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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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南アの林道にて -2-
ミヤマシロチョウの他に出会った蝶
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こんな崖があるとツマジロウラジャノメを期待してしまう。見上げると期待通り崖の高いところを黒っぽい蝶が飛んでいる。何とか降りてきたところを撮影。
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露出を変えて撮り直そうとしたら飛ばれてしまった。
何ヶ所か高いところでピンクの花が咲いていた。
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300mmで撮って拡大したもの。落石防止のネットが邪魔(笑)。ウチョウランかニョホウチドリと思いますがいかがでしょう。いずれにしても貴重な蘭かと思う。
林道の脇でちかちかと緑に光る蝶に気づいた。
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アイノミドリシジミの吸水だった。「吸水で翅は開かないですよね」なんて話していたら何と開いてくれた。
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その直後に飛び去った。
以上の2種は何度か見てはいたが初撮影。証拠写真ではあるが・・・。お会いした2人は朝アイノミドリのテリ張りを林道の橋から間近に撮られていた。私が通ったときには飛んでいなかったか、それとも目が節穴だったかどちらかだ(泣)。
ヒョウモンチョウの仲間はまだそれほど多くなかった。下はギンボシヒョウモンとミドリヒョウモン(メス)。
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フタスジチョウもたくさんいた。
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エルタテハがもうでていた。
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とても敏感だった。
登山前後の林道歩きはうんざりだが、今回は楽しい林道歩きだった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-07-16 23:46 | チョウ | Comments(6)
三ツ峠山に登る
たまには脚力を鍛えようと、妻を誘って土曜日に日本二百名山である三ツ峠山に登った。
日和っていちばん簡単なコースを登ってしまったので、ほとんど汗もかかず、なんとなく山頂についてしまった。
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ガスがかかって楽しみだった富士山の眺望もなし。下界は暑かったようだが、頂上直下の山小屋の温度計は9.5℃!とても寒かった。
人気の岩場ではロッククライミングを楽しむ人々がいた。
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山頂近くではアツモリソウが咲いていたが、動物園のような檻に囲まれていて撮る気にならなかった。そこまでしないと盗掘を防げないのは嘆かわしい。アマドコロが咲いていた。
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中腹で登山道の脇にある支柱のワイヤーロープを通す穴?になんとヒガラが巣を作っていた。
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人の腰より低い位置だ。しきりに餌を運んでいたが大丈夫だろうか。登山者がしょっちゅう通るし、蛇なら簡単に登れてしまう。
麓の林道を歩いていると羽化したてのキマダラヒカゲ。
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これはどうみてもヤマだよね。吸水したそうに同じ場所を飛び回っていた。
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ヒオドシチョウが登山者の車の周りを飛んでいた。ルーフキャリアにとまって吸水を始めた。
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未熟なカワトンボのメスが弱々しく飛んできてとまった。
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アサヒナカワトンボだろうと思いながら撮ったが、このあたりはニホンカワトンボとの雑種と考えられる伊豆個体群というタイプが住む領域のようだ。最終的にはゲノム解析をしないと判らないのかな。
人里まで下りると宅地造成が頓挫している空き地に擦れたミヤマチャバネセセリがいた。
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今年はクモガタヒョウモンを見る機会がとても多い。
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これもオス。メスが撮りたいのに。するとそこに小型のヒョウモン?が絡み始めた。
