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蝶とトンボを中心に自然を写した記録
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大雪山撮影行-1-
しばらくブログの間隔があいたのは、こんな場所に行ってきたからです。
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大雪山です。以下は6月20日(土)の記録です。
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ずいぶん前からHさんとウスバキチョウを撮るため、この山行を計画していた。
ウスバキは日本では大雪山にだけ生息する高山蝶で、ずっとこの黄金色の蝶に会えるのを夢見てきた。しかしこの蝶、羽化後2、3日で色がうすれて、白っぽくなってしまう。きれいなウスバキに確実に会うには、遅くとも6月20日頃までに登る必要がある。
そこで林道開通直後のこの週末に賭けた!
安い航空券は当然変更が利かないし、仕事の関係からも直前の計画変更は無理。
この日が近づくにつれ悪化する天気予報を横目でにらみながら、玉砕覚悟で19日夜、旭川に飛んだ。
今年の6月の北海道は稀にみる天候不順が続いているらしい。蝦夷梅雨というやつらしい。許された時間は正味3日である。
翌朝、窓から見る空はどんよりと曇っている。でも山は稜線までよく見える。予報からも、今日午前が勝負とみた。
登山口には6時頃着いて、時々薄日が射す中歩きだす。この時期はまだまだ雪が多く、登山道はまだ大部分雪の下だ。緊張を強いられる急な雪渓のトラバースを繰り前しながら徐々に高度を上げる。
8時前に着いたポイントには、既にカメラ片手に初めてお会いする北海道の蝶のアブドゥさんが到着しておられる。気温が低いからか、日差しが弱いからか、ウスバキはたまに飛ぶだけだが、3人で夢中になって撮影した。
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新鮮な個体が多いが、もう既に黄色がやや褪せている個体もいた。しばらくするとやはり初対面の四季彩散歩のNoreenさんが登って来られた。Noreenさんが来られた頃からウスバキの出現が俄然増えた。ミネズオウやイワウメで無心に吸蜜をするシーンも撮れた。
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そのうちもつれ合って飛んでいた2匹が地面に降りた。交尾だ!そこへ別のオスがアタックし、3匹が集まってどうなっているかわからない塊となる。
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最後のオスがあきらめて飛び去ると2匹はきれいな交尾の姿を見せてくれた。
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皆さんの声で振り向くとキタキツネだ。人を恐れる様子は全くない。
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よく見るとネズミを咥えている。近くに巣穴があって、子供に餌を運ぶ途中だろうか。
Noreenさんの「アサヒ!」という声に走り寄ってアサヒヒョウモンを撮る。
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これも大雪山特産の高山蝶で、撮影チャンスはウスバキより少ないといわれている。残念ながら証拠写真を撮ると飛び去った。アサヒは何度か視界を過ぎったが、カメラにはこれしか収められなかった。
もう一段上の方が多いと聞いて、急な雪渓を登ってみるがアサヒは飛んでいない。
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ここまで来たら、と、更にもう一丁雪渓を越えて頂上まで登り、雄大な残雪の山々を眺めて来た。
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もう1種類撮りたかったダイセツタカネヒカゲの姿は見られなかった。
学生時代に二度登った大雪。当時はひたすら峰から峰へ縦走し、小さな生き物に目を向ける余裕はなかった。今回は雪上の楽園で遊んだ夢のような一日だった。午後からはぽつぽつと雨が降り始める中、下山した。
<山麓の生き物は次回に>
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-06-24 21:35 | チョウ | Comments(8)
赤城姫に会いに
明日から天気が崩れそうなので、連休最後の遠出をする。
赤城ヒメギフ撮影だ。
以前は群馬県の北部にいくつか産地があったらしいが、現在関東でヒメギフチョウが見られるのは赤城山だけだ。
昨日はニュースで高速の大渋滞を報道していたので、家を5時半頃出たが、既に渋滞は始まっていた。
9時頃目的地に着くと、「赤城姫を愛する集まり」の方たちが集合しているところだったので、お話をしながら一緒に登り始める。途中は1匹も出現しなかったが、山頂に着くと、反対側の南斜面でかなりの数が飛んでいる。しばらくぶりにお会いするTheclaさん他、10人近いカメラマンが既に到着している。薄曇のせいか、結構とまってくれた。
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そのうち2匹がもつれ合って地面に墜落。すわ交尾か!、と思ったが、どうもオス同士の戦いであったようだ。
