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by Animal Skin |
外来種のムシャクロツバメシジミ(以下ムシャクロツ、ちなみにムシャは台湾の地名「霧社」に由来するが、日本で問題になっている個体群は中国大陸産だという)が名古屋の河岸で見つかってから2年が経つ。去年は「駆除大作戦」と銘打って大々的に駆除が試みられたが、消滅には至らず、今年も少数発生しているらしい。
いついなくなるかわからないので、外来種とはいえ見てみたいとは思うものの、遠いため行きそびれていた。先日名古屋出張に絡めて現地を歩いてみた。天気は曇り。予報より悪い。 最寄り駅で降りて、川の左岸を下流に向かって歩いた。食草のツルマンネングサは道沿いに繁茂している。 ![]() ![]() 最も多い蝶はイチモンジセセリでチャバネセセリもアレチハナガサ(多分)に集まっていた。 ![]() 5人の採集者に行き会った。1匹採れた方が一人いただけで、他の方は目撃もしていないという。地元の採集者によると、採れて1日に1匹らしい。撮影はかなり厳しそう。 2キロ以上歩いたが、食草がなくなったので引き返す。天気は好転しそうにない。右岸を探索する時間はないし、復路も半分くらい過ぎて次第に敗退の可能性が濃厚になった頃、足元にひらひらとシジミチョウが飛び出した。ゆっくり飛ぶので翅表が真っ黒なのがよくわかる。ひょっとして、と思って目で追うとすぐに地面にとまった。 ![]() とても不活発で、一度とまるとなかなか飛ばない。手乗りにしようとゆっくり指を差し出すと飛び立つけどまたすぐとまるので、撮影には苦労しなかった。翅表はほとんど真っ黒。 ![]() センダングサで吸蜜もしてくれた。 ![]() ![]() そうこうするうち産卵を始めた。 ![]() ![]() ![]() 広角も撮れたし、採集者がいたら教えてあげようと思って見回すが、視界の届く範囲には誰もいない。蝶は卵の写真を撮っている間に見失った。 本当は手か帽子で捕まえて駆除すべきだったのかもしれない。しかしこれほど長いことモデルになってくれた子を駆除するのは忍びなかった。後で調べると、去年の駆除範囲の下流端あたりだったと思う。 採集圧のためか、河岸では数は極めて少ないものの、発生は続いている。住宅地にも広がっているらしいが、ポイントがわからないので探索できなかった。 やはり採り尽すことは不可能と思われ、食草も広く繁茂しているため、今後も細々と発生が続きそう。飼育している方もいると思うが、この蝶を別の場所に放すことだけは厳に慎むべきだろう。 Top▲ |
by dragonbutter
| 2015-10-12 08:53
| チョウ
|
Comments(14)
ムシャクロツバメシジミとの苦労した出逢い
可愛く小さな蝶なのでとっても嬉しかったと 思います。とは言え外来種だけに喜んでよい のか微妙ですね!
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![]()
ムシャクロツ、もう少し数が多く発生しているのかと思いましたが、意外と数が少ないですね。
撮影おめでとうございます。 斑紋のくっきりしたきれいな蝶ですよね。 あそこのツルマンネンの群落からすれば、駆除は難しいでしょうね。
私もこの間ムシャクロツバメシジミに
会いに行きましたが、おんなじでした。 食草は延々とありましたが、なかなか 見つかりませんでした。採集(駆除)の みなさんも、なかなか見つからない様です ここら辺、何処の河川もツルマンネングサが あるので、拡散は免れないでしょう。 蝶好きの私としても、駆除は無理です
ダンダラさん、こんばんは。
少ないことは覚悟のうえで行ってみましたが、やはり見るのは簡単ではありませんでした。 裏面の黒斑は大きめでしたが、後翅表の亜外縁にでる青白色斑は、ダンダラさんが撮られたものと比べてもほとんど消退しておりました。 僕も人の手による駆除は難しいかなと思いました。 別の要因で(何かはわかりませんが、近親交配とか寄生生物の侵入とか)いなくなるかもしれませんが。
LUFFYYさん、コメントありがとうございます。
実はLUFFYYさんのブログも参考にさせていただき、厳しいことは承知のうえで、下流をメインに探した結果見つけることができました。 河川敷だけでなく、近くの駐車場の脇にも食草がはびこっていたりするので、拡散は心配です。 可愛い蝶なんですけどね。
ムシャクロツ見れて良かったですね。
僕は遠征は難しい状況なので、行けるまで発生して欲しい気持ちも少しありますが、難しい問題ですね。 昨年の皆さんの撮影からはかなり増えているかとも思いましたが、採集や寄生などでバランスはとれているのかもしれないですね。 ![]() ![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
banyanさん、こんばんは。
僕もこの蝶だけのために名古屋まで行く根性はありませんでしたが、出張がらみで行く機会がもてました。 数は少ないですが、しばらく消滅はないのではないでしょうか。 可憐な蝶なのでチャンスがあったらトライしてみてください。
grassmonblueさん、コメントありがとうございます。
このメスは長いことモデルになってくれた後産卵まで披露してくれてありがたかったです。 駆除すべき蝶であることは知っていても、この狭い範囲なら世代をつないで欲しいという気持ちも抑えることができませんでした。
鍵コメさん、コメントありがとうございます。
コメント入れさせていただきました。 ![]()
新種発見というと、実にありがたい話題なのですが、駆除対象の蝶となると複雑な心境ですね。大変勉強になる記事で、参考になりました。^^
CLと棒さん、コメントありがとうございます。
蝶では、もう本当の意味の新種発見はないでしょうね。 外来種でも人為的に持ち込まれると駆除対象となってしまうようです。 理由は理解しているつもりですが、人は勝手なものですね。
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