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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
by dragonbutter
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奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで
アマミサナエと並んで見たかったのがタイワンシオカラトンボ。派手さのあるトンボではないが、奄美では極めて稀と聞いており、よほど運に恵まれないと出会いはないだろうと思っていた。
このトンボは東南アジアでは最普通種で、昨年末ランカウイで撮れているが、やはり日本で撮りたいもの。分布が変わっており、九州南端から奄美諸島にかけて分布するが、沖縄諸島から先島諸島までが空白域となる。
道の脇から水が浸みだしているような貧弱な水域にいるという。山道ではそのような場所に注意しつつレンタカーを進める。何カ所か怪しい場所はあったが、いたのはオオシオカラトンボばかり。
ここが最後かと思って走っていた村道で水の浸み出しを発見。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20490578.jpg
複数のオオシオカラトンボが飛んでいる。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20265515.jpg
その中にオオシオカラよりやや小さめで幾分白っぽいトンボを見つけた。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20310415.jpg
近づくと念願のタイワンシオカラトンボだった!
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20314048.jpg
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20315540.jpg
1匹だけだったが何とか見つけることができた。よくこんなところでヤゴが育つものだと思う。
日本には9種のシオカラトンボ属が分布するが、これで全種撮影できたことになる。
その他のトンボを一部紹介する。
小規模な池でトンボの撮影中、巡回中のリュウキュウギンヤンマのオスがメスを捕まえた。空中ですぐ交尾態となり飛び回る。飛び去らないでくれと願いながら目で追っていたら、斜面にある木の枝にとまった!
夢中になって茂みをかき分けて登り、逆光気味で厳しい条件ながら何とか撮影に成功。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20344759.jpg
リュウギンの交尾態の写真はあまり見ないので貴重なシーンが撮れた。この時ばかりはハブの恐怖も忘れていた(笑)。
暗い細流では必ずと言っていいほど会えるアマミルリモントンボ。連結体が飛ぶとどこからともなく単独オスが現れてちょっかいを出す。しかしとまってしまうとすぐ近くにいても互いに無関心となる。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20351555.jpg
暗い林の中を流れる細流が溜まった小さな池にヤンマが産卵に来た。ヤブヤンマだった。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20352704.jpg
アマミヤンマかヒメミルンヤンマだと思って興奮したのは内緒(笑)。
コフキヒメイトトンボの交尾と産卵。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20355108.jpg
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20355726.jpg
手に乗ってくれたアマミトゲオトンボ。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20361744.jpg
最後に奄美群島以南で最高峰の湯湾岳への木道でとぐろを巻いていた1m近くはあろうかというリュウキュウアオヘビ。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20363043.jpg
そっと通り過ぎようとしたら鎌首をもたげて威嚇された。
奄美のトンボ -2- 林道脇の浸み出しで_e0167571_20364480.jpg
無毒の蛇だが気は強いようだ。
まだ撮りたい種類やシーンは山積みだが、残り短い人生で再訪できるかは疑問だ。
いくつかは目のいいHさんの発見です。お付き合いいただきありがとうございました。

Top▲ | by dragonbutter | 2025-06-21 06:00 | トンボ | Comments(2)
Commented by H at 2025-06-22 12:56
シオカラトンボ属のコンプリート、おめでとうございます。あちこち探しまくって数十匹のオオシオカラの中、たった一匹を見逃さなかったのはさすがです。
Commented by dragonbutter at 2025-06-23 17:45
ピンポイント情報がない中、ほぼ諦めていましたが、運よく出てくれてラッキーでしたね。
道がしっかり直されるといなくなるのでしょうか。
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