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いやがって飛び立つけどすぐにとまるので何回か撮影チャンスがあった。
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絡んだ相手はなんとキタテハだった。数分間にわたって執拗に追いかけていた。
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オスなのに腹部を上げて交尾拒否(?)(笑)。
携帯によるとこの日は2万歩以上歩いたが、期待通りの脚力アップにはならなかったと思う。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-06-09 15:59 | | Comments(2)
初夏のトンボ(止水編)
行った場所は狭くてかなり人手の入った池であまり期待できそうになかった。最初に撮ったのはクロヒカゲ。
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新鮮な個体は翅を開きやすい印象があるがいかがでしょう。[なんて書いておきながら、投稿直前にヒカゲチョウであることがわかる。その証拠は後翅の基部にある黒い毛束。それにしても黒いヒカゲチョウだ。]
クロスジギンヤンマが巡回しているが後回しにして水面をチェックする。クロイトトンボがいちばん多くて連結や交尾がちらほら見られる。青いイトトンボはオオイトトンボ。東京周辺では減っているようだが。
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オオイトは時期が早いのか連結を1ペア見ただけ。水際の草むらにも青いイトトンボ。
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うん?これってひょっとして?オゼイトトンボだ。
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もしかしたらいるかも、とは思っていたが予想的中。分布の南限に近いと思う。
最後にクロギンの飛翔に挑戦。1回だけ珍しく2-3秒ホバリングしてくれた。
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満点ではないけど今まででいちばんの出来。
マムシはいたかって?幸い遭遇しませんでした。
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Top▲ | by dragonbutter | 2013-06-02 19:41 | トンボ | Comments(4)
厳しい現実(過去画像から)
今週末はフィールドに出なかったので過去の画像から。
まだ残暑厳しい頃、仕事帰りの八王子の公園にて。

[厳しい現実 その1]
ショウジョウトンボの様子がおかしいので近づいてみると・・・
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鳥にでもつつかれたのかな。これでもめげずにテリを張っていたが、これではせっかくメスを見つけても思いは遂げられない(泣)。
[厳しい現実 その2]
夕立の中、ウスバキトンボの羽化シーン。
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あれ?何でこんな時間に?写真では判りづらいが、2枚の前翅が貼りついて開かない。羽化不全だ。これは上のショウジョウトンボより悲惨で、このまま命が燃え尽きるのを待つか、セキレイあたりに食べられるかのいずれかだろう。
[厳しい現実 その3]
この日はイチモンジセセリの産卵を見ることができたが、シオカラトンボに捕食されているシーンも。
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あっという間にバリバリと胴体が食い尽くされた。
[厳しい現実 その4、5]
サトキマダラヒカゲがジョロウグモの巣に捕まっていた。
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もうほとんど食事は終了しているようだ。あとでよく見ると上の方にもう一匹の蜘蛛が。
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これは同じジョロウグモのオスである。ノミの夫婦なんてモンじゃない体格差だ。大きなメスの巣にはこのようにオスが居候していることが多い。メスの脱皮直後を狙って交尾(正確には交接)する。しかしこの際一歩間違うとオスは餌と間違われてメスに食べられてしまうらしい。性的共食いという。しかしこれはオスの積極的な配偶戦略であることがわかってきたという。オスは交尾後、自分の体をメスの栄養とすることで少しでも自分の遺伝子をもつ子孫をたくさん残そうというわけだ(「クモの生態学」宮下直編、東京大学出版会による)。
あー、ヒトに生まれてよかった(笑)。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-10-29 22:53 | チョウとトンボ | Comments(2)
過ぎ行く夏の高原
ベニヒカゲは山に登るとよく見かけるが、デジタルで撮ったことがなかった。いつでも撮れるとはいえそろそろ撮っておかないと。ということで東信の安易に撮れるポイントへ。東京はまだ残暑が厳しいが、高原は吹く風が涼しく何となく秋の気配。朝のうちは飛んでばかりでなかなかとまってくれなかったけど、昼近くなると数も増えて至るところベニヒカゲ(上からオス、オス、メス)。
