去年神奈川で撮影したムシャクロツバメシジミ。移入種なので「残念ながら」というべきかもしれないが、今年も発生していた。すっかり定着したようだ。新鮮個体が多かった。

後翅亜外縁に青白斑列のよく出ているメスが撮れた。

食草であるツルマンネングサでの吸蜜はこの季節しか撮れないので何枚も撮った。

去年撮れなかった交尾シーンはなかなか見られず、いったん近くのラーメン屋さんで昼食をとって、再び行ってみた。帰ろうかと思った頃、2匹が絡んで飛んだ後交尾が成立した。どちらも大変新鮮な個体だった。

護岸壁では殺風景なので、そっと手を差し伸べて近くのムラサキツメクサに移動してもらった。そうしたらいつの間にかメスはちゃっかり吸蜜を始めた。

以前両者とも湿った地面から吸水しながら交尾しているヒメウラナミジャノメを撮ったことがある。交尾は少なくとも12分続いたが、最後までは確かめなかった。