴重なトンボだ。
少し下流に移ると、そこに似たような格好で写真を撮っておられる方が。お話しするとなんとブログによくコメントを頂くmaximiechanさんだった。しばらくお話をしてmaximiechanさんは別のポイントに行かれた。私は残ってアオサナエに挑戦したが、ピンボケの連発。とってもきれいなトンボなのでまた訪れたいと思う。ここにはいろんなトンボがやって来た。まず成熟したダビドサナエ。
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アオハダトンボも出始めていた。
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ここには淀んだ場所があるからか、止水性のセスジイトトンボやクロイトトンボをよく見かけた。
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そしてなんともうギンヤンマの産卵が見られた。
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予報より早く空が曇ってしまったので早めに切り上げた。
今日は「国際生物多様性の日」。いつまでもこの川がトンボ達の楽園でい続けて欲しい。今日訪れたポイントの近くの道に「護岸工事のため立ち入り禁止」の標識があって不安になった。護岸工事が生物多様性にとって大きな痛手になる例を目にしているので。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-05-22 16:58 | トンボ | Comments(10)
弾丸セセリ
明日は仕事が入っているので、遠出はやめて多摩西部の渓流に行ってみる。
ムカシトンボがひょっとしてまだ見られるかもしれないし、渓流性のサナエトンボが産卵に来るかもしれないと思ったからだ。しかしムカシトンボは一度目撃したものの、沢から外れ、ほんのわずかな流れに沿って急斜面の上の方に行ってしまった。サナエトンボも現れない。
沢に入ってすぐに見事に花をつけたウツギがあったのでチェックしておく。
ミヤマカラスアゲハが沢の中の石にとまって吸水していたが、いい角度の写真は撮れなかった。渓流に沿ってやや大きめのセセリのような蝶が勢いよく飛んでいた。黒っぽいけど真っ黒ではない。アオバセセリのようだがこんな流れの上を飛ぶんだろうか。
さっきのウツギのところに戻ると蝶が来ている。やっぱりアオバセセリだ。この蝶は本当に元気よく飛び回る。エネルギーの塊だ。そのためか知らないが、よほどカロリーを必要とするのか、1時間くらいこのウツギの周りを飛びながら吸蜜を繰り返していたのでたくさん撮れた。
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一度は2匹がもつれて飛んだ。この時は1匹が空中の1点でホバリングし、もう1匹がその周りをぐるぐる回った。素晴らしいシャッターチャンスだったが、めずらしくオートフォーカスにしていたため撮りそびれて残念だった。
ときどきオナガアゲハもやって来た。
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ひと段落して流れの反対側にある草地でサカハチチョウとツマキチョウ(まだたくさんいる!)の飛翔写真をカシオでトライした。
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すぐそばから小さめのトンボが弱々しくとんだ。羽化して間もないヒメクロサナエだ。
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以前似たような場所で見たのは4月下旬だった。だいぶ遅れて羽化する個体もいるようだ。
本来の目的は達成できなかったが、いろいろ楽しめた1日だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-05-15 19:16 | チョウ | Comments(8)
春の渓流
この日は東京西部でムカシトンボを狙ったが、わずかに目撃するやつも真直ぐに飛ぶばかりで縄張り飛翔が見られない。去年はとっくに見られていたのに。遅れているのか、それとも少ない年なのか。何人か会った撮影者も全然だめとのことだった。うーん、来年かな。
そのかわり新鮮なクロサナエがいた。
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これは渓流の比較的上流域にいるサナエだ。デジタル初撮影となる。ダビドサナエとの鑑別は難しい。確実に区別するためオスの交尾器を撮っておく。
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下部付属器がここまで立派だからクロサナエに間違いない。
オナガアゲハがやけに多かった。
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前縁が広く不透明な橙色翅型のカワトンボがいたので撮影。
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カワトンボ2種の鑑別はほとんどお手上げ状態だが、こういったタイプはニホンカワトンボとしてよいようだ。
今日は体調がよくないので早めに引き上げた。
