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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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対馬の湿地にて
対馬では一晩雷雨があったのみで好天に恵まれた。雨男返上かな(笑)。
目的のタイワンシオヤトンボ、昔はシオヤトンボの亜種だったが別種に格上げされた。日本では対馬にだけ分布する。
春の湿地で発生するという。ピンポイントの情報は無かったが、湿地があるらしいということで辿り着いた場所と、運転中に道路わきに見つけた湿地の両方で発生していた。
対馬の湿地にて_e0167571_21174209.jpg
対馬の湿地にて_e0167571_21175509.jpg
シオヤトンボでは翅胸側面の黒条が2本であるが、本種では融合して太い1本となる。
あちこちでオス同士の激しいバトルが見られた。
対馬の湿地にて_e0167571_21144633.jpg
まだ生殖活動のピークには早いようで、交尾と産卵を見つけるまでは忍耐が必要だった。 
産卵の目撃は3回。その内で最も長く観察出来たメスについて載せる。
最初は交尾態として飛来した。交尾はすぐに解け、すぐに産卵を開始(11:18)。オスが近くでホバリングしながら警護飛翔。このあたりは本土のシオヤトンボと変わりない習性。
対馬の湿地にて_e0167571_21153382.jpg
対馬の湿地にて_e0167571_21154759.jpg
この後オスから離れて更に産卵を続ける(11:19)。
対馬の湿地にて_e0167571_21161939.jpg
ここにオスが襲いかかり再び交尾態となる(11:20)。
対馬の湿地にて_e0167571_21163464.jpg
腹部の擦れた跡から先ほどと同じオスである。今度の交尾は長めだった(11:20-11:24)。
解けた後、オスは産卵を促すような行動をみせたが。諦めたのか飛び去る(11:25)。
対馬の湿地にて_e0167571_21170448.jpg
対馬の湿地にて_e0167571_21171602.jpg
メスは腹部の黒条が発達しシオヤトンボとはかなり異なる印象を受ける。
結局今度は産卵をすることなく高所に飛び去った。トンボはこの他にはシオカラトンボ、クロスジギンヤンマ、ウスバキトンボを見たのみだった。

Top▲ | by dragonbutter | 2022-05-10 06:00 | トンボ | Comments(0)
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