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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
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所沢ゼフ祭り
あっという間に今年もゼフィルス(ゼフ)のシーズンが通り過ぎようとしている。
ゼフィルス(ギリシアの西風の神)とはチョウ仲間で人気の高いシジミチョウの一群である。
昨年雨で機会を逸した所沢の雑木林をF先生に案内していただいた。今年も予報は微妙であったが、前日に急遽好転し、絶好の日和となる。
林の一角に着いたのが9時過ぎ。林の縁を歩き始める。最初に登場したのが派手な模様の蛾であった。交尾中である。帰ってから調べると、キオビゴマダラエダシャクという長ったらしい名前の蛾であった。普通種のようだが、交尾の写真が撮れたので、ちょっと気持ち悪いがUPしておく。
所沢ゼフ祭り_e0167571_2135826.jpg
F先生が枝を叩くとたくさんのウラナミアカシジミが飛び出した。中には下草にとまっているものもいて、撮影のチャンスも多かった。
所沢ゼフ祭り_e0167571_2154265.jpg
アカシジミもそれなりに見かけたが、少しピークを過ぎている感じで、擦れたものが多かった。
所沢ゼフ祭り_e0167571_216286.jpg
林の中の小径を「ちょっと来い」と鳴くコジュケイが横切った。あまり人を怖がっていないようだ。
所沢ゼフ祭り_e0167571_21113712.jpg
ここにいる平地性ゼフはあとミズイロオナガシジミとオオミドリシジミだ。ミズイロは最初に一度見かけただけでずっと飛ばない。
林の中に入ってしばらく行くと大きな白黒の蝶が飛んでいる。イチモンジチョウより明らかに大きい。ミスジチョウだ!下草に止まったところをゆっくりと近づくが、邪魔な葉をよけて、良いアングルを捜していたら飛ばれてしまい二度と見なかった。見ただけでもラッキーなほど珍しいという。悔しい思いをする間もなく、今度は灰色っぽい小さなチョウが飛んだ。近づくとここではやはり少ないというオオミドリだ。2匹目はゆっくりと翅を広げてサービスしてくれた。残念ながらメスなので青緑の光沢はないが、それでも素晴らしく新鮮で、今朝羽化した個体かもしれない。
所沢ゼフ祭り_e0167571_2112515.jpg

林の中の明るい空き地のネムの木ではキチョウが産卵していた。
所沢ゼフ祭り_e0167571_2113988.jpg

一回りしてから、一応近くの別の林も点検することに。ここが大正解で、栗の花にすごい数のゼフが来ていた。枝を叩くたびに数匹ずつ飛び出すほどだ。ここでついにミズイロオナガも撮ることができ、平地性ゼフの四天王がそろった(ちなみにウラゴマダラとミドリシジミはここにはいない)。
所沢ゼフ祭り_e0167571_21134534.jpg
何と、なかなか撮れない完品の開翅写真のおまけつきであった。写真にはうまく現れていないが、翅表は日の光を浴びると虹色に光った、
所沢ゼフ祭り_e0167571_2114011.jpg

雑木林の宝石ともいえる小さな蝶たちのいるこの林、いつまでも健在でいてほしいものだ。
一日がかりでご案内いただいたF先生、ありがとうございました。祝杯のビールも格別でしたね。
Top▲ | by dragonbutter | 2009-06-07 21:23 | チョウ | Comments(4)
Commented by エフ at 2009-06-08 19:33
dragonbutterさん
昨日はたくさん出てきましたね。
今の時期のチョウはほとんど全て見た感じです。
dragonbutterさんの来訪に敬意を表して、所沢のチョウたちが挨拶に出てきたのでしょう。
次はミスジチョウですね。
Commented by dragonbutter at 2009-06-08 22:57
エフさん:
昨日はお疲れ様でした。
とっても楽しい一日でした。ミスジチョウは次回に残った宿題とします。
これからもよろしくお願いします。
Commented by thecla at 2009-06-13 00:15
この時期の平地性のゼフは年にこの時期しかないまさに「祭り」の楽しさですよね。
私も明日は、近所のハンノキ林で遊んできます。
Commented by dragonbutter at 2009-06-13 21:21
theclaさん:
コメントありがとうございます。
この日は1日で4種撮れて満足でした。
ミドリシジミ、いつかtheclaさんの様な開翅写真を撮ってみたいと思っております。
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