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Top▲ | by dragonbutter | 2010-05-08 19:45 | トンボ | Comments(4)
身近な宝石 -2-
昨日の記録(続き)
もう10年以上も前のことだが、2年余り横浜に住んでいたことがある。住宅から車で15分くらいのところに大きな森のある緑地があった。近くを通る度、中はどんな感じか興味を持ったが、ちゃんとした駐車場がなかったし、当時昆虫熱は寛解していたので、実際に足を踏み入れることはなかった。数日前、近くのコンビニに車を止めて森に入った。目当てはミルンヤンマだ。歩道はだんだん山の中に入っていく。鬱蒼とした森だ。
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歩道は常に小さな流れに沿っている。駐車場がないからか、人は少ない。進むに連れて次第に暗くなり、心細いくらいだ。大きなトンボが時々手前を横切る。ほとんどがオニヤンマかコオニヤンマだ(写真はコオニヤンマ)。
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しばらく行くと神秘的な池に着く。池のほとりで大きな黒い蝶に会う。近づくと益々暗いところに逃げ込んでしまう。クロコノマチョウだ。
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先ほどから薄暗い流れに沿って行ったり来たりしている小さめのヤンマに気付いていた。これがミルンヤンマだろうか。以前南房総の森で見たミルンヤンマと比べると、ちょっとせせこましいな。
それにしてもこのトンボの撮影は難しそうだ。何とか撮れたピンボケ写真を見ると、どうもミルンではなくてコシボソヤンマのようだ。わたしにはどっちでも大歓迎。しかしこの日は仕事帰りで、着いた時間が遅かったため、まともな写真を撮る前に日が暮れて時間切れ。人の目がほとんど利かなくなっても、薄暮のなかを相変わらず飛び回っていた。
今日は午前中マルタンが撮れたので運がいい日かもしれないと、午後からこの森に出かける。目が慣れたからかもしれないが、流れの至る所にコシボソが飛んでいる。今日は完全装備。何とか飛翔写真をものにしようといろいろ工夫するが困難を極める。決して満足いく出来ではないが、何とか私なりに撮れた後で得た結論。トンボを選べ。個体によって縄張り飛翔にも癖がある(縄張りの環境にも拠るかも)。何とか撮れた個体は、流れに沿って一直線上を単純に往復してたやつ。往復している線分の延長線上でカメラを構え、置きピンで狙う。ファインダーの中をピンボケのトンボが接近してくる。ピントが合った瞬間にシャッターを押す。これで何十回に一回はうまくいく。
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うまくいかなかったけど、うまくはまればどアップの大迫力の飛翔写真が撮れそうな方法。三脚につけたカメラを、頻回にトンボが通過する地点の近くにセットして、トンボが通過したときノーファインダーでシャッターを切る。これは皆、みごとなピンボケだったが、画面いっぱいに撮れていたのもあったから、当たればすごそう。
いずれにせよ、コシボソのように狭い範囲をせせこましく往復する種類ではチャンスも多いのでトライする価値はある。反省:ストロボの電池の替えがあると心強い。
産卵シーンも撮れたが(コシボソとコオニヤンマ)ピンボケ。また撮影中ガサガサっと大きな羽音に振り向くと、何とコシボソの交尾である。近くにとまれ、と願ったが、スーっと木の上に消えた。
ところでミルンはいないんだろうか。秋もういちど行ってみよう。なんか今日は久々に少年時代に戻ったような、不思議な感じがした午後だった。暗い森の魔力のせいかも知れない。毎回戻っているじゃないかといわれそうだが。
以上は15日の記録である。実は今日16日、近くの公園で更に別のヤンマに会えたのでいずれ報告する。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-08-16 22:32 | トンボ | Comments(0)
夏の渓流にて
この週末も厚い雲が垂れ込め、泣きたくなるほどいい天気だ。
これも遠くにばかり行かないで近場を散策せよという天の声と考え、今日は都内でJetterさんやHさんお勧めの渓流に向かう。車道の行き止まりに車を止めて川に下りる。この渓流は長靴があれば自由に歩けて、流れの冷たさが足に伝わり実に快適だ。
ミヤマカワトンボが2匹縄張り争いをしていた。これがとても長期戦で、数分にわたってお互い激しく追飛を続けた。よく息切れしないものだ。しかしこれほど速く、しかも不規則に飛ばれると写真の撮りようがない。
そのとき上空をヤンマの影がよぎる。翅を小刻みに震わせて2-3mの高さをゆっくりと往復している。とまりそうでとまらない。どうもミルンヤンマのようだ。まともな飛翔写真が撮れる前にゆっくりと林に消えた。それを追って登っていくと近くで小さな虫が飛んだ。一瞬大きなアブかと思ったが、とまった木の葉に近づくとサナエトンボである。初めて見るヒメサナエだ。夏の渓流を代表するサナエだ。
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どうしても手前に1枚邪魔をしている葉を取り除こうとしたら飛んでしまった。小さいサナエなのでそれきり見失い、二度と現れなかった。
