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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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初夏の渓流 ―スミナガシのダブル・トリプル―
大型連休最後の週末は日曜だけ休みがとれたので多摩西部に向かった。
林道を進み、途中から車の入れない枝林道を歩いた。間もなく道路脇から水がしみだしており、ミヤマカラスアゲハが吸水していた。春型の吸水シーンは初めてかもしれない。
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これは幸先がいいと思ったが、この後2回ほど吸水を目撃したものの、シャッターチャンスはこれきりだった。
結局今日はスミナガシが主役となった。先ず小さな獣の落とし物にスミナガシが来ていた。
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スミナガシが撮れるのはうれしいけど、もうちょっと違うシチュエーションで撮りたいところ(笑)。
このあたりにはこの時期何回も来ているが、スミナガシがこんなに多い年は記憶にない。
車に戻って少し移動。今度は渓流の石にスミナガシがいた。
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落し物はないし、石は乾いている。体液を少し吐き出してミネラルを吸っていたのだろうか。この石は蝶達に大人気で、サカハチチョウとコミスジもやって来た。
川の水を飲んでいる個体も。
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そのうちスミナガシがダブルになった。
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お互い我関せずで吸汁(といっていいのかな)に夢中だったが、次第に近づいていく。
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ついに翅を広げて威嚇するようになり、最後は赤いストローを使ってバトルが始まる。
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動画もご覧ください。翅を開閉して威嚇しています。


枝沢から戻ると何とスミナガシのトリプル。
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全部で3種類7匹。スミナガシトリプルの接写はできなかった(1匹すぐ飛ばれてしまった)。ミツバウツギには沢山のアオバセセリが来ていた。
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この蝶もこれだけの数を見るのは初めてだった。数が多いので落ち着いて吸蜜せず、すぐにバトルが始まった。
午後になって小さな枝沢にムカシトンボのオスがメスを探しに来た。
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3度ほどやってきて長いときは2-3分狭い範囲を舐めるようにメスを探していた。ホバリングが短く、不規則に飛び、しかも暗い渓流なので僕の技量では証拠写真しか撮れなかった。来年以降の宿題となった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2016-05-08 23:36 | チョウとトンボ | Comments(14)
初夏の渓流にて
今日はムカシトンボの産卵シーンを目的に北関東に向かった。
途中埼玉県でアオヤンマの羽化が撮れないかと思い、春先にヤゴの採れた湿地に寄った。
3月には湿地全体が見渡され、長靴でどこにでも入って行けたが、わずか2月余りで葦の密林となっていた。葦の生命力はすごい。跳ね返る泥でズボンを汚しながらアオヤンマを探したが羽化殻をひとつ見つけただけ。
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個体数が少ないのか、まだ早いのか・・・
ムカシトンボの渓流に着いたのは9時過ぎころ。林道をゆっくりと登っていく。枝沢に入るとウワバミソウが多い。ここの産卵基質はウワバミソウらしいのでここで待つことにする。ニホンカワトンボがたくさん飛んでいる。翅の一部が白濁したオスが美しい。
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縁紋も白いので未熟なオスのようだ。飛ぶとこの白斑が実に美しいのだがこんな写真しか撮れなかった。
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ムカシトンボは何度か入ってきたが、オスかメスかはっきりしない。11時少し前、上流を飛んでいた影が消えた。とまったことを確信して近づいたがどこにもいない。おかしいなと思って少し回り込んだら苔に産卵していた。
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すぐに飛んで今度はウワバミソウにとまった。
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この後疲れたのか産卵をやめて休息モードになってしまった。ダメもとで指を差し出すと移動してくれた。
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なんかいまいち元気がなかった。老熟個体ではなさそうだったが。
隣の沢ではムカシトンボは飛来しなかったが、ヒメクロサナエとクロサナエが見られた。
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クモガタヒョウモンのオスもいた。
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第三のポイントではコサナエが目的だったが、撮りにくい雰囲気になっていた。
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静止写真をちょっとだけ撮って退散した。
ちょっと消化不良の感が拭えないけど、一応ムカシトンボの産卵が撮れたので喜ぶべきだろう。
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Top▲ | by dragonbutter | 2015-05-17 22:07 | チョウとトンボ | Comments(4)
Emerging Ephemeral
蝶のスプリング・エフェメラルはギフチョウとヒメギフチョウが代表。トンボとなるとそう呼ぶにはちょっとごついけどやはりムカシトンボだろう。
昨日はそのムカシトンボの羽化を初めて撮影できた。
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オスとメス1個体ずつだった。いずれも処女飛行の前1分間ほど翅を震わせて準備運動をしてから飛び立った。
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この撮影は現地でお会いしたトンボ写真の大先輩Mさんのおかげです。お会いできなかったら一人ではきっと見つけられなかったでしょう。次回は自力で見つけたいところです。処女飛行まで長い待ち時間でしたがトンボの話をいろいろと伺っていたらあっという間でした。
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この後、他のトンボの羽化を探すため場所を移動した。
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Top▲ | by dragonbutter | 2014-04-27 08:20 | トンボ | Comments(12)
ツートンカラーのヤゴ
今週末も雨が降ったり寒くなったりで生憎の日和だった。
それでも今日は懲りずにまたまた渓流に行ってきた。
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初めての沢だがすくったとたんにムカシトンボのヤゴ!
