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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
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蜂の巣物語
24日月曜日に家内が玄関先に蜂の巣を見つけた。巣の形と蜂の模様からコアシナガバチのようだ。
蜂の巣物語_e0167571_23542144.jpg

巣はかなり大きい!さてどうしたものかとウェブで検索すると、ヒットするのは自治体のHPが多い。
大まかな方針は2つだ。アシナガバチは益虫で攻撃性も弱いので、原則駆除はしないで共存する(そもそも益虫、害虫といった分類は人間が決めた勝手な分類だが)。スズメバチの駆除は危険を伴うので自治体で駆除するか業者を紹介するが、アシナガバチの場合は簡単なので各自駆除する。ということで駆除方法が載っている。
さてどうしよう。巣の場所が郵便受けのすぐそばなので、とりあえず「蜂の巣注意」の張り紙を張って週末にも駆除しようか、ということになる。私が観察できるのは朝と夜だけであるのでそのせいかも知れないが、たくさんいる働き蜂はとてもおとなしくて、少しくらい近づいても動こうとしない。
地上15cmほどの下枝に巣があって、とても見にくいので(そのせいでこんなになるまで気付かなかったわけだが)、昨夜はそっと手前の草と枝を少し取り除いた。
しかし今朝、新聞を取るときに巣の様子をのぞくと大変なことになっていた。
蜂の巣物語_e0167571_2355787.jpg
巣に他よりずっと大きな蜂がいる。始めは女王蜂かなと思ったが、よくみると肉団子を食べているようだ。なんとヒメスズメバチに襲われていたのだ。ヒメスズメバチといっても大きさはあのオオスズメバチの次に大きい。スズメバチの中では性格はおとなしいらしいが、アシナガバチの天敵で、その幼虫はもっぱらアシナガバチの幼虫と蛹を餌としている。バリバリと音を立てて巣を破壊し、次々と幼虫を引っ張り出して餌食にしている。
蜂の巣物語_e0167571_23553953.jpg
周りにいる働き蜂たちは固まったように動かない。よく蜜蜂の巣をスズメバチが襲う場面をテレビでみるが、彼らは大勢で果敢にスズメバチに挑んでいるのだが、お前らはどうしたんだ。何とかしてやりたいが、これも自然の摂理であるし、第一私にはこわごわ写真を撮るしかない。15分ばかりして様子をみると満腹になったのかスズメバチはもういなかった。
きのう巣がよく見えるようにしたばかりにこんな目にあったのかもしれない、と思うとちょっとかわいそうになって、駆除する気力が次第に失せていく自分であった。
放っておいても近いうちに秋の深まりと共に女王蜂を除いて命が尽きる運命である。賛否あろうが、このまま張り紙だけで放置して、うちの番犬ならぬ番蜂になってもらおうかな(お隣には巣のことは話しました。小学生がいてボール遊びをすることがあるので)。
Top▲ | by dragonbutter | 2009-08-28 00:03 | その他の昆虫 | Comments(2)
Commented by ジェッタ〜 at 2009-08-28 15:20
すごいっ なんて幸運な写真 
観て見たいな〜迫力有りそうだな〜こんな場面の写真を撮れたのうらやましいな〜

>うちの番犬ならぬ番蜂になってもらおうかな
『番蜂』いいな〜
でも布団を干した時に布団で日なたぼっこしたりするから、取り入れの時は気を付けてねっ。
Commented by dragonbutter at 2009-08-28 22:28
ジェッタ〜さん:
コメントありがとうございます。
もう少しリアルなショットもあったんですが、残酷なのでupしませんでした。スズメバチが場所を覚えて繰り返し襲わないか心配です。
物干し場はちょっと離れてますが、十分注意しないといけませんね。
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