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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
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妖精たちの森へ -再挑戦の巻-
先週後半は大阪出張だった。日曜はフリーだが、土曜日が一日雨だった。このまま帰ろうかとも思ったが、日曜朝には雨があがるという予報を信じてもう一泊した。
その朝は予報どおりの曇り。昨年と同じ妖精たちがすむ森に行くことにした。山道に入る前、栗の木にダイミョウセセリが来ていた。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_2245492.jpg
関西型はろくな写真がないので喜んで撮影。新鮮でないのは季節柄仕方ない。関西でも後翅に明瞭な白帯が出るとは限らないらしく、こんなやつもいた。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22461081.jpg
なぜかこんな所にホソミイトトンボ(オス)。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_2247861.jpg
季節を考えると越冬型か、越冬しない夏型か判断に苦しむところだ。
いよいよ森に到着。今回はまず、去年下草に下りていたヒロオビミドリシジミのメスを見つけた展望のきくポイントに行った。すぐにミズイロオナガシジミが足元からひらひら飛び出した。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22485539.jpg
前翅の亜外縁が黒っぽいやつもいたので撮っておく。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22501377.jpg

ここは昨日の雨のせいで笹が濡れていて、あまり歩き回ると下半身びしょ濡れになりそう。
長居はせず、誰もが行くヒロオビのテリ張りポイントへ。去年同様高ーいところでオスが飛びまわっている。1匹が飛んできて背丈くらいのナラガシワの葉にとまった!小さいなと思って近づくと思ったとおりウラジロミドリシジミ(メス)。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22513985.jpg
アピール度がいまいちの模様だけど初撮影なのでうれしい。西日本ではヒロオビと混棲することが多いらしい。
ここには観察用の簡易櫓があるが(登るの超怖っ!)それでも撮影可能距離、ましてや翅表が写せる枝にはとまってくれない。こんな写真がせいぜい。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22521993.jpg
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22524848.jpg
テリ張りタイムが終了するとやや低い枝にとまったけど休憩中は全く動かず、まして開翅なんぞ望めっこない。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_2253831.jpg

そろそろ笹原も乾いただろうと思って最初の場所へ。さっそく大きなシジミチョウが飛び出す。ヒロオビだ!去年は手前の葉の被りをよけようと回り込んだら飛ばれてしまった。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22534647.jpg
今回は邪魔な葉はよけられたが翅面と直角になるように移動する前に飛ばれた。ミズイロオナガやウラナミアカは飛んでもよろよろと近くの葉にとまるんだが、ヒロオビは飛ばれるとナラガシワの林に去ってしまうのだ。それだけ高貴な蝶なのかな。次は蛹とウラナミアカを同時に発見。先にウラナミアカを撮るがこれも一枚撮ったら飛ばれた。飛ぶたびに笹の中に入り込みわからなくなってしまう。しつこく追い出す手もあるが、傷つけてしまいそうなのでパス。蛹はヒカゲチョウだと思いますがいかがでしょう。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_22541556.jpg
このあともう一回ヒロオビのメス登場。
妖精たちの森へ -再挑戦の巻-_e0167571_2254363.jpg
今度はようやくちゃんと撮れた。白っぽい裏面に赤い斑紋がチャーミング。色白の女性が紅をさしたようだ。夕方にも小さな活動ピークがあるらしいが、新幹線の時刻もあるので帰路に着く。開翅は撮れなかったが、出張のついでにしては上出来だろう。
Top▲ | by dragonbutter | 2012-06-18 23:04 | チョウ | Comments(12)
Commented by maximiechan at 2012-06-19 06:20
どれも素晴らしいですが、特に最後のヒロオビの♀の美しさには目を見張りました。
お陰さまで眠たい目も覚めたので元気に出勤できそうです(笑)。
ホソミイトですか。いいな。09年9月以来見ていません。
ホソミイトの越冬型は複眼に横線が多く入っていると教わったことがあります。
ミズイロオナガの亜外縁の黒っぽいのもすごいですね。
Commented by dragonbutter at 2012-06-19 22:44
ヒロオビのメスは大きかったです。
このホソミイトの複眼には1本縞模様がありました。
越冬型とすると、こんな遅くまで生き残るんかいな?と思うし、夏型とすると、越冬型が産んだ卵がもう羽化して青く成熟するんかな?とも思います。
Commented by Akakokko at 2012-06-19 23:48
ウラジロにヒロオビ、羨ましいです。
昨年、長期関西出張だったので、ヒロオビを撮りに行ったのですが、超証拠写真しか撮れませんでした。orz
間近で撮ってみたいものです。
Commented by dragonbutter at 2012-06-20 23:24
Akakokkoさん、コメントありがとうございます。
このチョウは産地が遠くてなかなか機会がありませんね。
2年目でやっとこの程度でした。
数は多いのですがね。
Commented by ジェッター at 2012-06-21 11:43
蛹はナミヒカゲだと思いますが
羽化するまでナミヒカゲの蛹はこのようなベージュ色には成らず、緑から羽化寸前に透明になり黒くなるだけですから、もしかしたら死んでしまっているのか、他のヒカゲかもしれませんね。
Commented by fanseab at 2012-06-21 22:22
ヒロオビ撮影おめでとうございます。
ここの櫓は怖くて小生は登りませんでした。
あまり登りやすくしても弊害があるでしょうし、
難しい所です。下草刈りとか保全活動がきちんと
されているので、当面観察には問題ないですね。
Commented by dragonbutter at 2012-06-21 23:18
ジェッターさん、コメントありがとうございます。
私も色が引っかかっていました。
アクシデントに見舞われたのかもしれませんね。
Commented by dragonbutter at 2012-06-21 23:21
fanseabさん、コメントありがとうございます。
上にいた方に「私も登らせてください」なんて宣言してしまって、途中で引き返せませんでした(汗)。
ご利益があったらよかったんですがね、、
Commented by cactuss at 2012-06-21 23:25
出張のついでにこれだけ撮影できるとはすばらしいですね。
ヒロオビミドリはまだ、撮影した事がないので、うらやましいです。
特に、最後の雌は羽化したての様で、美しいですね。
Commented by dragonbutter at 2012-06-22 22:23
cactussさん、コメントありがとうございます。
メスはとても新鮮でしたが、オスは結構擦れていました。あれだけ激しく飛び回ると痛みも早いでしょう。
Commented at 2012-06-24 22:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dragonbutter at 2012-06-25 22:36
鍵コメさん、コメントありがとうございます。
修正しました。
メール差し上げました。
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