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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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晩秋の日を浴びて
昨日嵐のような天気をもたらした低気圧が東に抜けて冬型の気圧配置となったが、東京はまだ暖かい空気が残って汗ばむような陽気だった。
昨日遅くまで飲んでいたので、今朝はゆっくり起きて家内と10時頃立川の公園に出かけた。銀杏の紅葉が見ごろだった。
晩秋の日を浴びて_e0167571_2140342.jpg
トンボの湿地ではアキアカネが産卵していた。日本庭園にいたアカトンボはみなコノシメトンボだった。
晩秋の日を浴びて_e0167571_21405479.jpg
池に映る太陽を入れて撮ってみた。
晩秋の日を浴びて_e0167571_2141118.jpg

池にオーバーハングしている枝のあるカエデの周りにオオアオイトトンボが集まっていた。きっとこの枝に産卵すると思われたが、夕方用事があってそれまで待てなかった。家内が低い所にとまったペアを見つけてくれた。
晩秋の日を浴びて_e0167571_21413644.jpg
トンボの仲間は交尾に先立ちオスは腹端から腹部の根元にある副性器という場所へ精子を移しておく。これを移精行動という。メスを捕まえる前に行っておく仲間と、捕まえた後すぐに行う仲間があり、アオイトトンボの仲間は後者である。
晩秋の日を浴びて_e0167571_2143381.jpg
しかしこの移精行動はすぐに終わってしまうため目撃する機会は少ないかもしれない。このペアのオスも見つけてすぐに腹部を深く曲げ始めたので急いで撮影したが慌てたためピンボケ(泣)。あっという間に終わってしまった。しかしその後の交尾は延々と続いた。
晩秋の日を浴びて_e0167571_21433980.jpg
これから子孫を残そうというペアがいる一方で、役割を終えて旅立ったものもいた。
晩秋の日を浴びて_e0167571_21435854.jpg

紅葉の中のサイクリングはとても気持ちよかった。
[追記]
最後の写真はよく見るとアレチヌスビトハギの実にくっついているようです。ご存知のようにこの実には微細な鉤状の突起があるため、実にとまったトンボが離れられなくなり命を落としたようです。時々見られるシーンのようです。まるで食虫植物ですね。
Top▲ | by dragonbutter | 2011-11-20 21:47 | トンボ | Comments(4)
Commented by banyan10 at 2011-11-21 19:32
移精行動は知りませんでしたので勉強になります。
というよりも蜻蛉の生態はほとんど知らないかもしれません。
やはり撮影には知識も重要ですね。
アレチヌスビトハギの実も面白いですね。
Commented by himeoo27 at 2011-11-21 21:01
アレチヌスビトハギの実にくっついて命を落とすとは、自然の摂理は厳しいようですね!
Commented by dragonbutter at 2011-11-21 22:17
banyanさん、コメントありがとうございます。
移精行動はトンボに独特の行動ですね。
なぜこんな面倒くさい事をするのかと思いますが(笑)。
蝶もそうですが、やれ交尾だ産卵だ移精行動だと言っていると、いい意味でいつまでも撮影目標ができていいですね。
Commented by dragonbutter at 2011-11-21 22:21
himeooさん、コメントありがとうございます。
ヌスビトハギは件は記事をアップするまで気がつきませんでした。
ズボンが種まみれになるほどでしたから、ちゃんと観察すれば、たくさんのオオアオイトが犠牲になっていたことと思います。
水辺に進出するアレチヌスビトハギはトンボの脅威ではないでしょうか。
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