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これはすごいぞ、とテンションが上がったがそうは問屋が卸さない。それ以降空振りが続く。それでもクロサナエと思われるヤゴが2匹。
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側方に張り出した肛上片からクロサナエと判断したが. . .。
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もう一度スタート地点付近で捜したらムカシトンボがあと2匹採れた。若齢幼虫はツートンカラーだと聞いていたが、今まで見たものは皆単なる褐色だった。しかし今日は見事な2色のやつが採れた。
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同じ大きさでもツートンカラーとそうでないのといるから不思議だ。
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前回うまく撮れなかったわき腹にある発音やすりを撮った。死んだふりをされると縮こまった足に隠れてしまう。そこで肢をちょっと脇にずらして撮影。
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正にやすりだね。
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午後になり小雪がちらつき始めた。もう一箇所チェックしたい沢があったが、前回の体調をくずした経験から無理をせず山を下りた。
帰る途中里山によった。時々日が差したが蝶は飛ばなかった。ここで網を使うのは憚られたので100円ショップで買った取手付きの金属のザルを使って池をすくった。積もっている枯葉ごとすくったらこんな2匹が採れた。
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上はイモリにしては大きいからひょっとして、と思っていたら鳥撮影の二人連れがやって来た。やはりトウキョウサンショウウオだということ。産卵のため池に下りてきたようだ。もう1匹はホトケドジョウ。絶滅危惧種2種類がひとすくいで採れるなんて感激。ここではイトトンボのヤゴも何匹か採れた。
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尾鰓の模様からアジアイトとクロイトと決め打ちしたが全く自信なし(笑)。
遠くでサイレンが鳴った。時計を見ると2時45分をまわったところだった。虫の事は忘れて手を合わせた。帰りのラジオで流れた追悼式典の遺族の言葉には涙をこらえきれなかった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-03-11 21:47 | トンボ | Comments(4)
自業自得
仕事が多忙で2週間ぶりの休日の週末だった。
2月の中旬というのにまだまだ暖かくなる気配がない。とはいえ確実に日は長くなっているし日差しも強くなった。
土曜日は平地のヤゴを探しに行ったが空振り。日曜日は休養日にしようかとも思ったが、やはり出かけてしまった(この判断はまずかったとわかることに)。前回ムカシトンボのヤゴを見つけたポイントから5kmほど西の沢だ。
狭い林道を進み通行止めの標識の手前の路肩に駐車した。降りてみると路面がかちかちに凍っていた(汗)。雪の斜面を注意深く川に下りると、そこはとても感じのいい渓流だった。しかしヤゴは少なくて、ダビドサナエorクロサナエが1匹採れただけだった。
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右の触角が明らかに小さかった。ヤゴの触角は欠損しても再生するようだ。
これ以上捜すのは諦めてもう少し西の沢に移動する。やはりゲートの手前に駐車スペースがあった。ここから分枝する林道に入る。日影は完全に雪に覆われている。
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沢に残る雪の上には動物の足跡が残っている。
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ヤゴはこちらの沢の方がずっと多かった。これが全成果。
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やはりダビドとクロは区別がよくわからないなあ。羽化させて確認するため持ち帰ればよかった。ムカシトンボも1匹掬えた(下はミルンヤンマ)。
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ムカシトンボのヤゴは鳴くことが知られている!つかんで耳に近づけたら1回キーッと鳴いたが、後は死んだふりで固まっているだけだった。腹部にある発音やすりを撮りたかったが、後ろ足をぎゅーっと腹部に密着していてうまく撮れなかった。
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一応囲んだ部分ですが・・・やすりの場所を前もって知っていれば足を開かせて撮ったんだけどね。また次の機会に。腹部に原産卵管があるのでメスであることがわかる。
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以上2枚は仰向けにして撮ったもの。
ちょっと雰囲気が違うサナエのヤゴが採れた。