もう一度流れに戻ると相変わらず先ほどの2匹が入り乱れて飛んでいる。しかし今度は様子が違う。まるでワルツを踊るかのようにゆっくりと、まるで楽しむように飛んでいるのだ。ペアーかと思ったがオス同士の様だ。これなら撮れるかもしれないとたくさんシャッターを切った中に、ある程度ピントが合ったものが見つかった。暗い中でのストロボ使用なので満足いく出来栄えではないが。
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帰ろうと流れを離れたとき、やけに白斑の多いセセリが近くの葉にとまった。もしやと思ったが、やはりホソバセセリだ。しばらくぶりに見るセセリをいろんな角度から撮ってみる。翅をきちんと閉じたところも撮りたかったけれど。
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全く日が射さない天気を考えると、満足すべき成果だった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-08-08 21:59 | トンボ | Comments(0)
仕事帰りの道草
仕事帰りにちょっと道草。
目的はこれ。
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このトンボの特徴はなんと言ってもこれ。
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サナエトンボは似た種類が多くて鑑別に苦労するが、オナガサナエは名前からもわかるように、尾部付属器がこんなに立派!!それを自慢するかのように腹部を少し持ち上げてとまっている。こんなハサミムシの鋏のようなものに首根っこをはさまれたメスはさぞ痛いんじゃないかと思うが余計な心配だろう。本当は人工物でないものにとまった写真が撮りたかったんだけど。
近くではモンキチョウがもつれ合って飛んでいた。
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一時4匹がつるんだが、さすがにいい写真が撮れなかった。
近くの里山保全地区の田んぼで、初めて見る大きな蛾を目撃。
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どうもハグルマトモエらしい(間違いがあればご指摘ください)。
ウスバキトンボも増えてきた。産卵も観察された。
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ということは夏も後半に入ったということだ。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-08-01 21:21 | トンボ | Comments(2)
渓流の生きた化石
今日も一日晴天の予報。かなり暑くなるという。
さて、どこに行こうか。迷った末に26日に行った渓流にもう一度行くことにする。ところで、「渓流」、とてもいい響きの言葉だ。
「ム」で始まるトンボの大物とは、もちろんムカシトンボである。先日Hさんが別の場所でいい写真を撮って添付してくれたので、私ももう一度挑戦する気になった。
前回高飛していたやつが本当にムカシトンボなら、そろそろ成熟して縄張りを張る頃、とにらんだ。その予測が見事に的中した。
前回のポイントはまだ少し早くて日がうまく射していないので、もう少し上流でトンボが好きそうな場所を見つけて川に下りる。今日は釣具屋で買った長靴を履いているので、少しくらい流れに入っても平気だ。
すぐにオスが目の前を横切ってあっという間に樹上に消えた。速い!10分おきぐらいに下流から現れるが、カメラを構える頃には消えている。しかし思っていたとおり、縄張りを巡回しているようだ。しかしここで充電してきたはずの電池を入れても、外付けストロボがはたらかない。しかたなく内蔵ストロボで撮ることになり、飛翔写真で翅をぴったり止めるハイスピードシンクロができなくなった。
何度目かの飛来で、短いホバリングを繰り返しながら、しばらくここに留まってくれたので、何とかカメラに収めることができた。複眼が青みがかった灰色で、ムカシトンボ特有の色をしている。
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そろそろ最初のポイントに日があたり始める頃だ。移動するとさっそくオスが飛んでいる。一時は上流と下流に2匹現われ、どっちを撮るか迷うことも。また2匹がもつれ合う場面も見られ、ひょっとして交尾成立?と思ったが、やはりオス同士の縄張り争いのようだ。お気に入りの場所では、かなり長いこと飛んでいてくれて、そっと近づいても逃げることはなく、目の前に寄って来ることもあった。
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おにぎりを食べながらふと目の前を見ると、本流とは別のわずかな流れのすぐ上を飛んでいるやつがいる。飛び方が少し違う。ムカシのメスか?いや違う。サナエのようだ。カメラのモニターでダビドサナエのメスであることを確認する。
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こいつ、実は停止飛翔産卵という、変わった産卵の最中だった。ホバリングしながら腹端から卵を落下させるのだ。腹端から落ちる小さな卵が写った証拠写真があったが、トンボがボケボケである。