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雌雄の訪花が撮れたので飛翔や牛との組み合わせとか狙ってみた。
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何匹か撮ったが、斑紋の個体差が大きいと感じた。このあたりのベニヒカゲは橙色帯の中の黒点が外側へ寄っているのが特長とか。
山を下りて林道を進むとアサギマダラやシータテハが花に来ていた。
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エルタテハも見たかったが、八ヶ岳方面に比べて少ないようでお目にかかれなかった。
山麓の池ではマイコアカネが色付き始めていた。
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そろそろ夏も終わり。蝶とトンボの撮影目的で関東の外に出るのもこれが今年最後、かな。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-08-26 22:04 | チョウ | Comments(6)
山のゼフたち
3連休だったが、土曜日は会議がはいったし、家内の両親が上京したので日曜日のみの遠出となった。
私は今まで山のゼフィルスはほとんど撮ったことがない。この日は北関東に出かけた。とりあえず着いた所では雨が降ったり止んだり。傘を忘れたのであまり車から離れられない。ヒメシジミが多い。2週間前のキマルリのポイントでは飛び古したものばかりだったが、ここではほとんどが新鮮なオス(写真は青い鱗粉が少ない個体)。
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発生時期がこんなに違うのは標高差だけなのだろうか。ここでキマルリポイントから2週間ぶりにたまさんにまたお会いした。交尾ペアを一緒に撮影。
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2組目はいい背景の場所だった。
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たまさんと別れて別の小径に入ってみた。もう雨はほとんど心配なさそうだ。ヒョウモンチョウが多い。
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ホシミスジもたくさん飛んでいたが撮影できず(あまり深追いせず)。ここでは初めてお会いする伊勢崎のNさん、世田谷のHさん等とお会いして、このあたりの蝶のことを色々教わりながらカシワとミズナラの疎林の中を楽しく散策した。撮影に適した場所は知らないまま来たわけだが、場所は外していなかったようだ。ここは以前ハヤシミドリシジミも多かったらしいが、いまでは絶滅状態らしい。環境はそれほど変わっていないということであるが。暗い林ではウラジャノメが飛んでいる。
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5年ぶりの撮影だ。
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捜し始めて2時間ほどして初ゼフ。ピカピカのメスだ。
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エゾミドリシジミのようだ。Nさんと思う存分撮影した後間もなく、今度はウスイロオナガシジミを発見。一度飛ばれて少し高い所に逃げられたが、もう一度飛んだら理想的な位置にとまってくれた。
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このあとジョウザンミドリシジミのメスも現れた。
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メスアカミドリシジミもテリをはっていたがどれもボッロボロだった。午後になるとエゾが巴飛翔を交えて盛んにテリをはり始めたがとまる位置が高めでろくな写真は撮れない。脚立があればよかった。
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何とかゼフ3種が撮れてよかった。お会いした皆さん、お世話になりました。同定に間違い等あればご指摘ください。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-07-16 17:06 | チョウ | Comments(12)
kiyosumiensisみっけ・・・たぶん・・・かも・・・だったらいいな
3連休初日。明日は午後所用を作ってしまったし、あさっては雨が降りそう、ということで17日は今年2度目の房総へ出かけた。もしかしてシルビアシジミの数が増えているかも、なんて甘い期待を持って。午前中は何度かザーっとにわか雨が降った。目的地は7月にシルビアシジミを見つけた場所。田んぼの畦を縫うように歩いて探したが全然みつからない(泣)。7月には全くいなかったヤマトシジミだらけ。ヒガンバナが満開だが、近くに柑橘類がないためアゲハの仲間もほとんど来ない。
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新鮮なウラナミシジミなんかを撮って移動しようとしたら、何と止めた車の数メートル先でやっと1匹現れた。