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触角がしゃもじ状なのでヒメクロサナエだ。
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サナエの鑑別は触角の形状もポイントの一つだ。
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こいつはとてもかわいいが、これだけ若いと何だかさっぱりわからない(泣)(ヒメサナエかヒメクロサナエ??)。
あと1月もするとムカシトンボのヤゴは陸に上がって春を待つ。
陽だまりでゆっくり写真を撮っていたが、太陽が林に隠れるととたんに寒くなったので撤収した。
鑑定に間違えやコメントがありましたら教えてください。
実はこの翌日の月曜日に体調を崩してしまった。寒気、胃痛、嘔気、頭痛に半日苦しんだ。家族からは「仕事が大変だなんていいながらそんな所に行くからだ」と呆れられたが今日は何とか回復してよかった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-02-14 23:17 | トンボ | Comments(6)
厳冬の渓谷
今日は多摩の渓流に行った。ムカシトンボのヤゴが目的だ。もっと言えば春に成虫がたくさん飛びそうな沢探しかな。
去年羽化前ヤゴの上陸を目撃したあたりは、それ以外の個体が見つからず、個体数が少なそうだったので、今日はもう少し上流の枝沢に行くことにする。車を止めてザックを背負おうとしたらひらひら飛ぶものがいる。一見テングチョウみたいだが真冬なのでフユシャクの仲間かな、と思って近寄るとなんと直感どおりテングチョウが開翅していた。
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1月中旬の厳冬期にテングとはびっくりした。もっとも真冬に林道を歩くことなどめったになかったから知らなかっただけで、実際には晴れれば寒中でも飛ぶのかもしれない。それにしても摂氏4℃だよ。
沢に入っていよいよムカシ探し。まだ上陸ヤゴしか見たことがないので、どんな所にいるのかよくわからない。図鑑等の記述を基に、石をどかして下流からすくってみる。1時間あまりがんばったが採れたものはミルンヤンマとカワトンボのヤゴだけ。
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この後どうしようか迷ったけど、車に戻ってコンビニおにぎりを食べたら少し元気が出たので、更に上流に車を進めて適当なところで沢に下りて枝沢を登った。ここまで来ると更に気温が低く、林道に染み出た水がツルツルに凍っており、沢にも氷が出始める。
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またミルンか、なんて愚痴りながらしばらく沢を登ると網に黒っぽいヤゴが入った。上から見ると小判の様な形、ムカシトンボのヤゴだ。
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やっと見つけた。続いてもう1匹墨のように真っ黒のヤゴをゲット。
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こちらは翅芽が伸びてきているが、去年見た上陸ヤゴよりはまだ小さいので、今年成虫になるかは私にはわからない。
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水から出して横から見るとこんな感じ。
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腹部が少し湾曲しているのは石にうまく貼りつくためだと言う。ムカシトンボもコシボソヤンマみたいに反り返ったりはしないものの、死んだふりは徹底していた。結局この2匹だけだったが満足。川底から見つけたのは初体験なので、この沢の個体数の多少は判断できない。密度が高いと1回石をどかすと2-3匹採れることがあると言うが、一方で、初心者でも2匹採れたということは数が多いのかも。雲も増えてきたし、こんな所で滑って動けなくなったら春まで発見されそうもないので(笑)ヤゴをリリースして帰ることにした。明日はまた腰が痛くなりそうだ。
ところでムカシトンボは世界でもヒマラヤと日本に2種類だけいる貴重なトンボとして知られていたが、去年中国の黒竜江省で3種目が発見され、トンボ界ではビッグニュースとなった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2012-01-14 23:54 | チョウとトンボ | Comments(10)
陸に上がるヤゴ
原子力発電所が憂慮すべき事態になっています。人間が便利に暮らすために作ったものが人間に牙をむき、それを人間がもはや制御できない状態のようです。離れた所に住む私でさえ眼に見えぬ恐怖を感じているわけですから、近隣の方々の気持ちは計り知れません。また自身の健康を危険に曝しても事態の収拾に当たっている方たちに敬意を表したいと思います。何とか一刻も早くよい方向に向かいますように。

さて、ミヤマセセリを撮った後はいつもどおりヤゴ狙い。
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ここは源流に近い流れ。ムカシトンボとヒメクロサナエがお目当てだ。
まずは支流に入る。石をどかすと大きめのヤゴが採れた。
