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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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冬を越す蝶、越せぬ蝶
僕は例年冬に一度か二度風邪をひく。仕事を休むほどではないけど、今年はそうはいかない。下手に出勤して、もし新型コロナだったら大変なことになるのでうかつに風邪もひけない。今のところインフルエンザは新型コロナの予防対策がなされているためか、海外との往来が減っているためか、例年に比べて激減した状況が続いてくれている。
蝶にとっても冬は試練の季節。幼虫で越冬する蝶を探した。近くの公園でエノキの落ち葉をひっくり返してみたらすぐにゴマダラチョウの越冬幼虫が見つかった。
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この公園では外来種のアカホシゴマダラの方が優勢であるが、ゴマダラチョウもしっかりと発生を繰り返している。
コムラサキの越冬幼虫を長年見つけたいと思っていた。今年は多摩東部の公園で第1化の産卵と第2化の幼虫を撮影できた。そのポイントへ行ってみた。ここは樹高せいぜい5m程の貧相なジャヤナギが2株。湿地の奥にはもっと生えているかもしれないが立ち入りは憚られる場所だ。夏見つけた幼虫の数は少なかったのであまり期待はしてなかった。越冬幼虫はとても小さいとのことで、メガネの上からハズキルーペをかけたり、裸眼になったりして探すこと15分。幹にできた溝で発見。
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見事な保護色。一度目を離すと見失いそうなので近くの小枝にティッシュペーパーを巻き付けてカメラを撮りに行く。長さは1cmくらいかな。溝に沿って体を曲げている。高さは約1m。北西に向いていた。もう1本の株からも1匹発見。こちらは南向きだった。
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イチモンジセセリは関東南部では越冬可能であるが、寒さや除草などの農作業で春まで生き残る幼虫はとても少ないようだ(2000 関東東山病害虫研究会報 第47集)。下は死亡していた2幼虫とその越冬巣です(最初がススキ、次がヨシ)。
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最初の例では寄生昆虫と思われる蛹?がいるようだ。
下は12月中旬時点で無事の巣と幼虫(ススキ)。
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冬を越す蝶、越せぬ蝶_e0167571_21364900.jpg
以後寒中に少しでも巣を開くことは致命的となりかねないので自粛している。
長くなりましたが今年の更新もこれが最後でしょう。きわめて強力な年末寒波がやってくるようです。我々も何とか無事に年を、また冬を越したいものです。

Top▲ | by dragonbutter | 2020-12-27 21:44 | チョウ | Comments(0)
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