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1♂だけでは交尾も産卵も撮りようがないので場所を移す。似たような場所で探すがやはりいない。千葉のシルビアは難度高そう。これっきりでアクアラインの往復はちょっともったいない。ルーミスも考えたが、秋に2度ほど撮影済みだし、ヤマビルが怖い(こっちが主な理由)。そこでヤマキマダラヒカゲを捜すことにする。房総の山は関東平野と東京湾によって他の山と隔離されており、独特の亜種分化が見られる。翅が白く濁ったシロバネカワトンボもその例だ(残念ながら現在絶滅状態と聞く)。ヤマキマダラも1977年に房総半島で発見され、1981年、高橋らによりNeope niphonica kiyosumiensisなる亜種として記載された。一般にボウソウヤマキマダラヒカゲと呼ばれる。
山に入った方がいいだろうと思って幹線道路から外れたら、恐ろしげな山の中に入ってしまった。対向車が来たらすれ違えそうもないし、カーブミラーもないので警笛を時々鳴らしながら進む。途中で何度か道が分岐して、今どこを走っているのかもよくわからない。5キロ近く走ったら突然集落が現れてほっとした。房総にはこんな山奥の集落があるんだ。集落の周りには笹がたくさん生えている。
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メダケだろうか。敏捷に飛び回る蝶は皆ヒカゲチョウ。しばらくすると、まったりと飛ぶ蝶を発見。もしやと思って追跡するとやはりキマダラヒカゲだ。そっと近づいて撮影。飛び立ってもすぐにとまってくれるが、位置が高くて撮りづらい。とにかく何枚かとって帰ってから調べることにする。
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結局この1匹しか見かけなかった。今頃これほどの新鮮な個体が見られるのは不思議だが、ボウソウヤマキマダラヒカゲの2化は遅いのが特徴(羽化の最盛期が8月下旬)だそうだ。
さて、結局これは捜していたボウソウヤマキマダラなんだろうか。後翅裏面基部の3個の黄色斑がくの字にずれている点からそうであると考えたいが、この亜種は白化傾向が強く、サトキマダラヒカゲに極めて類似するそうで、素人の私には自信がもてない。誰かわかる方がいたら教えてください。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-09-18 10:59 | チョウ | Comments(8)
過ぎ行く夏
8月最後の休日。今日は富士五湖方面へ。高原の蝶を追うのも今年最後だろう。天気は曇りで時々日が射す。暑くないし、ピーカンより撮影しやすい。今日の写真は飛び古した固体が多いが、この時期贅沢はいえない。
最初のポイントで出合った蝶はアサマイチモンジとミヤマカラスシジミ。
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ミヤマカラスシジミはオスなら翅裏に性標のふくらみがでるはずなので、これはメスだろう。ジャノメチョウもほとんどメスばかりだった。
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ウラギンスジヒョウモンは減っているというが、この一帯ではたくさん飛んでいる。
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ミドリヒョウモンが針葉樹の幹に産卵していた(ピンボケですが、横から産卵を撮れたのは初めて)。
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次の場所では水溜りにカラスアゲハとシータテハが吸水に来ていた。
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ここは標高約1000mもあるのに、クマゼミの声が聞こえてたまげた。
少し離れた別の場所に移動する。ワレモコウにゴマシジミがいた。
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ここのゴマは見た限り全て黒ゴマだった。ワレモコウ以外の花で吸蜜するのはちょっと珍しいかも。
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今日は行く先々で採集者に会った。あるカメラを下げた方の話では「ここは朝来たときは10匹以上ゴマシジミが飛んでいたんですが、、とっかえひっかえ来る採集者にほとんど採られてしまったようですね。」とのこと。白っぽいキマダラヒカゲが草むらの中に降りた。ちょっと気になったので覗くとキマダラモドキ(メス)だった。
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ヒメシロチョウも多かったがなかなかとまってくれず、ろくな写真は撮れなかった。
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最後にウスバキトンボ。
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お盆の頃から飛び始めるので「精霊トンボ」とも呼ばれる。今頃は日本中で見られるが、これがなかなかとまらない。とまっているところはデジタル初撮影(汗)。
もう少しして彼岸花が咲いたらすっかり秋だね。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-08-28 23:08 | チョウ | Comments(16)
妖精たちの森
週末にはゼフ狙いで近郊の森に出かけた。大阪府といってもここまで来るとのんびりした里山がひろがる。
