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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
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道東遠征 ③ 亜北極のトンボ
次の日は曇天の中、やはり東に向かった。目的は憧れのイイジマルリボシヤンマ。このトンボの和名は第一発見者である飯島一雄氏に因んで付けられたものである。学名はAeshna subarctica。亜北極(subarctic)のトンボか、・・・益々ロマンをかきたてられるなあ。
辿り着いた沼は海岸線から近いところにあった。しかし目的のトンボはこの大きな沼にはいない。近くに高層湿原があるはず。林道を進むと左手にだだっ広い湿原が見えてきた。林道わきの葦原にかすかな踏み跡があった。そこを分け入って少し進むとその湿原に出た。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22381131.jpg
ウェーダーをはいているけど、ずぶずぶと足元が沈み、一人で入るのはちょっと怖い場所だ。葦やスゲの草原の所々にミズゴケやモウセンゴケが見られる。中層湿原にあたるのだろうか。あたりには数えきれないカラカネイトトンボ。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22383394.jpg
キタイトトンボ、カオジロトンボ、ヨツボシトンボもいる。広い湿原に我々二人だけ。幸い蚊も少なくて楽園のようだ。しかし目的のイイジマルリボシヤンマが飛び始めるまではしばらく時間がかかった。
ルリボシヤンマと紛らわしいけど、胸部にある気門の上下に斑紋があるのが憧れのイイジマさん。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22391983.jpg
写真をモニターで拡大してようやくやったーという気分になれた。時期が少し早目のようで数はまだ少なく、一定の場所でテリ張りをすることなく、広い範囲を短いホバリングを繰り返しながら巡回していた。撮りにくかったが、なんとかウェブ程度なら耐えられる数カットが撮れた。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22394477.jpg
ここで撮れたものはすべてイイジマさんだった。雲の厚みが増して飛ばなくなったので湿原から撤収した。
その後曇天が続いたが、林道や牧草地で蝶の写真を撮った。時間帯からいってエゾミドリシジミと思われるゼフが巴飛翔をしていたが高すぎて下から眺めるだけ。一度だけメスが飛んできた。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22402044.jpg
LEDライトで照らすと開翅してくれた。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22404086.jpg

北海道のフタスジチョウは白帯がとても広い。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22405982.jpg
メスがシモツケの仲間に産卵した。卵は大きめで撮りやすかった。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22413449.jpg

エゾヒメシロチョウは何回か牧草地で見かけたがなかなかとまらず、チャンスは1回だけだった。
道東遠征 ③ 亜北極のトンボ_e0167571_22415860.jpg

夕方から小雨が降り始めた。
Top▲ | by dragonbutter | 2015-08-04 22:46 | チョウとトンボ | Comments(2)
Commented by yurinBD at 2015-08-06 06:34
イイジマルリボシヤンマ、初めて知りましたが
ブルーの斑模様がとても綺麗なヤンマですね!
飛翔写真、お見事です!
フタスジチョウの卵も綺麗な色・形ですね!
Commented by dragonbutter at 2015-08-06 23:03
yurinBDさん、コメントありがとうございます。
イイジマルリボシヤンマの斑紋の色は多様性があるようです。
撮れた個体は青味がかっていてきれいです。
フタスジチョウに限らず蝶の卵はよくもまあこんな細かな造形が、と感心するものが多いですね。
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