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一度だけスミレに訪れたが、あわてて撮ったらしっかりピンボケ。まだまだ未熟だ。むしろシャッターを押す寸前に飛び立った写真のほうが面白い(負け惜しみ)。
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超接写で写すと毛むくじゃらな顔が蛾みたいでちょっと気味悪いね。
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帰りにカタクリの花で粘ってみたが、雲が厚くなって飛来しなかった。
やや消化不良ではあったが、初めての場所だからまあまあとしよう。
帰りは覚悟していた渋滞が全くなくて、拍子抜けした。
最後になったが、赤城姫を守っておられる地元の方々に敬意を表したいと思います。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-03 21:18 | チョウ | Comments(2)
徳島行
[4月29日の記録です]
友人に不幸があって急遽徳島に行くことになった。
日中の数時間を使って郊外を歩くことにした。
まずローカル線に乗って少し南下する。1両編成のワンマンディーゼルカーだ。もちろん単線。トリプルワン(1)だ。「運転中は危険ですから運転士には声をかけないでください。」なんていうテープが流れるなんて、都会では考えられないほど乗客と運転手の距離が近い。
ガタゴト揺られて数駅先で降りてみる。全く当てがなかったわけではないが、植物園に行けば、花にアゲハの仲間が訪れているかも知れない、といったくらいのものである。
道を聞くと4キロほど先という。それくらいならたいしたことはない、と思って歩き始める。まずダイミョウセセリが飛び出す。後翅に白帯がでる関西亜種ってやつだ。
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車道を延々と歩くがなかなか着かない。そのうち足が棒のようになってくる。いけない、こんなことでは夏に山に登れないぞ。2キロ増加した体重もきいてるんかな。
やっと目的地に近づき上り坂になったとき、左手に、木立に囲まれた、なんかよさげな溜池が見下ろせる。近くに寄れそうだ。うん、ここに行かないてはないだろう。
近づくとさっそく細身のサナエが逃げていった。サナエの仲間は東と西でかなり見られる種類が異なるので、とにかく写真に撮れば初物になる可能性が高い。半周ほど行くと池に続く草地に出た。トラフシジミは既にだいぶ擦れている。
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ここでやっとさっきのサナエのメスと思しきやつが撮れた。
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水際で縄張りを張るオスの写真もゲット。
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とにかく後で調べないとわからないので、いろんな角度から撮れるだけとって、後日調べるとフタスジサナエのようだ。西日本に広く分布するものの、一部の地域では激減しているらしい。もちろん関東では見ることができない初物だった(Matszさん、確認ありがとうございました)。気をよくして行った植物園では何も成果はなく、帰ろうとした下り道で、路傍の芝桜にナガサキアゲハが訪れていた。新鮮なメスだ。南にいくほど後翅の白斑が大きくなるというが、春型だからであろうか、最近分布を広げて東京でも見られるようになったメスとそう大差ない感じだ。
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帰りは徳島駅行きのバスの便があることがわかって、あの長距離を歩かずにすんでよかった。
撮影は2時間ばかりであったが、長い間の友が最後にくれた貴重な時間であった。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-05-01 22:31 | トンボ | Comments(0)
魚沼の宝石(その2)
日当たりの良い東斜面を登っていく。このあたりは多分1-2週間前まで雪の下であったようだ。枯れ草が地面にべったり貼りついているから。少し登ると斜面に淡いピンクの花が咲いている。キクサキイチゲかな、と思って近づくとちょっと違う。
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図鑑で見覚えのあるミスミソウだ!夢中になって写真を撮った後、辺りを見回すと、何と!白、赤紫、ピンク、青紫の株が開花しているではないか。
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雪国のミスミソウはオオミスミソウといって、大柄なだけでなく、花の色が変化に富むのが特徴である。ほとんど隣り合って咲く株でも、花の色が全く違うのが不思議だ。遺伝子の違いによるのだろうか。7色の宝石をばら撒いたようだ。
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しばらくギフのことはすっかり忘れていたが、気分を落ち着かせて斜面を登ると、反対側の斜面で、遠目に頻繁にギフが飛ぶ場所があったので、ブッシュを漕いで降りていく。そこにしばらく座って次々に飛来する個体(といっても大部分は同一個体)の飛翔写真を狙うが、まともなものはほとんど撮れなかった。ひとつだけ2匹で争っているところが入った写真があったがこれもボケている。