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ジュラ紀の昔からほとんど進化をしていないというこのムカシトンボ、世界中でも日本とヒマラヤに1種類ずつしかいない大変貴重なトンボだ。環境破壊が進まなければ、これからも永いこと急流に行き続けるに違いない。何年も撮りたくて実現しなかった写真が曲がりなりにも撮れた記念すべき日となった。来年はメスの写真を撮りたい。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-02 21:54 | トンボ | Comments(2)
徳島行
[4月29日の記録です]
友人に不幸があって急遽徳島に行くことになった。
日中の数時間を使って郊外を歩くことにした。
まずローカル線に乗って少し南下する。1両編成のワンマンディーゼルカーだ。もちろん単線。トリプルワン(1)だ。「運転中は危険ですから運転士には声をかけないでください。」なんていうテープが流れるなんて、都会では考えられないほど乗客と運転手の距離が近い。
ガタゴト揺られて数駅先で降りてみる。全く当てがなかったわけではないが、植物園に行けば、花にアゲハの仲間が訪れているかも知れない、といったくらいのものである。
道を聞くと4キロほど先という。それくらいならたいしたことはない、と思って歩き始める。まずダイミョウセセリが飛び出す。後翅に白帯がでる関西亜種ってやつだ。
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車道を延々と歩くがなかなか着かない。そのうち足が棒のようになってくる。いけない、こんなことでは夏に山に登れないぞ。2キロ増加した体重もきいてるんかな。
やっと目的地に近づき上り坂になったとき、左手に、木立に囲まれた、なんかよさげな溜池が見下ろせる。近くに寄れそうだ。うん、ここに行かないてはないだろう。
近づくとさっそく細身のサナエが逃げていった。サナエの仲間は東と西でかなり見られる種類が異なるので、とにかく写真に撮れば初物になる可能性が高い。半周ほど行くと池に続く草地に出た。トラフシジミは既にだいぶ擦れている。
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ここでやっとさっきのサナエのメスと思しきやつが撮れた。
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水際で縄張りを張るオスの写真もゲット。
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とにかく後で調べないとわからないので、いろんな角度から撮れるだけとって、後日調べるとフタスジサナエのようだ。西日本に広く分布するものの、一部の地域では激減しているらしい。もちろん関東では見ることができない初物だった(Matszさん、確認ありがとうございました)。気をよくして行った植物園では何も成果はなく、帰ろうとした下り道で、路傍の芝桜にナガサキアゲハが訪れていた。新鮮なメスだ。南にいくほど後翅の白斑が大きくなるというが、春型だからであろうか、最近分布を広げて東京でも見られるようになったメスとそう大差ない感じだ。
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帰りは徳島駅行きのバスの便があることがわかって、あの長距離を歩かずにすんでよかった。
撮影は2時間ばかりであったが、長い間の友が最後にくれた貴重な時間であった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-01 22:31 | トンボ | Comments(0)
雨上がりの渓谷
昨夜は畏友であり悪友のHさんと痛飲したのでゆっくり起きる。
低気圧が去って昨夜の雨はすっかりあがっている。もうそんなに遠くへはいけないので、八王子の林道に行くことにする。運がよければ「ム」で始まるトンボの大物に会えるかも知れない。
昨日の雨のせいで森全体がしっとりとしている。沢の水も少し濁っているが、奥に進むにつれて澄んできた。渓流でカメラを構えているおじさんがいたので様子を聞いてみた。ここをフィールドにして写真を撮っている方のようだ。「一回や二回来て撮れるもんじゃないよ。でもがんばって。」といわれた。近くから羽化したばかりのヒメクロサナエがキラキラとまだ柔らかそうな翅を輝かせて飛び去った。今年の非成虫越冬のトンボ初見である。
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もう少し進んだ地点で沢に下りて粘っていたとき、木立のやや開けた上空を飛ぶトンボを見つけた。ヒメクロより一回り大きい!あの生きた化石といわれるトンボに間違いない。しかしとても高くとても速くて歯がたたない。空中で小さな虫を器用に捕まえている。まだ未熟な個体のようだ。
今日は指をくわえてみているだけだった。連休中にもう一度だけ来て見よう。うまくすれば成熟して渓流で縄張りを張っていてくれるかもしれない。
帰りに撮ったミヤマセセリとイチリンソウで勘弁してください。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-26 21:55 | トンボ | Comments(0)
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