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ムカシかな、と期待するが見飽きた(ミルンちゃんごめん)ミルンヤンマ。前から写すと複眼が大きくてなかなか愛嬌がある。
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本流にもどって砂地になっている所をすくうとサナエのヤゴ。
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ダビドサナエかクロサナエと思う。これだけ上流だとクロサナエの可能性が高いが私にはちょっと区別不可能。
春と夏にはヒメクロサナエやミヤマカワトンボがいたのだが見つからないなー、と思いながらすくっていると目の前の石に黒い虫が水面から顔だけ出している。何だろうと近付くと・・・
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今度こそムカシトンボだ!ムカシトンボのヤゴは羽化1月くらい前から地上に移動すると聞いていたので、水中だけでなく岸辺の石にも気をつけて捜していたのだ。
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予想通り、間もなくゆっくりと石を登り始めた。その後はなかなか速い。
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チョコチョコと40分程度歩き回り、最後は岸から高さで2m、距離にして3mくらいの所にある苔むした倒木の下にたまった杉の枯葉の中に消えた。
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その間も顔を近づけると動きを止めるので、ちゃんと眼は見えているようだった。更に上へ登っていったのか、ここで羽化まで隠れているのかは確認できなかったが、まさかの貴重なシーンを目撃できた。
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Top▲ | by dragonbutter | 2011-03-16 23:35 | トンボ | Comments(8)
渓流の生きた化石
今日も一日晴天の予報。かなり暑くなるという。
さて、どこに行こうか。迷った末に26日に行った渓流にもう一度行くことにする。ところで、「渓流」、とてもいい響きの言葉だ。
「ム」で始まるトンボの大物とは、もちろんムカシトンボである。先日Hさんが別の場所でいい写真を撮って添付してくれたので、私ももう一度挑戦する気になった。
前回高飛していたやつが本当にムカシトンボなら、そろそろ成熟して縄張りを張る頃、とにらんだ。その予測が見事に的中した。
前回のポイントはまだ少し早くて日がうまく射していないので、もう少し上流でトンボが好きそうな場所を見つけて川に下りる。今日は釣具屋で買った長靴を履いているので、少しくらい流れに入っても平気だ。
すぐにオスが目の前を横切ってあっという間に樹上に消えた。速い!10分おきぐらいに下流から現れるが、カメラを構える頃には消えている。しかし思っていたとおり、縄張りを巡回しているようだ。しかしここで充電してきたはずの電池を入れても、外付けストロボがはたらかない。しかたなく内蔵ストロボで撮ることになり、飛翔写真で翅をぴったり止めるハイスピードシンクロができなくなった。
何度目かの飛来で、短いホバリングを繰り返しながら、しばらくここに留まってくれたので、何とかカメラに収めることができた。複眼が青みがかった灰色で、ムカシトンボ特有の色をしている。
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そろそろ最初のポイントに日があたり始める頃だ。移動するとさっそくオスが飛んでいる。一時は上流と下流に2匹現われ、どっちを撮るか迷うことも。また2匹がもつれ合う場面も見られ、ひょっとして交尾成立?と思ったが、やはりオス同士の縄張り争いのようだ。お気に入りの場所では、かなり長いこと飛んでいてくれて、そっと近づいても逃げることはなく、目の前に寄って来ることもあった。
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おにぎりを食べながらふと目の前を見ると、本流とは別のわずかな流れのすぐ上を飛んでいるやつがいる。飛び方が少し違う。ムカシのメスか?いや違う。サナエのようだ。カメラのモニターでダビドサナエのメスであることを確認する。
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こいつ、実は停止飛翔産卵という、変わった産卵の最中だった。ホバリングしながら腹端から卵を落下させるのだ。腹端から落ちる小さな卵が写った証拠写真があったが、トンボがボケボケである。
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ジュラ紀の昔からほとんど進化をしていないというこのムカシトンボ、世界中でも日本とヒマラヤに1種類ずつしかいない大変貴重なトンボだ。環境破壊が進まなければ、これからも永いこと急流に行き続けるに違いない。何年も撮りたくて実現しなかった写真が曲がりなりにも撮れた記念すべき日となった。来年はメスの写真を撮りたい。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-02 21:54 | トンボ | Comments(2)
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