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近くのヤマザクラに訪れたところを撮れたが、後翅が破損しているのが残念だった。これが唯一のチャンスであって、この後二度と花にとまらなかった。
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カタクリの咲いているポイントが見つかると良かったんだが、また来年だね。
大体の場所を教えていただいたF先生、ありがとうございました。
帰りの関越は、事故で赤城-渋川伊香保間が閉鎖され、ひどい目にあった。帰りにコブクロの「蕾」を聞いていたら、おととし他界した母親と、さっき見たミスミソウが交互に脳裏に浮かんだ。
今日はギフには申し訳ないが、「目に焼きつき度」ではミスミソウに軍配が上がったかな。全く予想外だったしね。
参考までにミスミソウはユキワリソウとも言われるが、正式和名のユキワリソウはサクラソウ科の全くの別種なので注意が必要です。新潟ではそんなに珍しくないのかも知れませんが、初めて見て感動しました。ちなみに昨夜の「天地人」でも武田勝頼の妹、菊姫の心を開かせる場面でミスミソウ(ユキワリソウと呼んでいたが)が登場しています。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-20 22:56 | 植物 | Comments(6)
魚沼の宝石(その1)
今日は新潟の中越地方にギフチョウを見に行くことにした。
ちと遠いので5時前に出発。それにしても好きだね。
途中でちょっとだけ仮眠して(最近早朝出発すると途中で一度眠くなる)、9時前には一応目的地に到着。しかし初めての場所でポイントを知らないので、適当に車を止めて歩いてみる。まず目を引いたのがオオバキスミレ。雪国ではいくらでも見られるんだろうが、表日本の人間にとって黄色いスミレは新鮮だ。
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去年行った小出の近くではカタクリとキクザキイチゲがくさるほど咲いていたが、ここでは非常に少ない(キクザキイチゲは全然見なかった)。ちょっと訪花の写真は難しいかもしれない。
全然飛ばないので少しずつ山手に上っていく。
それでもルリシジミがちらほらするだけだ。しばらく登ると特別大きな杉のある丘陵の上に行き着いた。春日八郎の別れの一本杉が思わず口をついて出てきそうな場所だ(一応私の生まれる前の曲だが)。遠くに残雪で真っ白な守門岳が見える。裸の崖が目に付くが、中越地震の爪跡だろうか。
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まだ早いけどおにぎりをひとつ食べようかと腰を下ろしたところ、突然2匹のギフが飛来した。うち1匹がとまったので証拠写真を撮る。
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新鮮な個体だ。ボロボロのヒオドシチョウも飛んでいる。ギフチョウを探していると必ず現れるチョウだ。
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全く間違ったところに来たようではないので、このあたりを少し落ち着いて歩いてみることにする。しかしここで私にとってはギフチョウよりびっくりするものを見ることになるとは思っていなかった。 (続く、今日は眠いので)
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-04-20 00:07 | チョウ | Comments(0)
アゲハ1号
今日は午前中春の雨が降った。
出勤して仕事をしていたが、昼ごろから晴れてきたので、そこそこに切り上げて今日は緑区の四季の森に行ってみた。
駐車場に着く直前、WBCの対韓国戦で日本が決定的な得点を挙げたから、安心して散策を開始。
暖かくてどうみても4月の散歩である。モクレンが満開で、ソメイヨシノのつぼみも今にも開きそうだ。モンキチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、キタテハがちらほらと飛んでのどかだ。
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しばらく歩くとモンキチョウより一回り大きな黄色と白の斑模様の蝶が目に入る。地面にとまったので近づくとアゲハチョウであった。こんなに早くお目にかかれるとは思っていなかったので、一瞬いるはずのないギフチョウが頭をよぎってしまった。それほど小さくて可憐なアゲハであった。
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私はアゲハ、キアゲハを比べるとキアゲハの方か好きであるが、春一番に羽化したものを間近に見て、少し考え直さないといけないと思った。
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Top▲ | by dragonbutter | 2009-03-20 18:56 | チョウ | Comments(6)
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