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今にも泣き出しそうな曇り空になか着いた森はまだ少しガスが残り、妖精でも出てきそうな雰囲気だった。しばらくは暗い森を一人歩きながら目的のゼフを探す。少し明るい場所ではるか高い所を目的のオスが卍飛翔しているがとても手が出ない。こうなると撮るものがないので、近くにとまったヒカゲチョウやオオチャバネセセリを撮りながら時間をつぶす。
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3人ほど撮影者がやって来た。少しずつ場所を変えながら様子を伝え合うが、結果は皆芳しくないようだ。遠くでオスが全開翅しているがここに載せられるような写真は撮れない。ミズイロオナガとウラゴマダラを時々見る程度。
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そのうち皆さんいつの間にか山を降りられたようだ。最後にまだ行ってない方向に歩いていくと、少し高い展望のきく気持ちよい場所に出た。笹をかき分け進むと目の前からシジミが飛び出してすぐ先にとまる。近付いてみるとこれが目的の蝶だった。
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白帯がとても広い!ここが分布東限のヒロオビミドリシジミだ。しかし角度が悪い。しかもくもの巣が邪魔だ。慎重に太い糸を切ったつもりだったがそれがとまっていた笹の葉から伸びたものだった。葉が揺れて、驚いたヒロオビは近くのナラガシワの林に消えた。
全然撮れなければさっぱり諦めもつくが、これだけ近くで拝んでしまうと悔しさが残った。私が仕事のついでに一度の訪問で撮るにはレベルの高い蝶だったのだろう。
麓のクリの木で何か蝶でも来ていないかと探すと、とんでもなく大きな毛虫がいて一瞬ぞくっとする。
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クスサンの幼虫だ。私の田舎では「白髪大臣(しらがだいじん)」と呼ばれていた気がする。
最後に気持ち悪い写真で御免なさい。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-06-22 23:46 | チョウ | Comments(10)
雨の土曜日
今日は一日荒れ模様の天気だったので(笑)職場で仕事。明日は所用でフィールドには行けない。
というわけで、3月に西表で撮ったあまりよくない写真でお茶を濁しておきます。そういえば天気といい気温といい、3月に行った西表島は正に今日の東京のようだった。だから蝶もほとんど飛ばなかったが、寒いため動きが緩慢で近づけた場面もあった。
そんな例がベニモンアゲハ。
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私は胴体がこれほど美しい蝶はいないと思うが、気持ち悪いと思うかどうかは趣味の問題。本人(本蝶?)は「僕は毒をもっているんだよ」といいたいのだろうから、気持ち悪いと思ってほしいんだろうね。
マサキウラナミジャノメの翅表をオスメスで並べるとだいぶ色が違う。
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オスの暗色部は性標というものらしい。性標というのは香鱗により構成され、そこにはメスを刺激する物質が含まれているらしい。このメスを追っていたら草むらの中に入り込んだ。腹部を曲げて産卵体勢に入っているようだ。
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でもどうみても枯れ草に産卵しようとしている。おかしいと思ったが、原色日本蝶類生態図鑑で調べると食草以外に産卵することが多いようである。
最後はこれ。
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沖縄に行くとイチモンジセセリやチャバネセセリに似たセセリチョウが何種類かいてとても面倒だ。沖縄の蝶に詳しくなく採集もしない私は、とにかくいろんな角度から写真を撮っておいてあとで検討するしかない。
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後翅裏面の白点は3個で「く」の字型の配列をしている点と、拡大してわかる前翅の白斑からユウレイセセリと判断したが違っていたら教えてください。「ユウレイ」とは「不明瞭な翅の模様から(保育社標準原色図鑑全集)」、「長い間このセセリの学名が不明だったから」、「暗いところに出没し、正体不明で幽霊のようだから」など諸説あるようだが、こればかりは命名者に聞いてみないとわからないだろう。いずれにしてもかわいそうな名前を付けられたものだ。
東日本大震災から40日以上が経った。地震と大津波、そして原子力発電所の被災による放射能が多くの人たちを苦しめている。しかし被害は家畜、ペットにも及んでいるはずだし、被災地の豊かな自然にも大きな影響を及ぼしているはずだ。私は今年こそ福島県浜通りの2箇所にトンボの撮影に行きたいと思っていたが叶わなくなった。1つは有名なヤンマ類の産地。ここは津波で壊滅的な影響を受けているようだ。もう1箇所のグンバイトンボの産地は津波の影響に加えて、発電所のすぐ傍のため近付くことすら出来なくなってしまった。豊かな自然が少しでも早く戻りますように。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-04-23 22:11 | チョウ | Comments(8)
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