偶然ですが、青色系の蝶やトンボの話題が続きます。

週末は東京の猛暑から逃げ出して高原へ。Yさんのご案内でSRさんと新しいルリイトトンボの発生地を訪問した。

池の周りの草地には多数のルリイトが飛んでいた。

何とか池の端に降りた。クロイトトンボ、エゾイトトンボ、タカネトンボ？、ヨツボシトンボなどの中に少数のルリイトがいて交尾していた。

まだ産卵の観察には早かったようだ。羽化直後のアオイトトンボ、オオルリボシヤンマもいた。

11時近くなると池の周りの草地でも交尾が見られた。

この後牧場に移動。ナワシロイチゴにびっくりするほど数多くのヒメシジミがオス、メス入り混じって集まっていた。驚くと紙吹雪のように舞い上がった。

ヒョウモンチョウ（コウゲンヒョウモン）も出始めていた。

最後に、この春モイワサナエの羽化を観察した細流へ。オスもメスもまだまだ健在だったが、産卵にはなかなかやってこなかった。

3時近くになって、メスが流れから1m近く離れた草むらにとまった。草の影になってうまく撮れていないが、よく見ると腹端に卵が見える。放卵しているようだ！。2分余り経過した写真で卵の一部が落下してなくなっている。遊離性静止産卵を行った証拠だ。この更に１分後、短時間のホバリングの後再び静止すると腹端の卵はなくなっていた。

落下の瞬間は見落としたが、遊離性飛翔産卵が行われたようだ。卵は全て水面ではなく、水際の草地に落下したことになる。

お二人のお陰で楽しい一日となりました。