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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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数を増すイトトンボ
連休初日は仕事の前に立ち寄ってみたいポイントがあったが、武相マラソンとかで大幅な交通禁止区域が設定されていて、行くことができなかった。ものすごい数の警察官が規制に当たっていた。一日中仕事にしてもよかったけど、別の場所に寄ってみた。休耕田の脇の池にはホソミイトトンボ(ホソミ)がいた。
数を増すイトトンボ_e0167571_10104764.jpg
糸のように細い独特の体型だ。交尾も1回目撃したが逃げられた。やはり数がもっと多くないと生殖活動の撮影は難しそうだった。若いダビドサナエは黄色い斑紋がきれいだった。
数を増すイトトンボ_e0167571_1011164.jpg

ということで4月最後日は神奈川県西部に向かった。ホソミはここ10年ほどで神奈川西部では急速に個体数を増しているらしい。
予想通りそこの池で見かけるイトトンボのほとんどがホソミ(ごく一部が若いクロイトトンボ)。
9時半頃からそこかしこで交尾が始まり、10時を過ぎると産卵も始まった。
数を増すイトトンボ_e0167571_10113862.jpg
産卵はすべて連結産卵。
数を増すイトトンボ_e0167571_1012427.jpg
オスはほとんどの場合直立姿勢をとる。必ず枯れた植物組織に産んでいた。1ペア産卵していると他のペアも近くに飛来して産卵を始める。「隣の芝生は青い」ってやつだろうか。蝶の吸水と同じ心理かもしれない。1ペアでもオスメス両方にフォーカスするのは難しいのに、2ペア以上は至難の業。池に自由に入るわけにもいかないので完璧な方向に回り込めないのだ。
数を増すイトトンボ_e0167571_10125946.jpg
数を増すイトトンボ_e0167571_1013925.jpg
バリアングルモニターがなかったら産卵写真はお手上げの場所だった。
ここは伊豆半島ではないが、ここのカワトンボはアサヒナカワトンボとニホンカワトオンボの雑種由来の伊豆個体群らしいので撮っておいた(Bull. Kanagawa prefect. Mus., no.39, pp. 25-34, 2010)。
数を増すイトトンボ_e0167571_1013313.jpg
雑種由来の個体群がいるなら、素人目にはそもそもアサヒナとニホンはほんとに別種なの?という気もするが・・・。
Top▲ | by dragonbutter | 2016-05-01 10:18 | トンボ | Comments(2)
Commented by maximiechan at 2016-05-02 05:23
ホソミイトトンボは埼玉でも増えています。
昨日は念願の越冬個体初見初撮影が叶いました。
カワトンボ2種の区別は私には全く分からないので、カワトンボとしか認識していません。
Commented by dragonbutter at 2016-05-03 09:37
maximiechanさん、コメントありがとうございます。
減っていくトンボが多い中で、このような魅力的なトンボが増えてくれるのはうれしいですね。
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