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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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海辺のクロツなど
2泊2日で九州を旅してきた。
妻と一緒なので半分は観光、1日は雨だった。
先ずは海クロツ、ことクロツバメシジミ九州沿岸亜種(Tongeia fischeri shirozui)。
このような海岸に生息するという。
海辺のクロツなど_e0167571_2025146.jpg

写真では風光明媚な海岸に見えるが、実際歩き始めると夥しい数のハングル文字が書かれた漂流物!足元を気にしながら少し歩くとタイトゴメの生える場所が。
海辺のクロツなど_e0167571_20252764.jpg
そこに1匹だけ小さな黒いシジミが飛んでいた。これが海クロツだった。去年の秋、福岡県の海岸で空振りしているのでうれしかった。
海辺のクロツなど_e0167571_2026097.jpg

この1匹だけだったが新鮮で、海クロツの特徴を撮ることができた。大きめで明瞭な黒点と目立つオレンジ斑、後翅裏面外縁の黒斑列の間の白帯、シルバーグレイの地色、東日本亜種に比べワンランク上に見えるのは贔屓目だろうか。
そしてなんといっても後翅表面の外縁に沿う青白紋の列がチャームポイント。
海辺のクロツなど_e0167571_20262037.jpg
海辺のクロツなど_e0167571_20263350.jpg

生息環境の違いもあって、東日本に人間にとってはまるで別種のようだった。海を写しこんだ広角にも挑戦したが、残念ながら肝心のクロツがピンボケ(泣)。掲載は見送りです。
近くの海浜公園でも飛んでいたが、翅が大きく破損していた。
この後場所を変えて山が迫る農道を歩いていた時、ヒメウラナミジャノメがすぐそばにとまった。撮るつもりはなかったけど、ちらっと眺めると蛇の目の数が少ない!
海辺のクロツなど_e0167571_2027968.jpg
まさかと思ったけど、どうみても関東にはいない「ヒメ」のつかないウラナミジャノメ。想定外の9年ぶり2度目の撮影となった。
海辺のクロツなど_e0167571_2030214.jpg
海辺のクロツなど_e0167571_20301445.jpg
海辺のクロツなど_e0167571_20302784.jpg

とてもおとなしくて飛んでもすぐにとまってくれる。最初からいると知っていたらそのつもりで捜したのだが、時間も迫っていたので移動した。
林縁ではホソミイトトンボが多かった。新鮮な越冬型と思われる。
海辺のクロツなど_e0167571_20334573.jpg
水域からはずいぶんと離れた山の中だった。このまま冬を越して春を迎えると鮮やかな青色に変身する。しかしよく見るとこれも少し青みがかっていることがわかる。図鑑にはあまり書かれていないが、越冬時にはいったん褐色になり春再び青くなるようだ。
ヒメジャノメがお見合いしていた。
海辺のクロツなど_e0167571_20341362.jpg
上のメスは蛇の目がとても大きく、裏面の白帯も太くて一見リュウキュウヒメジャノメのようだ。
海辺のクロツなど_e0167571_2034334.jpg
更に蛇の目の外側に幅広い白色領域が広がる。フィールドで気づいてもっと真剣に撮るべきだった。
限られた時間の中でも観光、温泉、そして海の幸も楽しめた旅だった。
Top▲ | by dragonbutter | 2019-09-03 20:38 | チョウとトンボ | Comments(0)
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